不定期戯言

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2014.03.31 (Mon)

(いろんな人の)転勤

・私は私立に勤めているので転勤はないが,Facebookではあの人やこの人の転勤報告を見かける。その学校名も込みで名乗るのが馴染んできたのに,変わっちゃうんだな。絶対に覚えきれない。

・私がやってる仕事は,転勤がないことを前提にやっているところがある。教員の授業外の仕事は「校務分掌」ということで統一されていて,そこではITが想定されていない。だからITを抜きにして引き継げるようなシステムが出来上がってしまっているのだろう。かといって,統一するITシステムが存在し得るとも思わない。転勤のない私立で仕事していてもその変化の遅さにはうんざりしているのだから,公立で変革の意識を持った人からすればたまったものではないだろう。解決する方法なんてとてもじゃないけどわからない。

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2014.03.30 (Sun)

Excel方眼紙

・Excel方眼紙に関連して,某所でまとめられている情報からいくつか拾ってみる。「伝統的エクセル方眼紙による弊害とその代替案」にはメリットとしてWYSIWIGがあげられているが,ExcelってWYSIWYGじゃない。一応プレビューの通りには印刷してくれるのだけど,普段の編集時は印刷イメージ通りではないので,特にセルいっぱいに文字を書くときとか,セル内で改行するときに困る。こないだ困ったのは画面では2行に収まっているのが印刷は3行の文字列になってしまい,セルの高さは2行で計算されているので(分量にあわせて広がる設定なのだが,編集画面の行数が印刷にも反映されているのではないだろうか)3行めが印字されないというケース。それはそれとして,「痛い思いをするまではExcelでいいんじゃね?」ってのは極めて正しい方策だと思う。

・Excel方眼紙で仕様書を書いてるんじゃねーよ,という渡辺幸三氏のXEAD Modelerはちょっと気になっている。実際に使うとは思わないけど,この思いはわかる。「SE」というマンガに,仕様定義を書いたファイルを食わせるとソースコードを吐き出すようなプログラムを作る場面が出てくるけど,それみたいな感じかな。

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2014.03.29 (Sat)

ケッコンカッコカリ

・艦これの話なのです。来月かと思っていたが,案外順調に進んだので(というか進めないところがあって反復する必要があって経験値を稼いたので)ケッコンカッコカリに進むことができたのです。こんな感じなのです。

・第六駆逐隊はロリだとかいろいろ言われるが,かみさん(同い年)が背が小さくて童顔なために,実の娘に「お父さんってロリコン?」と言われた私に今更失うものはなかった。

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2014.03.28 (Fri)

休みなのだが

・春休みで唯一日曜日以外に休みを取ったのが今日なのだが,朝から職場にいたりする。とはいえ,休みなので昼に抜けて本を探しに行った。表紙を眺めつつ「教育に限らず,『いい』と思うことをどんどん足し算した結果,歪な形でどんどん仕事が増えていくのがこの国の常なのかな」みたいなことを考えたりする。他の国のことは知らないけど。

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2014.03.27 (Thu)

PenFlowchart for JavaScript 1.07

・今回の変更点は,出力するHTMLファイルにcharsetの指定を追加したことだけ。ソースもその部分しか書き換えてない。

・ついでに構文解析をどうするかについても考えた。先日JavaCCの本を買って取り組んでいたのは,たとえばa=b=c;みたいな書き方を許すようにするにはどうしたらいいか,ということだったのだけど,許さなくてもいいんじゃないかなあと思ったのだ。これをOKにしちゃうと,どうやってフローチャートで表現するのかというのが問題になるし,だったらフローチャートで「そのまま」表現できないことは許可しなくていいじゃん,みたいな。

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のぐー wrote at 2014-03-28 12:15:

a=b=c;みたいなのは単なる式なので、ひとつの式はひとつの四角い箱に入れればいいのでは。>フローチャートの表現。
あと式の構文解析は再帰下降法で手で書いてもたいしたことにならないと思う。演算子順位法というのもあるらしい(そっちはもっと簡単らしい)が。

