不定期戯言

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2007.12.30 (Sun)

イカ天2007復活祭

・テレビで「イカ天2007復活祭」をやってたので懐かしく見ていた。たまの5週目の演奏がすごかったのをもう一度見たかったというのもあるのだが,見ているといろいろ思い出す…マルコシアス・バンプのこまわり君ベースってすごかったなぁとか。当時はT-Rexを知らなかったので「なんかケバいけどすごいなあ」くらいにしか思ってなかった。PANTAの「極楽鳥」でマークボランという存在を知って,彼のトリビュートアルバムにマルコシアス・バンプが参加してるのを見て「ああ,あのイカ天の…」と思ったのだが,そのあたりが少しつながった気がする。

Gueenがイカ天に出てたというのは知らなかった(少しだけ放映された)。西脇氏(サークルの先輩)がこういうのをやってたというのも,彼のサイトを見るまで知らなかったし。

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2007.12.26 (Wed)

Xen徹底入門

・カミさんの(自粛)歳の誕生祝いということで谷山浩子様の「フィンランドはどこですか」をアマゾンで注文したのだが,ついでにということで「Xen徹底入門」(宮本久仁男・大島孝子・平初・長谷川猛著,翔泳社,ISBN 978-4-7981-1447-7)を買った。Xenについては気になっていたのだが,基本的な概念がわからないでいたのでどうしていいやらわからなかったのだ。で,CHAPTER 2までしか読んでないのだが,そのあたりの問題が解決したのでよしとしよう。ここから先は実マシンを用意してやりたいのだが…それだけのスペックのあるマシンがない…。

いくつかの誤植が目についたが,正誤表はまだ作業中のようだ。

・ところで,この本をオライリーの習慣にならって「テラマック本」と呼ぶのはアリだろうか。

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CD買いまくり

・最近中古でいろいろ買ってしまった。何か飢えてるんだろうと思う。聴くのが追いついてない。

  • 「Fragile」(YES)…私はそんなにはYESが好きなわけではないのだな,と思った。好きなのは好きなんだけど,なくて困るほどではないと。
  • 「8:30」(Weather Report)…Heavy Weatherといくつか曲がかぶるのだが,違った感じでおもしろい。
  • 「Another Live」(UTOPIA)…まだ聴いてない。
  • 「faithful」(Todd Rundgren)…まだ聴いてない。
  • 「Flashback memories」(Char)…はぁ,かっこいいなあ。
  • 「Unicorn」(Tyrannosaurus Rex)…やはり歌詞カードには「聴き取り不可能」が。前作よりは怪しくない…かな?
  • 「走れ熱いなら」(PANTA)…まだ聴いてない。
  • 「PANTAX'S WORLD」(PANTA)…勢いがあるなあ。お,Charが参加してる。

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2007.12.07 (Fri)

三色ボールペンで読む日本語

・ようやく「三色ボールペンで読む日本語」(齋藤孝著,角川書店,ISBN 4-04-378601-8)を見つけたのでさっそく読んだ。もちろんボールペンを片手にである。三色ボールペンの使い方は同著者の「原稿用紙10枚を書く力」に触れられていたのでそれ以来ちょくちょくやっているのだが,やはり言い出しっぺのやり方はきちんと知っておくべきだと思っていたのだ(ブザンの方法からはずれた「マインドマップ」の解説が非常に多いことに閉口していることも,そう思わせる一因であった)。

・やはりこの本は読むべきであったと思う。自分の線の引き方は今までかなり「ひねくれた」ものであったことを自覚できた。そのひねくれた部分を緑線でカバーしておけば,正直な気持ちで青や赤の線がひけるということだ。そう考えるとずいぶん楽になった。

・あとがきで,著者自身も最初は4色ボールペンを使っていたと言っている。やっぱり赤青緑の三色って一般的じゃないよね。

追記:さっき「〜書く力」を見直したら,線の引き方を誤解していた理由がわかった。この本には後で引用できる部分など重要な部分は赤,次いでまあまあ重要な部分を青とあるのだが,これでは青の気軽さとか赤の重みがわからない。また,主観(緑)・客観(赤青)という点についても述べられてない。

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2007.12.02 (Sun)

ルポ最底辺

・ちと時間ができたので「ルポ最底辺](生田武志著,筑摩書房,ISBN 978-4-480-06377-9)を読む。ホームレスに対する攻撃があることは知識としては知っていたが,これを読んで状況の一片はわかったような気がする。逆にいえば,これまでそれを私が理解していなかったということでもある。事態は以前に書いたことの相似形ではあるかもしれないが,倍率はずっと大きいように思われる。

わかりやすいのは227ページの「カフカの階段」だろう。ホームレスに落ちるまでにはいくつかの段階(セーフティネット)があるのに,それがぼろぼろになっている今では,そこから戻ろうとするには一気に数段飛ばしをしなくてはならないということ(それは無理)だ。たとえば生活保護を受けるには定住所が必要だと役所は言うが,定住所が持てるなら彼らはとっくにホームレスでなくなっているのだ。役所が紙に書かれたルールにしたがってママゴトをしている間に,「網」からこぼれた彼らはどうしようもなくなっていく。

・正直いって,この状況にやりきれない思いは感じるものの,具体的にどうしていいのかわからない。著者のように具体的な行動を起こすには今の生活が重すぎる。それ以前に,自分の中の彼らに対する評価をまだ修正できないでいる。とりあえず今は,この現実を自分の胸に置いておくことにしよう。そうすればこのさき自分の目に飛び込んでくるニュースを,今までと違った視点で見られるだろう。

ちょうど降り立った駅で「The Big Issue」を売っていたので,読んでみることにするか。

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2007.12.01 (Sat)

忘年会シーズンを控えて

・これではまずいな。

グラフ

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2007.11.22 (Thu)

熊本県の謎

・どうして熊本県だけグラコロの導入が一週間遅いんだろう。

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2007.11.20 (Tue)

階乗の計算

・1から100までの整数の総和を求めるプログラムを改造して,10の階乗を求めるプログラムを作成せよ,という課題を出した。

整数 s,k
s ← 1
kを1から10まで1ずつ増やしながら
  | s ← s*k
を実行する

となるわけだが,生徒から1から10じゃなくて,2から10でいいんじゃないですかと質問があった。ほほぉ,なかなかおもしろいツッコミをするじゃないか。

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2007.11.19 (Mon)

VirtualBox

・いろいろ思うところあって,メインマシンのThinkPad X60が今までLinux+Vistaのデュアルブートだったのをやめて,Linuxの上でVirtualBoxを使ってXPを動かすことにした。最初はDebianにあるose版を使ってみたのだが,USBが使えない。よく見てみると,USBはClosed-source版じゃないとダメなのね。ちゃんとdebパッケージも用意されているのでそちらに乗り換える。しかしダメっぽいなあ…と思ってよく見てみると,ユーザーズマニュアルの117ページ(Troubleshooting→USB not working)に,

/proc/bus/usbへの書き込みができるようにしとけ。

と書いてあった。こんな大事なことはもっと見えやすいところに書いといてくれ…。Debianでは/etc/init.d/mountkernfs.shでマウントしてるので,domountの該当行のオプションにdevgid=(vboxusersのグループID),devmode=664を追加すればいいらしい。これでリブートすると,確かにゲストからUSB機器が見える…残念ながら手持ちのスキャナ(canoscan lide 60)は認識されるだけで,使えなかったが。

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2007.11.16 (Fri)

走ることについて語るときに僕の語ること

・東大中原氏のブログに,村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んで氏が考えたことが書かれている。中原氏の次の一節を読んで,これが文庫になったら買おうと思った:

氏も文中で述べていることだが、「創造すること」「創作すること」は、自分をヴァルネラブルな立場に追いやる行為であり、ある種、不健康で、破壊的な行動である。

根回しをして地固めをして動ける空間を確保して,それから何かを作り出せる人もいるのかもしれない。でも私には政治的な能力が無い。

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OpenOffice.orgとVBA

・Go-oo版ではVBAへの対応が進められていると聞いたので職場PCに入れて試してみた…のだが,当然手元にはVBAマクロを含むExcelデータなんてないので検証できない。試しにマクロにCells(1,1)=1とか書いてみてもエラー扱いされる。