わたやん wrote at 2014-04-07 08:49:

代入とか入力とか表示とか,区別して表現したいという考えなのです。一つの箱にしちゃうということは考えたのですが,そこのところで抵抗があるのです。

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2014.03.26 (Wed)

情報教室

・新年度に向けて,情報教室端末のアップデート。私のプログラムもaptに入れて自動アップデートするんだ…と思ってたら,PenFlowchart for JavaScriptで出力したファイルがkonquerorでは文字化けすることが判明。帰ったら直さなきゃ。といってもcharsetの記述を追加するだけだけど。

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2014.03.25 (Tue)

いろいろ準備

・部活の合宿を,結局やることにしたのでいろいろ準備。いろいろ落ち着いてないからこの春はしないことにしようかとか思っていたのだけど,彼らにそういう気があるのであればということで予定を押し込む。合宿の翌日から会議が入っているので,私は休みがなくなるわけだが,例年のことなので気にしないことにする。また,動き続けるのだな。

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2014.03.24 (Mon)

科学の甲子園

・Facebookで教えてもらったのだが,科学の甲子園全国大会で,私の母校である伊勢高校が優勝したらしい。なんだか嬉しい。

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加賀さん…

・「艦これ」がアニメ化されるらしい。で,そのサイトの加賀さんを見て,弓の構え方がおかしいというツッコミが入っている。確かにこれではだめだろうというのは素人目にもわかるのだが,弓道はマンガやアニメやゲームでツッコミが入るケースが多いように思われる。その後,演劇の立場から見たらこれはどうだとか,そんなことより胸がしぼんでいることが問題だとか,いろいろ話は尽きないようだ。愛されてるなあ。

・うちの電はLv98だ。もう少しだ…。

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2014.03.23 (Sun)

よく寝た

・8時近くまで寝ていて,足がつったので起きだした。久しぶりの休日。日中は何度かに分けて昼寝。何度でも眠れる。疲れてたんだなあ。人に会うことばかりだったからかな。

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2014.03.22 (Sat)

日本情報科教育学会第2回研究会

・午前中はずっと仕事がつまっていて,それをどうにか片付けて大阪に向かう。お昼はホームできしめんでも食べようと思っていたのだけど,混んでいて無理だった。

・少し迷って到着したので,まともに聞けたのは最後のセッションだけ。田崎氏の発表にあった「A 知識の伝達/収集」「B 思考」「C 学習成果の表現」「D フィードバック/発展への支援」のバランスということで自分の授業を振り返ると,明らかに偏りがあるな,と思った。

勝田氏のビッグデータ分析については,生徒が勝手にいろいろな視点を見つけてくることが面白いと思った。アンケートと個人のひもづけに関して質問したかったのだけど時間切れ。隣に共同研究者の稲川氏がいたのでちらっと聞いてみたら,データを人ごとに集約した後はひもづけをはずしているとのこと。「この回答が,誰のものかわかった状態で担任や部活顧問に伝わったらどう思う?」って考えさせると面白いかなと思って,そのようなアプローチをしているか尋ねたかったのだが。

鹿野氏,五月女氏はどちらもApp Inventorを用いた実践。これをストレス無く使うにはそれなりの性能が要求されると思うんだが…。それはそれとして,具体的なモノにつながってるプログラミングは楽しいだろうと想像する。五月女氏は「自宅でもインストールしてみた」という学生が28.3%であることを少ないと感じていたようだが,私の感覚ではすごく多いように思われる。二人とも参考文献に塚田翔也氏の『30分でつくれるAndroidアプリ』をあげていたというのがおもしろい。

・懇親会を終えて,帰りの電車では江島氏とずっと話し込んでいた。関係ないことも含めて。

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2014.03.21 (Fri)

忙しい

・引き受けなくてもいいはずだったことを引き受けたりなんかもして,普通の仕事もあったりなんかして,とても忙しい。何年かぶりに「休みたいなあ」という気持ちが起きている。忙しさを過小評価していたのかな,とも思ったけど,それは言い換えれば自分の能力を過大評価していたということかもしれない。そうは思うのだけど,手を狭めるのは最後の手段にしておきたい。なんのかんの言っても,仕事体質なんだと思うし。さあ,明日はさっさと仕事片付けて大阪に行くぞ。

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2014.03.20 (Thu)

納会

・終業式…と高校入学者の登録という慌ただしい仕事が終わって,今年度の納会。今年の退職者には,一緒に入試作業をやってきた人たちがいて,彼らとは戦友というかそういうつながりがあると思っている。私も自分の後をどうするか考えなくちゃいけない。

退職される講師の方とも少し話を。周囲の協力も含めて,作り上げるのに10年かかったものを,今後守れるかどうか。それは情報についても言えることだ。

・今読んでる本と,このあたりで考えたことに妙につながりがあるのだけど,それはまた日を改めて。

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2014.03.19 (Wed)

肩の痛み

・ふとしたはずみで左肩をいためた。自転車に乗ってて振動が伝わると痛いし,深く息を吸い込むのも痛い(さっきはそれでクシャミができなかった)。こういう痛み方が年に何度かあるのだけど,医者に診てもらうようなことでもないなとか思ってしまう。何日か経つと治ってるし。

・普段から脈が90くらいあるのも,腰痛(これも息を深く吸い込めなくなる)も,一度診てもらった方がいいような気はしてるんだけど,時間ができるのを待っているとなんだか大したことじゃないような気持ちになってしまう。

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たろ wrote at 2014-03-20 10:50:

数日なら骨じゃないと思いますが、ひっそり折れている時もありますので
痛みが強いなら検査だけでも一度受けるのをオススメします。
筋肉の炎症も診てもらえますよ。

わたやん wrote at 2014-03-23 19:13:

ようやく,痛みが完全にとれました。腰痛の痛みと通じるものがあるようにも思えるので,一度診てもらうべきなんだろうとは思います。

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2014.03.18 (Tue)

球技大会

・学年の球技大会。生徒が中心になって運営していく…と言っていた通り,自分たちで役割を分担して指示を出して進行していた。出る幕なし。この件に限らず,生徒が思ったよりも頼もしいな,と思う場面は増えた気がするな。

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2014.03.17 (Mon)

久々の出勤

・実に一週間ぶり。いろいろ仕事が溜まっている。先週の学会関係の報告とか,もう一人の顧問に行ってもらった試合のまとめとか,部活関係の資料とか,情報模試のまとめとか,学年更新に関するいろいろな雑務とか。まあ一気に現実に戻ったという感じだ。

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2014.03.16 (Sun)

日本情報科教育学会 東海・中部支部設立総会

・ということで愛知大学名古屋キャンパスへ。総会は滞りなく進んだ。私も評議員ということで,いろいろ関わっていくことになるだろう。

・岡本会長の記念講演。形式陶冶,実質陶冶の話なんかはとてももどかしい。一昨日の青木氏のCE研での発表にもあったのだけど,従来教科が妙に「学問」のポーズを取りたがっていることが気になっている。そういったことはバランスの問題なのだから,行き過ぎたところで揺り返しがあるべきなのだけど,「学校用」の数学とか「学校用」の英語とかが幅を利かせている現状を変えられるかというと,そんなに簡単なことじゃないだろうと思う。

・後半はワークショップ。まず國宗氏(信州大学)「授業運営支援機能を有する初学者向けビジュアルプログラミング環境AT」から。デモは何度か見せていただいたけど,実際に触ってみるのは初めて。少し慣れると操作はわかりやすい。構文がかなりストイックにできている(複雑な計算も二項演算の繰り返しでしか書けないとか)のは,そういうところでプリミティブな動作をイメージさせようということなんだろうな。