・これではつまらないのでぐぐってみたら,

Option VBASupport 1

をマクロの先頭に書けばいいという記事を見つけた。おお,ほんとにできるじゃん。しかも,DebianのOOoはVBA互換機能を搭載してるだと?試してみたら確かにできるんだな,これが。知らなくてすごく損をしてた気がする。せっかくだから少しVBAに手を出してみるか。

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2007.11.14 (Wed)

大人が知らない携帯サイトの世界

・途中まで読んでた本を自宅に忘れてきたので,病院の待ち時間に「大人が知らない携帯サイトの世界」(佐野正弘著,毎日コミュニケーションズ,ISBN 978-4-8399-2476-8)を読んだ。私は純然たるPC派で,携帯派の実状を知らないので,ちょっとでも入り口をながめておきたいなということで。両派がそれぞれの世界で閉じているというのはなんとなくわかった気がする。IT戦士もインタビューで携帯の世界に入っていけなかった(いかなかった)ことをストレートに語っている。

・今でもPCにしかできないことがあるという考えに変わりはない。だけど,何かまだ両方がたどり着いてないところがあると思うんだよな。

・というわけで,試しに携帯サイトの世界に浸かってみようかと思ってデータ定額とかあどえすとかのカタログを見たのだが…なんとなく踏みきれない。

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2007.11.11 (Sun)

あれこれ

・「工学部・水柿助教授の逡巡」(森博嗣著,幻冬舎,ISBN 978-4-344-41039-8)を読んでいて驚いた。なんと,水柿君にはフルネームがあったのだ。「〜日常」には出てこなかったと思うぞ。

カミさんがミステリ好きなので,森博嗣とか綾辻行人とか京極夏彦とかの文庫本が我が家には大量にある。で,私も読んでみようかと思って手を伸ばしたこともあるのだが,まだ1冊しか読んでいない。やはり小説は苦手だ。あれ,「工学部〜」は小説だったな,そういえば。

・「誰のためのデザイン?」(D.A.ノーマン著,野島久雄訳,新曜社,ISBN 4-7885-0362-X)の第1章まで読んだ。機能を詰め込んだという自己満足に溺れてはいけないのだなと自分に釘をさしておく。

第2章の冒頭に,デザインが悪いために起きる操作ミスがあったとき,ユーザが自分を責めるということが書いてある。そしてユーザが自分の手落ちだと思ってしまったがために,デザインが悪いという報告があがってこないというのだ。これはエンジニアにとってもユーザにとってもマイナスなのだが,でもそんなことはよく起きる。インタフェースだけでなく,もっといろんな層で起きている問題だ。

・おや,齋藤孝って「声に出して…」だけじゃなくて3色ボールペンで本を読むことについて説明している本の著者でもあったのね。しかし,赤青緑の3色ってそんなに一般的じゃないと思うんだが…私が使ってるのは(黒を含めた)4色だし。

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鳥はむ

・先週作ったのだけど,写真を公開してなかったので今頃になってアップロードしてみる。

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秋だなあ

・ここんとこ体脂肪率が高値安定だ。

グラフ

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・6月にもらってきた花をプランタに植えたら(左写真),どうやら朝顔の種が残っていたようでたくさん花をつけた。11月だというのにまだ朝顔が咲くのだ(右写真)。

6月11月

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Grass

・ワロタwwwwwwWhitespaceもGrassもスタック操作が主なのかな。

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2007.11.09 (Fri)

ネトラン新創刊に寄せて

・張碁聖が名人に返り咲いた最終局に感動しつつ,辛辣インターフェース評議会「ネトラン新創刊に寄せて」を読んだ。かなりの部分で賛成だ。著者は少し自信なさげに,でも敢えてモラルの欠如よりも,無知の方が問題であると言っている。無菌室で育ったかのような行儀の良いインターネッターでいることはおもしろさを知らないだけでなく,本人は安全なところを歩いているつもりになってしまう分だけ余計に危険である。パソコンとインターネットでできること,汚い部分があることも含めてその可能性を知ることこそが重要であるというのだ。高校の教科「情報」にも,きっと何かできることがあると思う。

・いつだったか,誰かの文章を「身も蓋もなさすぎてすごい」と評したことがあったのだが,インターネットというもの(って何?)は身も蓋もなく身も蓋もないものだと思う。いろんなだらしなさも含めて。

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2007.11.07 (Wed)

マインドマップ

・ずっとfreemindを使っていた(今も講演のメモはこれでとっている)が,紙もいいなぁということで常にA4の紙を数枚持ち歩いている。

で,先日ある機会があってマインドマップ用のPCソフトをいくつか試したのだが,ブザン公認のiMindMapが一番いい。他のソフトは単語に枝がついてくるイメージなのだが,iMindMapは枝に単語がついてくるのだ。枝の自由度はもっとも高い…というか,水平垂直でない枝が書けるのはこれくらいじゃないのかな。比べてみると,まっすぐな枝はとても退屈だ。「唯一の公認ソフト」なんていうからなんとなく反発したい気もあったのだが,なんだか納得させられた気分だ。

で,最近は紙に書くときにも枝の太さに気をつけたり曲線主体で書いたりするようになった。これはiMindMapの影響だと思う。もうすぐ評価ライセンスが切れるので,買うかどうか迷い中。でも講演メモはfreemindでやるんだけどね。

・お,freemindは0.9.0のβ14が出てたのか。

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2007.11.01 (Thu)

うつうつ

・うう,昨夜こんなに眠いんだから薬なしで眠れるだろうと判断したのがまずかったか。

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2007.10.31 (Wed)

itojun氏他界

・29日に37歳の若さでなくなられたとのこと。朝からこのニュースで持ちきりだった。せつない。

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2007.10.28 (Sun)

UFJカードのポイント

・失効してしまう前にと,期間限定の焼酎サーバとのポイント交換をお願いしてあったのだが,商品がなくなったのでごめんねという手紙が送られてきた。ちょっとがっかり。で,もちろんポイントは戻された上でお詫びの100ポイントを追加するということなのだが,これの有効期限って大丈夫なんだろうな…。

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東京から帰還

・バスでの往復は疲れるから,今後は片道だけにしよう…。おみやげがいつもひよこではつまらないので,秋葉原名物を買って帰ることにした。ついでに静岡の黒はんぺん。
太郎の牛乳カステラ

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フリーソフトウェアと高校生

・昨夜名古屋でFSIJとSEAが共同で行なった例会「自由ソフトウェア活動、フリーソフトウェア運動、そして Happy Hacking」の打ち上げで,高校生にFLOSSの話ってどうなのみたいな話がでていたらしい。正直なところ,生徒達のソッチ方面への興味がどうなのかというのは全然掴んでいない。本稿の情報教室で利用しているソフトウェアはすべてオープンソースなものばかりなのだが,だからどうだという話をまだ生徒にはしていない。

・以前,著作権を本当に意識させるためには,生徒にクリエータとしての体験をさせるのが有効という意見を耳にしたことがある(初期の授業で「作品」を作らせることがここで生きてくる)。同じようにオープンソースのことを意識させるためには,どういった手段が有効だろうか。今はちょうどアルゴリズムの授業でプログラムを作っている。できあがったものをちょっと書き換えておもしろくするという体験はかなり多くの者が勝手にやっている。その延長にもっと広い世界があることを話したいんだが。

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2007.10.27 (Sat)