続いて私の「フローチャートによるプログラミング実習」。PenFlowchart for JavaScriptを使ってみようということだ。詳しい操作説明はしなかったが,みんな情報教育の人だということで適当に推測してやっていった様子。これの存在を知ってはいたけど使ったことはなかったという人もいたので,こういう機会が用意されたことをありがたく思う。最後に少し時間をとって,昨年9月にspamを送ったこと,暫定的にサーバを立てたことを話した。普通に考えればあのハガキは得体のしれないものなので,生で説明できる場があればそうしたかったのだ。

最後の質疑で,今後の開発方針にヒントをもらえた。構文解析を作り直していたのは,JavaScriptらしいコードを受け付けるように,ということだったのだけど,考えてみたらそんなアプローチには意味がないんじゃないか,って。フローチャートで素直に記述できるものに限っていいんじゃないかとも思えるようになった。

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2014.03.15 (Sat)

CE研第2日

・今日は何もなくひっそりと…と思っていたら,最後のセッションの座長をまかされることになった。講演よりこっちの方が緊張するかも。急遽プレゼンタイマーのスマホアプリをインストール。これがけっこういい仕事をしてくれた。

・時間は少しオーバーしたが,フロアからの質問がたくさんあったのでなんとか乗りきれた。講演,座長の初体験で,一つ二つばかり度胸がついた気がする。

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2014.03.14 (Fri)

再放送

・情報処理学会の全国大会は昨日で終わり。今日と明日は東京学芸大学でCE研。おおお,PENのOpenBlocks版か(でも実はほとんど独立しているらしい)…と感激したり,やはりプログラミング関係の発表は興味をひかれる。それはそうと,吉田智子先生にお会いするのは何年ぶりだろう。

・プログラムにはないのだけど,今日の最後に先日の全国大会での講演を再演することになった。こちらでもわりと好評でほっとした。

教科書の範囲を逸脱することを求めているわけではない。結果としてちょっとはみ出すくらいのことはあっても仕方ないよね,って考えようよ,という感じ。

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2014.03.13 (Thu)

B&B

・昨日,下北沢のB&Bという本屋に行ってみた。『本の逆襲』ともう一冊どれかの本で,ここの話をしていたから。本棚ごとにテーマがあって,そこにそれぞれの本を置く文脈があるように思われた。何度も汗をふく。私は本屋で興奮すると激しく汗をかくのだ(トイレに行きたくなるというのはよく聞くが,それと同じなんだろうか…何かが活性化しているようだ)。

・そんなわけで本2冊買って,ビール一杯飲んで帰ってきた。のんびりしていると村上版「キャッチャー…」を買いそうになったので。

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2014.03.12 (Wed)

情報処理学会第76回全国大会(2日目)

・お役目は終わったのでどこをふらふらしようかと思っていたら,玄関を入ったところで高岡先生に声をかけられたので,そのままふらふらとイベント企画「学会へ行こう!若者の夢を実現できる場所」へ。私は戸籍年齢的にはあんまり若手っぽくないかもしれないけど,この学会への関わりということでいえば若手というかひよっ子だ。パネルディスカッションではたとえば実績を学会のような社外に作っておくことは転職の際に有利だとか,いくつかの提案があった。研究とか発表というようなしっかりした関わり方もあるのだけど,私みたいなライトな立ち位置もありだよな,とか思ったりする。

・数学の教員として生活していれば,学会というものと関わることはたぶん無かった。情報の教員として力をつけたいと思ったときに,そこに手を伸ばそうとしている人たちとコンタクトが取れたことはとてもラッキーだったのだけど,それは情報処理学会(あるいはその中のCE研)というベースがなければありえなかったことだろう。

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PenFlowchart for JavaScript 1.06

・ソースは数行書き換えただけ。「HTML保存」ボタンを押した初回だけ,そのままブラウザで読み込むことにした。

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2014.03.11 (Tue)

情報処理学会第76回全国大会

・いつものように夜行バスで東京へ。イベント企画「大学入試における『情報』入試のあり方と可能性」で講演とパネリストをすることになっている。喫茶店で半年以上かけて書きためた情報カードをながめつつ,ノートに書きなぐり。それを元にスライドを作りつつ,さらにメモを書き足し。事前に何度か声を出さずにリハーサルしてみたのだけど,やってみると予定時間を少し過ぎてしまった。内容は…そんなにきついことを言ってるつもりはないのだけど,「勉強しない教員は去れ」とは言ったつもり。スライドはいつものところに置いておく。

・そんなこんなで燃え尽きて宿に。安いところに連泊なのだけど,思ってたよりきれいなところ。壁は薄くて,隣の人が外国人らしいことはなんとなくわかったけど。

・午前のセッションに出るはずだった中野氏は,事故渋滞で間に合わず,東京に着くとすぐに飛行機で帰ったらしい。一歩間違えば自分もその立場になっていたのかもしれない。

コメント(5)

M. Nakanishi wrote at 2014-03-12 06:38:

力のはいったわかりやすいプレゼンでした。ほとんどのご主張に同意します。
なお、去れというメッセージは感じませんでしたが、私が高校現場にいないからかもしれません。

わたやん wrote at 2014-03-12 13:54:

そう言っていただけて,ほっとしました。めちゃくちゃアガりまくってたので。でも言おうと決めていたことはだいたい言えました。
試験のための試験になってしまうとか,そういうつまらない方向で固まってしまうのは嫌だなあと思います。数学なんかはそういう側面が実際にあると思いますし。

久野 wrote at 2014-03-12 20:24:

いちばんウケたのは「高校教員の意見は聞くな、無視せよ」でした(w

jada wrote at 2014-03-23 14:39:

いつものところのスライドに反応したい。
KBは1024バイト?1000バイト?
情報の科学の5冊のうち4冊がキロを1024倍と説明している。
SI単位系の記号をこう使うのは間違いと思い、かなりの時間を
使って調べたのに、周りの関心は薄くて、ここで出会えたのは
とても嬉しく思います。
こんなのはまだまだありそうです。
「学校用」の情報って、どっちのことですか。

わたやん wrote at 2014-03-23 18:06:

詳しく言えば,問題をつまらなくするような高校教員の意見を聞くな,ということだったのですが,言葉足らずでした。

1024(だけ)になっている教科書があることは私も不満です。このまま「学校用の情報では1024で計算する」という「暗黙のルール」が作られてしまうことになってしまうとしたら,それはさらに困る気がします。

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2014.03.10 (Mon)

XPなき後

・Windows XPのサポートがもうすぐ切れる。パソコンを買い換えられない人のために「Linuxどうですか」みたいな話をよく見かけるけど,ディストリビューションのサポートだっていずれ終わることには違いがない。そういう点では,実はDebianのunstableを使っておくのが一番安心なんじゃないかと,ふと思った。

・いや,もちろん冗談ですよ。

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Koshian wrote at 2014-03-11 17:46:

Debian の aptline を "stable" にしておくのがもっとも安全、という話を昔してる人がいた気が。wheezy とかではなく stable なら自動でアップグレードされるからw

わたやん wrote at 2014-03-11 21:08:

stableが変わったときの急激な変化に耐えられるか,という問題があるんですよね。もちろんunstableではそれが予告なくありえるわけですが。

jada wrote at 2014-03-12 13:54:

squeezeからwheezyまではtestingでした。stableとunstableの間です。概ね快適でしたが2度ほど支障のあるまま1週間ぐらい修復をまつことがありました。あるとき突然gnome3になってユーザーインターフェースが激変しました。おとなしく現行のstableであるwheezyにしておくのが吉かと、現在はそうしています。
windowsに戻れない体になっていますが、XP時代のPCにwheezyに入れ替えるのは性能不足で重くなる気がします。

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2014.03.09 (Sun)