文章を書くために

・先日病院の待ち時間に「原稿用紙10枚を書く力」(齋藤孝著,大和書房,ISBN 978-4-479-30073-1)を読んだ。「声に出して読みたい日本語」の著者でもあるらしい(「音読すると文章の生命力がわかる」というくだりが気になって略歴を見た)。私が自発的に文章(人に見せるものではないが)を書くようになったのは中学の頃だったろうか。だから書くことが考えることにつながるというのは自分なりに実感としてわかる。この本には心がまえっぽい話もいくらかあるが,アウトプットのための読書やメモから文章構築に至る方法などはそのまま使える話だと思う(3色ボールペンの使い方も含めて)。自分の思考を強めるために読みっ放しにすることが多かったのだが,それでは時間がもったいないというのだ。なるほど,反省。

・深夜バスを降りてからの時間を利用して「情報編集力をつける国語」(藤原和博・重松清・橋本治著,筑摩書房,ISBN 978-4-480-42371-9)を読む。この本に書かれているようなようなコミュニケーションやCritical thinkingは,「情報」を担当している人からよく聞くような気がする。最近の国語の授業ってどんな風なんだろう。

3つの要素を組み合わせて物事をとらえたり考えたりすることをすすめている。2つではダメで,3つがいいのだと。前述の「原稿…」でも3という数字にこだわっている。

第3章の古典講座(橋本)は確かにおもしろいんだが,この本の中でどういう意味があるんだろう…いや,ほんとにおもしろいので,収録されてたことは嬉しいのだけど。

・さらに時間があったので,早稲田の55号館のベンチで「明文術」(阿部圭一著,NTT出版,ISBN 4-7571-0196-1)を読み始めた。これは奥村先生のブログでみかけてずっと気になっていた本なのだが,ずいぶん寝かせてしまった。まだ半分しか読めていないが,わかりやすく,実用的だ。文章を書くための方法を意識して私が読んできた本の多くは古いものばかりだった。だから生徒にどれを薦めるかというと最初の一冊に困っていたのだが,この本をスタートにすれば解決しそうな気がする。我々がかつて読んできたような名著への案内もしているし。

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ジョーシン07

・大人の都合だとか,教える側が教えられることだとか,教える側が教えたいことだとか,そういうもので教える内容が決まってしまってる状況は困ったものだと。

・阿部圭一氏が示した「高校情報教員に望む背景知識」は,私の思っている方向とかなり近いように思われた。情報の科学的理解の文系的要素が体系化されていないといいつつ,必要と思われることを「情報の科学」と称して13項目あげていた。その中には数にまつわる事柄も多く含まれていたのですべて「文系的」のカテゴリに入れることは適当でないが,その多くは重要なわりに高校までの「理系的」分野で充分には教えられていない(私はそれに強い不満を感じる)ことだ。教科書に採用されるかといったらたぶん難しいんだろうけど,どこかで盛り込まれてくれないかと。

・終わって外に出ると,台風の影響で暴風。私の傘も骨が折れてしまったのでホテルにこっそり置き忘れてこようかとも思ったのだが,しっかり記名してあるので仕方なく持ち帰ることにした。いや,ほんとにゴミを置いていこうと思ったわけじゃないけど,秋葉原の駅前にふきだまっていた大量の傘の残骸を見るとつい。

覚書:新宿のかめや(そんな有名な店だとは知らなかった)では,天もりがおすすめだとのこと。

傘の柄秋葉原駅

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2007.10.25 (Thu)

学年通信に書いた小文

・予定されていた記事の後の余白に「フリー(自由な)ソフトウェア」という文章を書いてみた。記名はしてないのだけど,生徒には誰が書いたか丸わかりだろう。

・2学期の情報の授業ではプログラムを作っています。見て回っていると,表示に使う「合格」「不合格」という文字列を「俺様天才!」「追試だ…orz」とかに書き換えている人を何人も見かけます(中には,簡単な占いのプログラムを作っている人もいました)。これはほんのたわいない遊びですが,実はプログラムそのものが手元にあることから得られる「自由」の活用でもあるのです。

・どんなソフトウェアもソースコード(授業で書いているような,プログラミング言語を使った手順書)からできているのですが,ほとんどの市販プログラムではそのソースコードを入手することはできないので,修正することはほとんど不可能です。

・一方,インターネットの基盤を支えてきたソフトウェアの多くはソースコードが公開されています(フリーソフトウェア,オープンソースソフトウェア)。それを多くのハッカーたちが改良や修正を加えて進化させてきたのです。筆者も自作プログラムに対して修正案を送ってもらったことや,逆に送ったことが何度かあります。こんなやりとりを通して,プログラムやプログラマが成長していくという「文化」がインターネットにはあるのです。学習開発研究所の三輪吉和氏が「オープンソースの本当の良さは『論よりリスト』と言われるようにもっとも基本となる情報を公開した上で,過去の履歴,失敗,成功を包み隠さず議論できる点にある」(吉田智子著「オープンソースの逆襲」からの引用)と言っているように,隠し事をしない文化によって得ている自由は厳しさを含む一方,きわめて透明かつ爽快なものです。Web2.0が期待している「集合知」は,このような自由を前提として成り立つものであるはずです。

・27日の午後に,フリーソフトウェアに関する活動で有名なg新部裕氏,Richard M. Stallman氏の講演が予定されていますので,興味ある人はその「自由」の雰囲気に触れてみるとおもしろいでしょう。

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2007.10.22 (Mon)

赤福

・最近の報道のせいで,正しい「赤福」のイントネーションがわからなくなりつつある。なんで「か」が高いねん。「あかふ」までが低くて「く」で少し上がる,ということで妻(伊勢市民歴20年)との意見が一致。しかし,IRCでは徹底的に否定された。なんでやねん。

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2007.10.21 (Sun)

最高学府はバカだらけ

・「最高学府はバカだらけ」(石渡嶺司著,光文社新書,ISBN 978-4-334-03419-1)。帯のマンガで学生に「つーか,教授,レポートの答え,ネットにないっスよ」と言わせているのがおもしろくて気になっていたのだが,オブジェクト脳@kcgでも話題になっていたので読んでみなきゃいかんなと。前半に書かれているいろんなことがダメダメだという話はまあいいとして(あんまり目新しい話はないし),気になったのは最後にかかれている「化学反応(在学中に学生が急成長する)」だ。かなり前に金沢工大で学生の面倒を細かく見ている話を聞いて,そのときは「なんでもういい年になった大学生の面倒をそこまでみてやらなきゃいかんのだ」と思ったのだが,今はそれが必要な状況があることを認めなくてはいけないのだと。そしてそれは,あきらめていない意志の表現なのだろう。

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2007.10.12 (Fri)

赤福が製造年月日を偽装

・していた疑いがあるというニュースを見た。元三重県民としてはショックだ。

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2007.10.10 (Wed)

はみだしっ子

・なぜか我が家で三原順の「はみだしっ子」が読まれている。学生時代にカミさんから借りて読んだのが最初なのだが,改めて読んでみると,自分がこのマンガ(特にグレアムのモノローグ)から受けた影響は思いのほか大きかったのだということに気づく。作った当時には意識していなかったことなのだが,「Street Meetingのための覚書」はこれの延長にあったのだということがようやくわかった。

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2007.10.08 (Mon)

東京から戻る

・所用で昨日から東京にきていた。普段は深夜バスを利用することが多いのだけど,予約がとれなかったこともあって朝一のバスを利用。比べてみると,ちゃんとしたところで眠れている分だけ楽な気もする。

・カプセルホテルを7時に出て…秋葉原でこの時間というと飲食店くらいしかないので,前回同様湯島天神に行って絵馬なんかを納めてみたりする。
絵馬

がんばって時間をつぶして伊東屋で買い物をした後,某氏の薦めにしたがってソニーのショールームに展示されている有機ELテレビを見物。うん,これは彼が絶賛するのも無理はない。液晶と違って斜めからでもはっきり見えるし,こんな鮮やかな発色だとは思わなかった。
有機ELなテレビ

・そんなわけで,バスの中では居眠りをしつつ読書ができた。行きは「情報を学び直す」(石井健一郎著,NTT出版,ISBN 978-4-7571-0211-8),帰りは「オープンソースの逆襲」(吉田智子著,出版文化社,ISBN 978-4-88338-368-9)。