話し言葉の日本語

・修学旅行の空き時間に読もうと思って本を数冊持っていったけど,結局読めたのは平田オリザと井上ひさしの対談『話し言葉の日本語』だけだった(それも飛行機の中でしか読めなかった)。この二人だから演劇のことが話の中心になる。私は演劇や文学の良し悪しをわかる力がないので,彼らの言うことが本当にはわからないのだけど,それでもいくつか思い入ることがあってページの隅をだいぶ折った。週明けの情報処理学会のイベント企画で話すことへのヒントもいくつかもらえた。

・(井上)日本人が不幸なのは,古いものと新しいものがあると,いつも新しいものを全員で追いかけていく。また,新しいものがダメだと,今度は古いものがいいという。つまり,どっちかがいつもダメだと判断してしまうことなんです。じつは,いちばん大事なことは,古いものと新しいものとのはげしい競争のうえに立った共存なんですね。

というのは私も同感。しかしそれは決して「古い」「新しい」の対比だけではない。別の回では1999年の日経に掲載された「揺れるニホンゴ」という記事の

  • 乱れた日本語をただす責任は文芸家にある
  • 日本語と日本文学を区別すべし

という二つの意見を紹介して,対談している二人は後者に異議を唱えているのだけど,これにしたって「どっちかがダメ」としてしまうことが一番いけないと私は考えている。伝達のための日本語をもっと訓練すべきだというのが私の主張ではあるのだけど,それだけやっていたのではダメだとも言いたいのだ。もちろんその程度のことはわかった上で二人は話しているのだろうけど。

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2014.03.08 (Sat)

ゴーストライター

・音楽の世界で話題になっている件はどうでもいいとして,普通の書籍の「ゴーストライター」については今年の情報の授業でも話をした。佐々木俊尚氏のブログ(個別の記事にリンクしたいところなのだが)の「書籍のゴーストライターというエコシステム」という記事に書かれているような話(といっても,具体的な事例を知っているわけではないのでざっくりと)。本一冊にもなる文章なんて,素人が書けるわけがないのだから,こういうシステムで本が作られていることはまったく隠す必要がないと思っている。

・そのブログ記事へのコメントをtwitterで佐々木氏がRTしていて,その中にはこのやり方に否定的な意見もあるようだけど,私はむしろ賛成する。そりゃ本人がいい文章を書ければそれに越したことはないのだろうけど,それはとても難しい要求だ。誰かが世に出したい考えを持っていて,でも10万字の文章にまとめる力(あるいは時間)がない場合,そこで本人が書けないからという理由によって「本」の形で出版する道が閉ざされてしまうなら,読者にとっても損失になるかもしれない。同記事では「著者」と「ゴースト」と「出版社」の三者にwin-win-winの関係が成り立っているというが,そこに読者も含めていいのではないか。

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のぐー wrote at 2014-03-09 02:33:

著作権法違反(しかも民事じゃなく刑事罰のほうに該当)という指摘がありますが。
著作権法121条 著作者でない者の実名又は周知の変名を著作権者名として表示した著作物の複製物を頒布した者は、一年以下の懲役若しくは百万円以下の罰金に処す

わたやん wrote at 2014-03-09 08:50:

これが親告罪でないことに驚きました。

わたやん wrote at 2014-03-09 08:56:

たいていの本はゴーストじゃなくても編集の手が入るわけで,どこまでがゴーストでどこまでが編集なのかという明確な線を引くのは難しいと思います。対談なんかでも,そのまま文字起こししたら読める文章にはならないから,必ず編集されますし。

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2014.03.07 (Fri)

修学旅行第4日

・今日が最終日。疲れてたり夜ふかししてたりしてるんだろうけど,朝食にはちゃんと全員来ているので安心。今日は首里城とひめゆりの塔。ひめゆりに行って思うのは,戦争で戦死者の数がどうこうという話があるけど,その一人一人が顔や名前を持っているのだよなあということ。

・そんなこんなで飛行機にも無事に乗り込んで,大きいトラブルなく帰ってこられた。疲れた。今日はゆっくり寝よう。

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2014.03.06 (Thu)

修学旅行第3日

・民泊に行っている生徒たちと顔を合わせるのは昼。そんなわけで午前中は自転車で島を一周してみる。

・午後はバスで佐喜眞美術館。壮絶。基地にまつわる怒りに生で触れると,それほどわかってはいなかったのだなあと思わざるを得ない。そのあとはホテルに荷物を下ろして国際通りでの自由行動。あちこち楽しんでいる様子。「こっちの一本入ったところのお店なんですけど,こっちの方あぶなくないでしょうか」という生徒がいるのでついていったりもする。実際にはそんな気にするようなところでもなかったのだけど,警戒心を持つことは悪くない。

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2014.03.05 (Wed)

修学旅行第2日

・嘉手納の騒音のひどさを味わったり,美ら海水族館でまったりしたりしつつ,フェリーで伊江島へ。民泊に生徒を送り出した後はこちらもフリーな状態なので,城山に登ってみる。正直言って,怖かった。確かにとんでもない絶景だ。でも視線を移すと,すごい俯角で下が見下ろせてしまうので,下りはずっと手すりの鎖をつかんだままだった。

・宿に戻って同僚と話し込む。いろいろくぐり抜けたり乗り越えたりしてるんだなあとか。まるでビートニクに感じたようなスピード感。

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2014.03.04 (Tue)

修学旅行第1日

・久しく高2を担当していなかったので,実に久しぶり。出発からちょっとしたトラブルはあったが,とりあえずは全員無事に沖縄に。

・生徒がタクシー研修してる間,地学が専門の同僚の案内であちこち回る。タコライス発祥の店から,ジュゴンの見える丘(ずいぶん泥道を歩いたが,絶景),マングローブを見に行ったり,チビチリガマで手を合わせたり。スーパーにレトルトのタコライスを買いに行ったら,ちょうど特価品になってたり。

・さて,生徒はちゃんと寝るかな?

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2014.03.03 (Mon)

PenFlowchart for JavaScript 1.05+1.20

・久々のバージョンアップ。実は構文解析をゼロから書き直していたんだけど,どうにもエラーが取れないので,いくつか思いついたアイディアを古いソースに追加した。

  • ウィンドウの表示位置を修正して,PENのウィンドウを画面右端に表示するようにした。
  • PENのHTML保存ボタンとブラウザボタンの役割を分離した。
  • true,falseが大文字になっていたのを小文字に修正。
  • 「もし」→「分岐」,「増やし」→「forループ」に表示を変更。

といったところが修正点。でもいずれは構文解析をきちんとやり直したい。教科書に載ってるプログラムであれば今のままでも大丈夫なんだけど,それよりも複雑なものを生徒が書いてきたときにも対応したいから。

・16日に行なわれる,日本情報科教育学会の東海・中部支部設立総会でのワークショップのテキストを何とか作り終えた。印刷を依頼して,明日から修学旅行の引率だ。

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2014.03.02 (Sun)

ちょっと諦め

・JavaCCを手なづけるのが,いまいちうまくいかない。これだと某ワークショップには間に合わないから,そこまでは旧バージョンに手を入れたもので行くことにしよう。そうと決まれば,やることはたくさんある(って,後回しにしていただけなんだが)。ほんとに時間なくなってきたから,自分の中できっちり締切つくってやらなくちゃ。

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2014.03.01 (Sat)

次世代classフォーラム2013

・ということで,ウインクあいちへ。8時間の長丁場ではあったが,興味ひかれる話ばかりだった。iPadを使ったワークショップで,初めて文字入力とかやったのだけど,これはこれで慣れたらアリかなと思った(私が普段使ってる7インチのタブレットではQWERTYキーボードを表示されても両手打ちできないだろうけど)。アプリの開発環境があればAndroidから乗り換えるのも悪くない。

・自分たちの目指しているものは間違っていないだろうと後押ししてくれる内容だったように思う。難しいのは,この「温度」をどうやって広げるかなんだなぁ…。

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