「情報を学び直す」は伝達ということを中心に据えて,工学寄りの立場で情報とコミュニケーションの基本的な考えを説明している。高校生にはブルーバックスのような読み物として読ませるとちょうどいいかなと思う。

「オープンソースの逆襲」は序文で三輪吉和氏の

オープンソースの本当の良さは,「論よりリスト」と言われるようにもっとも基本的な情報を公開した上で,過去の履歴,失敗,成功を包み隠さず議論できる点にある。

という発言を引いている。なるほど,これがオープンソース文化を知らない人の中では息苦しい理由か。この本で子供たちが,「お客様」を脱却するおもしろさを知ってくれればと思う。どちらも図書館に推薦してこよう。

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2007.10.06 (Sat)

秋だなあ

・何も語るまい。

グラフ

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脈拍

・こないだ医者にいったついでに血圧をはかったら,脈拍が98と出た。帰宅してカミさんの脈をとってみると,私よりもずいぶんゆっくりだ。保健室に行って相談したら,指にはめるタイプの脈拍計を貸してくれて,安静時を含めていろいろなタイミングではかってみて様子を見てはどうかとのこと。そんなわけで一日半ためしてみたところ,ゆっくりなときで70くらい,日中静かにしている状態で90ちょっとということで,とりあえず経過観察かなと。

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2007.10.05 (Fri)

誰かに勝手にローンで機種変更されました

・「教えて!goo」の,ソフトバンクの携帯電話を本人に無断で機種変更されたという相談が話題になっている。回答がたくさんあって長いのだけど,白ロムといわれるものの仕組みとか知らなかったので勉強になった。この話の真偽自体に確信が持てる訳では無いけど,事実だとしたら落伍弟子さんが言ってるようにとんでもない話だ。

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2007.10.03 (Wed)

次期学習指導要領にむけて

・中教審の方で話が進んでいる様子。数学もまたいろいろ入れ替えがあるようだ…数学Bに「統計的推測」というタイトルを見かけて嬉しくなったが,このあたりはまた内容を選択できるということなので,入試に出題されない限りまた放置されるのだろう。

・どうせ大学とかでいろいろ調査研究するようになったらやり方を勉強せざるを得ないのだから高校でやらなくても,という考えもあるのかもしれない。でも,高校までの勉強は枠組みがきっちり決まっているので,その科目の勉強が純粋にその科目のためのものとして,すべてが「わかるための勉強」として成立する。しかし大学以降(就職してからも)ではそんな単純な話ではなく,別の科目のために「使うための勉強」の比率が大きくなるように思う。統計はその典型的なものだろう。

「わかるための勉強」と「使うための勉強」を比べると,後者では基本的な考え方や定義などが不正確になりやすいのではないか。少なくとも私にとってはそうだった。必要なところの拾い読みで済まそうとしてしまうので…。そう思うと,統計についてもその基本の基本は高校までに触っておいてほしいのだがなあ。何が「基本の基本」なのかは意見が分かれるのだろうけど。

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2007.10.02 (Tue)

弟の誕生日

・というわけで巨人優勝おめでとうとメーっておいた。弟は中日ファン。

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2007.09.29 (Sat)

127.0.*.*を管理していないとは珍しい

・IRCで出てた話題。ソフトバンクのテクニカルサポートから送信元アドレスの127.0.***.***は弊社管理外(海外を経由している)という返事が来たという記事。すごいなあ。

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2007.09.28 (Fri)

日常のあれこれ

・職場の目の前のスーパーで鶏の胸肉が48円だったので,鳥はむを仕込んでみた。何,うまくいかなくても鶏の塩茹でになるだけだ。

・IRCで教えてもらったモスバーガーのきれいな食べ方を見て,笑い転げたのが私と長女。わりと冷静だったのが妻と次女。この違いはいったいどこからくるんだろう。

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2007.09.26 (Wed)

なりますしメール

・福田康夫オフィシャルサイトはいつ直るかな。

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2007.09.20 (Thu)

数時間もかかるのか

・IRCで出た話題。不明な年金記録のうち,氏名のない524万件は抽出できるよう加工されていた(「00」の印をつけてあったとのこと)ので数時間で抽出できるはずだと指摘されたという記事があるのだが,

  • それでも「数時間」もかかるものなのか
  • そんな印がなくても,「氏名がない」という検索をすればいいのではないか

という疑問が。

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2007.09.18 (Tue)

救いであり逃げ場所でもあり

・先週職場でそれなりに大きい話をぶちあげたこと,そのためにまたプレッシャーと孤独感が強くなったこと,他にもいろんなことがあって,また鬱の具合が悪くなった。週末にダウンして回復するつもりだったのだが,朝になってみるとどうもダメみたいだ。普段なら惰性に身をゆだねて出勤までこぎつけるのだけど,体も気持ちもなかなか動こうとしない。何度も止まった足をひきずって,かなり遅刻して職場に到着。

・こんなときはTodd RundgrenのライブCDをボリュームを上げて聴く。どうやら一番合ってるのがこれらしい。少しずつ体に血が戻ってくるように感じる。

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いろいろ

・小学校の算数に台形の面積などを,中学校の数学に二次方程式の解の公式などを,それぞれ復活させる案が出されているらしい。理科でもこれに似た話が出ているようだし,やっぱりあの内容の削り方には問題があったということなんだろうか。

・あれは「いじめでなく犯罪」という発言。このようにきちんと断ずることは重要だと思うが,普通に「いじめ」と言われていることにも犯罪は少なくない。被害者が自殺したから云々ということでなく,行為が犯罪であればそれはもう教育の範疇で収めることではないと思うのだが。

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2007.09.16 (Sun)

小学5年生が学ぶ「情報」

・平成教育学院を見ようと思ったが,NHK教育の「わくわく授業」で表題のテーマをやっていたのでふと目が止まった。百科事典で人口について調べさせ,発表させる中でそのデータの読み方やソース,調査日などが重要であることに誘導していく。そうして,小学生が表に書いてある数値だけでなく,そういったところまで踏まえて議論する様子を放映していた。いいもん見せてもらいました。

・ネットでそれっぽい資料を検索して丸飲みしてる生徒や学生や大人は,この小学生にカンペキに負けている。(もちろん,担当教師の誘導がうまいということではあるのだけれど)

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大阪

・世界陸上で1周たりなかった分の埋め合わせということだろうか。

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2007.09.14 (Fri)

アンプラグド小ネタ

・授業はアルゴリズムに入ったところ。変数の値を入れ替えるというところで,まず

a←b
b←a

では失敗することを確認。

・右手に指示棒,左手にスクリーンを降ろす棒を持って,右手がaで,左手がbだとしよう。持ってるものを入れ替えたかったらどうする?ただし,お手玉みたいに投げたり,片手で二つ持つのはだめだ。と説明して生徒にやらせてみる。最初のクラスでは助け船を出してやる必要があったが,次のクラスでは床に置いていいですかと正解を言い当てた。後は床を新しい変数cだということにして,「床におく」→「持ち替える」→「拾う」という動作を変数の代入に置き換えてアルゴリズムが完成。

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Make love not war

・杉真理の次のアルバムのレコーディングは「Make love not war」という曲から始められたらしい。今はmakeのソースにgrepをかけてもloveという英単語さえ見つからない。

$ make war
make: *** No rule to make target `war'.  Stop.

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A single sheet of paper

・IRCで教えてもらったPeter Callesen氏の作品。おそれいった。

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2007.09.13 (Thu)

Unpluggedコミュ

・といっても,音楽のアンプラグドじゃなくて,最近情報教育方面で話題になっている「コンピュータを使わないコンピュータ科学」Unplugged computer science(邦訳がイーテキスト研究所から出ていて,ジュンク堂のベストセラーにもなったとか。一般の流通に乗ってないのが残念)のコミュニティ。昨夜だきわさんが作ったようなのでさっそく参加してみる。

・SSSのナイトセッションで「半プラグド」という話題が出た。アンプラグド本に紹介されているアイディアを,プラグドでやってもいいじゃないかというのである。たとえばこんな感じ。もちろんアンプラグドであることそれ自体にも意味はあるのだけれど,あの本で提示された授業のアイディアをどう実現するかは,授業を受け持つ者が自由に考えていいだろうということだ。前にも言ったことではあるが,情報教育はまだ歴史が浅いので,他の教科にあるようなネタのストックがまだ少ないのだ。

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求人

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2007.09.12 (Wed)

Joe Zawinul氏死去

・いや,Jaco Pastoriusの名前にひかれて買った「Heavy Weather」しか知らんのだけど。

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2007.09.11 (Tue)

サービス残業法

・大臣は

「残業代が出なかったら、あほらしくてさっさと家に帰るインセンティブになる」

と言ったらしいのだけど,さっさと帰って深夜バイトということになってしまっては「家庭だんらん」には結びつかないような気がする。

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2007.09.03 (Mon)

SSS2007を終えての雑感

・私の発表内容は,数学の教科書には掲載されているものの入試で出題されないことからほとんど扱われない統計分野を,情報のシミュレーションから派生して扱ってみるというものだった。後で何人かの方からコメントをいただいたのだが,多くの学生や研究者(調査研究では必須のはず)に必要な統計を教える機会がないことに不満を持っている方は多い様子。さらに,モデル化とシミュレーションをどうしてペアにしなくちゃいかんのだとか,よいモデル化の話が普通教科「情報」の教科書にはない(実教の専門教科の教科書はいいと思う)とか,コンピュータシミュレーションの前に現実のサイコロを試す意味とか,いろいろな示唆をいただいた。

・ところで,こういう話もあった(いろんな人と話したので,自分の意見と人の意見が混じっている):

たとえば数学では高校卒業時にどのような知識を持っているべきであるかということについて,わりと明確なイメージ(微積がどの範囲までできて…)が共通認識になっており,それは基本的に何十年も変化していない。他教科でも状況は同じであろう。

しかし,社会の変化に応じて必要な能力は変化する。なのにその差異を従来教科はカバーしようとしない。そこで仕方なく,情報や総合などの新設教科が歪な形でフォローしているのが現状だ。

三重大の村松先生が,小学校の総合学習で知財学習を行なうことについて発表された。その内容やねらいについては強く共感するのだが,これも「歪なフォロー」の一つだし,私の発表内容ももちろんそうだ。いずれも社会で必要とされている知識・能力であり,自然に考えれば社会科や数学科で扱うべき内容であるにも関わらず,指導要領が変わらない以上誰も手をださない(だせない)から,仕方なく内容のしばりのゆるい総合や情報で無理矢理扱っているのだと。

・「高校卒業時の生徒のイメージ」だけ考えていてもだめで,最初に「期待される大人のイメージ」があって,その実現のためにどういう高校生を育てるか,というのが話の順番だと思うのだが。

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2007.09.01 (Sat)

SSS2007の影響

・やっぱり宿での食事が良すぎたと思うのです。元に戻さなくては。
グラフ

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2007.08.28 (Tue)

SSS2007終了

・鈴鹿(というか正確には菰野だが)で行なわれたSSS2007が終了した。今回は私も発表をさせていただいたのだが,その場になってみると頭が真っ白になってあたふたあたふた。まとめとして直前の講演に絡めた話をしたかったのだが,時間がなかったのと,頭が混乱していたのとで断念。でも終わってから休憩時間やナイトセッションで何人かの方にコメントや助言をいただけたのでよしとする。

・ブログとかでのつきあいのある人と直接顔合わせができたこととか,ナイトセッションで熱く話ができたこととか,いろいろあるんだけど疲れたので今日はとにかく寝る。

・来年は韓国か…外国って行ったことないからなあ。

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2007.08.23 (Thu)

いろいろ不調

・せっかく注文したThinkPad X60のリカバリディスクはブルースクリーン吐いてうまくいかないし,仕方ないから普通にVistaとDebianをインストールしたけど,sun-java6-fontをインストールしても文字が豆腐になる…というか,どうしてipamonaなんてのが/etc/java-6-sun/fontconfig.propertiesにあるんだ?よくわからないので寝る。

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2007.08.18 (Sat)

マンガでわかる統計学

・しばらく前に買ったまま放置してあった「マンガでわかる統計学」(高橋信著,オーム社,ISBN 4-274-06570-7)を読む。マンガで話を進めてる分,読みやすくはなっているけど,わかりやすくはなってないという印象を受けた。でもきっと著者は承知の上でこういう表現をしているのだろうと思う。というのは,たとえば「検定の結論の表現」で「有意で(ある|ない)」という表現をわざと使わなかったことをこう説明しているからだ:

「有意である」の意味するところが分からないということはつまり,確固たる帰無仮説と対立仮説を立てぬまま「検定」をその人はおこなっていると考えられます。

たしかにpが0.05より大きいかどうかで帰無仮説と対立仮説のどちらかが正しいと言いきってしまえれば話は単純になるし,読んだ人も満足感を得やすいだろう。しかしそれは間違いなのだ。適当にごまかしてわかったような気にさせることもできるのに,それをしなかったという点でこの本を評価したい。

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2007.08.17 (Fri)

創造性の科学

・先日帰省したときに,アマゾンの古本で買った市川亀久彌先生の「創造性の科学」(日本放送出版協会)を持っていった。というのも,この図版に見覚えがあるような気がしたからだ。親父とか兄貴がこういった本を好きだったから,ひょっとしたら実家に昔あったんじゃないかと思ったのだ。で,兄貴に聞いてみたところ,見覚えはあるが,家じゃなくて小学校の図書室じゃないかとのこと。なるほど,あの図書室ならそれは十分ありえる話だ。

・部屋の東側の本棚が9(文学),西側がそれ以外という区分けになっていて,私はいつも西側にしか寄り付かなかった。そこで読んだ本が電子工作や天体や理系分野への後押しをしてくれていたのだけど,単純に「理系」というだけではなかったということか。何もない田舎で,特別に得たものは何もないと思っていたけれど,確かに私はあの地で育まれたのだった。

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2007.08.16 (Thu)

体重だけ減ってる?

・体脂肪率は減ってないけど。
グラフ

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2007.08.03 (Fri)

mistone

・杉真理が昔のCDをリマスタリングして再発したので,カセットでしか聴いていなかったmistoneを買った。何度か聴いているが,やっぱりこれ好きだわ。自分の好きなポップスの原型の一つがここにあるんだと思う。たとえば「二人には時間がない」…「Backstage Dreamer」…「Voice-she got a diamond」…「タラップにて」…ああ,僕はいったい何をなくしてきたんだろう。

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2007.08.01 (Wed)

UNIXサーバの日

・今日はUNIXサーバの日らしい…といっても,その理由がすごいわけだが。

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阿久悠さん死去

・ジュリーとかピンクレディーとか,歌謡曲の大きい一部分を作ってきた人だと思う。合掌。

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2007.07.27 (Fri)

XMLのおべんきょ

・思いたって「C++によるXML開発技法」(Fabio Arciniegas著,高橋秀和訳,ISBN 4-89471-414-0)を買って勉強。最初のexpatのサンプルプログラムを打ち込んでみたが…動かない。printfデバグしてみたら,プログラムソースに書いてあることとXMLのDTDが違うことが判明。ありもしないattributeを読み込もうとしてエラー出してたというか,要素の中身を読み出すという一番肝心なところがソースにない…後のページに方法だけ書いてあったので,それを見て解決はしたが。だいたいのイメージはつかめたように思えるので,インタフェースを調べて実装の計画に入ろう。

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全国高校校長協会の怪文書

・また全国高等学校長協会が中教審に新指導要領に関する要望書を出したらしいが,情報に関する部分はあいかわらず支離滅裂だ。必履修からはずしてほしいとする根拠が

「情報」は生徒間の能力差拡大傾向で,2単位70時間の1/2、1/3以下の時間で習得できる生徒もかなりいる。日進月歩の分野で,指導教師充足困難の現状があり,特に小規模校では,教員異動後補充の非常勤講師すら見つけにくい現実がある。

ということらしいのだが,

  • 生徒によってはそんなに簡単に習得できる内容を,教えられる人をどうして確保できないの?
  • 「指導教師充足困難」というが,専門でやってきて情報の免許しか取れなかった人たちを採用しなかったのは誰?
  • 小規模校で時間数の都合で採用が難しいという状況は,情報の標準単位を3か4にすれば解決するのでは?

というくらいのツッコミは入れておくとしよう。しょせん彼らは教育が国つくりだということに頭の回らない馬鹿どもだ。去年話題になった未履修問題を受けて討議しているということだが,彼らの考えてることは大学合格実績をあげるためにはルールを破る必要があった。ルールを破らなくて済むように,ルールの方を変えてほしいということだ。

・でも,こんなふざけた文書でも,意味をもってしまうんだよなぁ。

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2007.07.21 (Sat)

ラーメンフォークGet!

・スガキヤの新ラーメンフォークを入手した。足をのばしてアピタまで行った甲斐があったというもの。
写真

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2007.07.17 (Tue)

政見放送

・参議院選挙に向けての政見放送がTVで何度も流れるのだが,党首とヨイショ役の対談形式というのは,見ていて寒々しい。いや,どこの政党とは言わんけど。ていうか,どこもそうなんだが。

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2007.07.16 (Mon)

アンプラグド邦訳

・Computer Science Unpluggedの邦訳「コンピュータを使わない情報教育 アンプラグドコンピュータサイエンス」が7月25日に発売されるという。さっそく予約。Parroty Errorをどう訳したのかが楽しみではある。

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2007.07.11 (Wed)

ぼんやりと休日

・今日は創立記念日ということで休日。とりあえず改装したばかりのマウンテンに行ってみる。ぎりぎり12時前に入ったので待たずに入れたが,次の団体からは待たされていた様子。で,頼んだスパゲティを目の前にして思ったのだが,そろそろ自分の中でマウンテンに対して持ってる思いを終わりにしてもいいのかもしれない。40になるとあの量がきついというのは確かだが,学生の頃の何かを思い起こすためにここに来るのは何か違う気がした。自分の現在の立ち位置は,そこからだいぶ離れたところにあるのだと。

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2007.07.06 (Fri)

教育情報化リーダ検定

・6月17日に受験したのだが,合格したということを知らせるメールが来た。常識問題が多かったから合格したことへの感激はないのだけど,文書類をきちんと読んでないことを自覚させられる試験だった。

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2007.07.01 (Sun)

少しは…

・5月よりは少しはマシなのである。
グラフ

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Is the internet dying?

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2007.06.25 (Mon)

教員免許更新講習の現実

・教員免許法が改正されて免許の更新講習をすることになったわけだが,地方の国立大ではやってられんという声が出ているとか。まさかとは思うが,実施の具体的なことってまだ決めてないとか?

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2007.06.24 (Sun)

X60始動

・いろいろ苦労はしたものの,Vistaを入れ,Linuxを入れ,カーネルを何度も作りなおしてようやく使える環境にした。モデムをDisabledにするとサウンドまで使えなくなるというBIOSのバグ(?)には悩まされたが。しかしカーネルのビルドが20分くらいで終わるというのはありがたいね。gnugoもめちゃくちゃ早いし。もう前のマシンには戻れない…。

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2007.06.23 (Sat)

X60 setup

・s30はもう…というわけで,昨日届いたX60をセットアップ。Vistaのインストールに案外手間取ってしまったが…なんとかLinuxでも音が出るところまではこぎつけたのでよしとしよう。

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2007.06.21 (Thu)

道徳教育とやら

・tss氏に影響されて買った本は,まだ読めてないものが多い。「現代社会の理論」(見田宗介著,岩波書店,ISBN 4-00-430465-2)をかなりゆっくり読んでる(そうしないとわからなくなる)が,どれだけ時間がかかってしまうやら。

・で,それとか積ん読の山は置いといて,手近な「対話のない社会」(中島義道著,PHP研究所,ISBN 4-569-55847-X)を読み終えた。自分が普段から感じる窮屈さというのはつまりこういうことなのだなと思った。それはたぶん

I am OK.
You are OK.
Both are OK.

の最後を

We are OK.

にしてしまってることについてskyさんが「それだとOKなのはあくまでもWeという一人称じゃん,『他』や『異』を受容せずに他人を尊重できるわけがない」というようなことを言ってたのと通じているのだろう。Bothならそこに対立や対話が残るからいい(新しい解決を生み出す可能性がある)のだけど,Weになってしまうと(おそらくこの国では)対話を圧殺する空気に支配されて何も言えなくなる。その停滞した空気がたまらなくいやだ。自分が死ぬまで(あるいは退職するまで)もたせられればいいという立場の人ならそれも一つの選択だが,自分の後の世代を考える仕事がそれでは話にならない。

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2007.06.13 (Wed)

ndiswrapper

・なんだ,この簡単さは…。あまりにもあっけなく無線が使えてしまって拍子抜け。

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2007.06.10 (Sun)

裁判官の爆笑お言葉集

・昨日は深夜バスで東京についてからフォーラムまでずいぶん時間があったので,通りがかったコンビニで「裁判官の爆笑お言葉集」(長嶺超輝著,幻冬舎,ISBN 978-4-344-98030-3)を購入して読んでいた。タイトルに「爆笑」とあるので実は敬遠していたのだが,読んでみると取り上げられている言葉の多くは考えさせられるものや,じんとくるものだった。裁判官も,我々と同じ社会に生きている人間なのだな,と感じさせられた。

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東京散策

・秋葉原を出て,湯島へ。まずは湯島聖堂に。静かな雰囲気を楽しませていただく。続いて神田明神。なぜだかわからないけど和服の女性が非常に多い。立看板を見ると,どうやら私は厄年らしい…だからといって何をするわけでもないのだが…とりあえずお賽銭を入れて手を合わせておく。最後に湯島天満宮で,大学受験を控えている娘のためにお守りとハチマキを入手。

ところで,湯島天満宮の近くにあるホテルには「REST」の文字が消されているものがいくつかあったのだが,どういう理由なのだろう。いや,理由を知っても利用するわけではないからどうでもいいのだが。

・秋葉原に戻って,お茶を飲んで休んでいる間に大雨。持ってきていた折り畳み傘は壊れてしまった。移動に苦労しつつ,時間調整をかねてとらのあなへ。というのも,にゅたんNew's Networkの個人誌Vol.2(Vol.1.1は品切れ)を入手したかったからだ。んでもって,念願のサンボへ…この雨なのに行列できてるやん。少し待ってから,大盛りと味噌汁を注文。確かに量は多いけどいたずらに多いということもなく,おいしくいただいた。

古本屋で「空想科学読本」や「チーズはどこにいった」を買ったり,メイドさんのいない喫茶店でまったりしたり,おちついたところで新幹線で名古屋に戻る。車中では万世ヒレカツサンドとビールで撃沈。

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2007.06.09 (Sat)

大学入試と情報フォーラム2007

・というわけで東大へ。なにしろ東大に来るのは初めてなもので,赤門とか安田講堂を写真にとったり,兼宗先生がキャンパスで遭遇したドリトルの神様をお連れしたり皇太子一家が訪れたりしたという三四郎池でまったりしたり。昼食はVX氏と一緒に安田講堂地下の食堂で赤門ラーメン(大盛)をいただいてみたり。

・で,肝心のフォーラムだが,高校教員の参加が予想外に少ない(10人くらい?)のが残念。入試の強化は「情報」の地位向上につながると思うんだがなあ。センター試験にせよ個別試験にせよ,入試には政治的な判断がつきまとう。それが日程などの制約を受けて押されていくわけで…このまま立場弱いままだと教科としての存在さえどうにかなってしまいそうだ。天良氏からは,全国高等学校長協会が出した要望書がその筋では影響を及ぼしそうだという悲観的な話を聞かされたし…私自身はこの要望書は的外れであるし卑怯だとも思っているのだが,お偉がたはそうは思っていないらしい。あんまりにもがっくりきて,帰りに寄った聖橋でなんだか吸い込まれそうになっちまったよ,まったく。

・それはともかくとして,講演はまじめに拝聴。韓国もけっこう同じことで悩んでるというのは意外だった。アプリケーション操作だけでなく,原理についても勉強させたい,しかし教師がそれに対応しきれないなんて,どっちの国の話をしてるのかわからないじゃないか。それにしても韓国のICT教育運営指針は見事なものだ。ゲーム中毒のことが取り上げられているなど,時代に追随しようとする意思がはっきりでている。情報教育課程の内容も,中学段階である程度のプログラミングやアルゴリズムを習得させてしまうなど,十分に高度なものを目指しているように思われる。一方で,このカリキュラムでは現職の教師がついていけないとか,情報系科目の扱いが縮小されそうだとか,日本と同じ問題点も抱えている。

綿貫氏の学校では情報の専門科目を全部やっているという話を聞いて驚いた。入試はともかく,この専門科目のことが気になるなあ。建前としては私の免許でも専門科目を教えられなくてはいけないのだけど,私の知識や技能は偏ってるから。
全然話ができなかったので,とりあえず名刺を交換させていただいた。「わた」つながりということでよろしく。

入試ということについては,高校からは対応に困るだのいろいろ文句がでるだろうけど,大学側にはそれをあえてつっきって「こういう能力が欲しい」をアピールしてほしいと思う。もちろんそれがいい状況に向かうためには周辺環境の建てなおしが必要で…具体的な内容が書かれていない学習指導要領や,ぬるい研修で教員免許をばらまいたことについてさっさと反省して次の段階に向かってほしいものだと思う。パネルディスカッションでも,

「社会の要請」についての共通認識を作ることは,本当は可能なのではないか

という発言があった。前述の校長会のあれもそうだけど,将来の社会が求めているもの,子供たちに必要なものを考えようとしない状況にはもううんざりだ。

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東京をふらふら

・終わってから,徒歩で秋葉原に移動。途中で湯島を経由…なるほど,この辺に湯島天神とかあるんだな,明日ゆっくり訪れるとしよう。

秋葉原に着くと,あやうく我が家かと見間違えそうな飲み屋を見つけたのだが,混んでいたので退散。カプセルイン秋葉原にて宿泊。外国人の宿泊客がけっこう多いようだ。

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2007.06.08 (Fri)

のしろさんの授業

・少し現実逃避時間ができたので,のしろさんがSOIで公開している授業を見た。といってもビデオは見られなかったのでスライドだけだが。

比較すると私のやっていることは非常にトップダウン的であり,先に用意した大分類の枠にしばられているところがあると感じた。原因として思い当たるのは,定期試験のことがずっと気になっているということだ。つまり,上記した大分類の縛りというのは従来教科のやり方であり,それをはずしてしまうと生徒が勉強しにくいのではないかということを気にしているのだ。その点,彼の示しているものはもっと柔軟だ。

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個人情報流出を苦に自殺

・Winnyで児童の個人情報を流出させた教員が自殺したというニュースがある。本人がWinnyの使用を認めているということで流出は自業自得なのだけど,自殺は解決ではないわな。小学校ということで子供との距離が近い分,悩んでしまったのかなあとか思ったりはするけど。

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教育実習

・今年は情報科には二人の教育実習生が来ていたのだが,今日でおしまい。日誌の字がすごく汚いとか,声が十分に出てないとか,そんなわかりやすいこと以外にもいろんな面でまだまだなんだけど,情報についてちゃんと高等教育を受けた人たちが教壇に立ってほしいとは思っているので,頑張ってもらいたいところ。そう思うと,情報だけの免許では採用がない今の状況は辛いなあ。

・ふと思い出した。自分が教育実習をやったときに生徒に書いてもらったアンケートの一枚に

いいお嫁さんみつけてください。

と書いてあったのは,いったいなんだったんだろう。

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2007.06.03 (Sun)

あれこれ

・見事な予言です。

・前歯の入れ歯が壊れた。食事中に外れたのを噛んで壊してしまったようだ。明日にでも歯医者に行かなくては。

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梅酒

・スーパーに梅の実が並んでいたので,漬けてみた。飲めるのは冬かな。

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2007.06.01 (Fri)

5月はだめだめだー

・という結果でした。

グラフ

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2007.05.29 (Tue)

「談合」か…

・ここんとこ「フューチャリスト宣言」(梅田望夫・茂木健一郎著,筑摩書房,ISBN 978-4-480-06361-8)と「脳の中の人生」(茂木健一郎著,中央公論新社,ISBN 4-12-150200-0)を読んでいる。これを読んでようやく,茂木氏が「アハ」の人であり「プロフェッショナル/仕事の流儀」の司会であるということに気がついた。梅田氏と茂木氏のポジティブさには恐れ入った。特に,茂木氏はすごくラジカルだ。「偶有性の受容」は重要なキーワードだと思う。

・面白かったのは,日本の入試は談合だという話。試験範囲をがっちり決めてしまってそこから逸脱することは一切許さない,人工的な競争・競技だというのだ。笑ってしまうほど同感だ。なぜ笑ってしまうかというと,私自身がその「競技」をうまくやれるよう努力してきたし,それを指導してきたから。しかし今「情報」の授業を担当するようになってそれが変わってきた。なぜなら「情報」にはまだ競技とよべるだけのルールができていないからだ。その中で少しでもいいものを生徒に与えたいし,そもそも何が「いい」なのかについても考えている。そういったことで悩むことが,今の自分には非常に楽しい。

また,学歴が自慢になるのはそれを手にする者が少ないからであり,その希少価値は大学の物理的リソースの制限に起因する。しかしそれに相当する知的スキルを誰もが入手できるようになったら,学歴は自慢にならなくなる。そのときアピールできるのは「自分は何を学んだ」「何に所属している」ではなく,「自分は何をした」「これから何をする」だと。実は昨日ある研究会で愛知教育大学の江島徹郎准教授に講演をしていただいたのだが,そこで江島氏が語ったバーチャル大学やe-ラーニングの話ともつながっているのだった。

科学の醍醐味は「わからないこと」にあるはずなのに,学校もテレビも「わかったこと」を「わかりやすく」伝える努力ばかりをしている。実はそのことが子供の好奇心を削いでしまって「理科離れ」につながっているのではないかとの指摘にもなるほどと思う。

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非定型うつ

・帰ったらテレビで「たけしの本当は怖い家庭の医学」をやっていた。最初の話題が,ストレスからくる非定型うつなのだが,そこであげられていた症状が

  • 食欲が増す
  • よく眠れる
  • 手足が鉛のように重い
  • 好きな人と話すと症状がやわらぐ
  • 突然キレる
  • ベッドから起き上がれない
  • 無性に悲しくなる
  • イライラする

というものなのだが…あのー,全部あてはまるんですけど。休みの日は一日中寝てたりするし。昨日はどこぞの大臣が自殺なんかするもんだから,ひきずられて眠れなかったけど。

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2007.05.24 (Thu)

デジタルプア

・辰己先生の研究雑報で,今週のAERAの記事「携帯オンリー デジタルプアの壁」の話題があったので,買って読んでみた。表紙はアンジェラ・アキ。AERAって,電車の中吊り広告のダジャレしか目に入ってなかったからなあ。

・さっきテレビで,マックやネットカフェに寝泊まりして日雇い派遣で食いつないでいる若者の特集をしていた。週払いに切り替えてまとまった金額を受け取れるようにしたいのはやまやまだが,その間の食い扶持をつなぐ費用が捻出できないという。AERAの記事にも,パソコンが使えれなければ時給の安い仕事を受けざるを得ない,かといってパソコンを買って勉強しようとしてもその資金がない,そんな風に携帯日雇いスパイラルから抜け出せないという状況が書かれている。発展途上国の子供にありがちなこのスパイラル(学校に行かせた方がいい仕事に就けることはわかっていても,目先の労働力として使わざるを得ない)が,この国の青年にも起きているというのだ。

・ふと,内田樹の「下流指向」に

文化資本は統計的には正規分布してないんですから,下の方の階層の人は文化資本が豊かに備わっている日本人が存在するということ自体を知らない

から,文化資本の階層は拡大する一方だと述べられていたのを思い出した。「上流」を知らない「下流」には,文化を得るためのモチベーションさえ得る機会がないというのだ。

いくら携帯が進化したとしても,携帯でできることとパソコンでできることが同じレベルになるとは思えない。情報を有機的に処理して生み出すという点では後者に多くの利があると私は考えている。その「利」を知らないまま育った者にとっては,パソコンが携帯電話以下の存在にしか見えなくても仕方ないのかもしれないが,それが自分を「下流」に固定してしまうことにつながる危険性を知る機会くらいはあっていいと思う。高校の教科「情報」の中で,その助けができればいいのだが。

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2007.05.22 (Tue)

ひもじい

・明日の健康診断でバリウム飲むので,昼まで絶食。なんかもう腹が減ってきた気がする。うう。これで体重が減ればいいんだが,そんなわけにはいかないんだよなあ。

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2007.05.21 (Mon)

LISP

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2007.05.19 (Sat)

PENのパッケージ更新

・久しくPENのdebianパッケージ更新をサボっていたのだが,そろそろ授業で使う時期なので重い腰をあげて更新した(正午にならないと外部公開されないが)。最近のPENはグラフィックやファイルI/Oの関数も使えるようになってきて,プログラム入力支援ボタンもそれにあわせて充実してきているのだが,本校の授業ではそこまで必要ないので旧式のボタンを残したパッケージも作っておいた。

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2007.05.16 (Wed)

鬱コミュ退会

・管理人さんとかには全然不満はないのだけど,「コミュニティ最新書き込み」に「鬱」という漢字がずらっと並んでたり,しかもそのトピックのタイトルが刺激的なものだったりすると,どうにも引きずられそうでいけない。自分の視界からそういったものを外すために退会。

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2007.05.13 (Sun)

囲碁大会

・碁席喜多山の改装記念囲碁大会に参加。知らない人との対局も,しっかりした碁石と碁盤を使って打つのも初めてということで緊張していたのだが,最初に対局してくれた人がうまくほぐしてくれたのでちょっと落ち着いた。その対局,最初はいくらか私の方が有利に進めていたように思ったのだが,下辺のコウをあきらめたところから大石をごそっと取られて完全にひっくり返り,やむなく投了。これは悔しかったな。この日は4局打って1勝3敗だった。 最後に打った人はずっと級が上の人で,石を置かせてもらって打ったのだけど及ばず。終わってからもう1局相手していただいたのだが,あれは対局というよりもレクチャだったな。目の前でおもしろい手筋を見せられると,大石を取られたことはともかくとして感激してしまう。

・前に同僚と休憩時間に打ったときにはすごく萎縮してしまって全然手が広げられなかったのだが,こういう場でやってみると開きなおれたのか,自分なりには堂々と打つことができた。やみつきになりそうだなあ。

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2007.05.12 (Sat)

かきつばたフォーラム

・父母懇のかきつばたフォーラムで講演を依頼されていたので,「子どもたちのインターネット事件」をネタにしていろいろ話す。最後の方は駆け足になってそれなりにぐだぐだになった気がするのだけど,なんとかちょうどの時間で終了。

・終わった後で読売新聞社の記者の人から取材を受けたのだが…コレという決め手にかける返事しかできなかった気がする。父兄の人とか集まってきたので一緒に話をしたのだが,やはりこういう話の需要は多いだろうという。別の会でも取り上げてみたいとのこと。

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2007.05.11 (Fri)

大学入試と情報フォーラム2007

・大学入試と情報フォーラム2007が6/9に東京大学小柴ホールで開催されるとのこと。予定あけて行ってきたいな。東京大学にはまだ足を踏み入れたことがないし。とりあえず出張申請は出してみよう,通るかどうかはともかくとして。

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2007.05.10 (Thu)

のしろさんがWIDEに

・といっても太ったわけではなくて,情報Bの授業をWIDEのSOIでやるということらしい。本校も同じ情報Bをやっているので同じ単元のところとか参考にしたいし,自分とこに抜けているものを補っていきたい。意見や感想は日記の方にということらしい。

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2007.05.07 (Mon)

Xが激重

・久々に出勤してXを立ち上げてみると,なんだか信じられないくらい重い。ログインしようにもキー入力をまともに受け付けない。どうにかログインしてみると…これまた重い。psやtopで見ると,XorgがCPUを喰いまくってる。幸いaptitudeのログが残っているので,最近アップグレードしたものから順に古いものに戻してみる…と,xserver-xorg-video-siliconmotionを1.5.1-1から1.4.1-4に戻したところで解決した様子。といっても,ここまでで半日を無駄にしているわけで,大急ぎでノルマを果たさねば。

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2007.05.04 (Fri)

ギター

・昨日チューナと弦を買ってきた。店頭で声チューニング遊びをしたのはまあそれはそれでお約束(小声だと音程が安定しないのもお約束)。今日は部活の試合の引率だったのだが,わりと早々と負けてしまったので早く帰って弦を張り替えた。ギターのスケールが短いので弦は.010〜.046。やっぱり新しい弦だと鳴りが全然違うなあ。無理がないというか。んなわけでしばし遊ぶ。

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2007.05.01 (Tue)

同僚と対局

・空き時間にふとした話から対局。実は普通の大きさの石で打つのはこれが生まれて初めてだったりする。力の差が歴然としているので結果はぼろ負けなのだが,やはり人間相手(しかも完全に格上)ということで萎縮してしまっていたのが残念だった。踏み込むべきところでつい安全策,生きること優先に動いてしまったために,面白みのない内容になってしまったのだ。それでも,いい勉強にはなったのだが。

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2007.04.30 (Mon)

sitecopy

・さて,アップロードをどうするか。今までのRubyスクリプトをもう一度作りなおすのもなんだか間が抜けている。いいパッケージはないかな…ということで,sitecopyというのを試してみることにした。必要最低限の設定をしたらあっさりアップロードできてしまった一番手間取ったのは,忘れてしまったパスワードの再発行だったという…。

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復旧作業

・職場日記を2001年までなんとか復旧した…と思う。

・昼までかかってなんとかスクリプトの修正まで含めて終了。まだ少し作りこめてないところがあるけど,まあそれは急ぐ話じゃないし。さて,あとはたまった本業をなんとかしないとな。

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2007.04.28 (Sat)

期限切れ証明書

・おや,アマゾンのアソシエイト・セントラルにサインインしようとしたら,証明書が期限切れだと言われてしまった。
期限切れの表示

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2007.04.25 (Wed)

ノート復旧

・いろいろ大変ではある。XとかAPMの設定がうまくいってないなあ。ある程度はBIOSが古かったことに起因してたようだけど…。

・それにしても,sargeのときに比べてずいぶん設定が楽になっていることに気づく。特に日本語関係…localeはさすがにEUC-JPに戻したけど。

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2007.04.20 (Fri)

生き抜くためのピタゴラ装置

・ピタゴラ装置DVDの2冊めが出ているという話をきいたので,帰り際に本屋に。ついでに「生き抜くための数学入門」(新井紀子著,理論社,ISBN 978-4-652-07823-5)も購入。さっそく読んだが,これも生徒に読ませたいな。「とは」や「なぜ」の力が鍛えられていないという話や,論理や説明の能力の話,無限の話,そして最後に語られる「論理の限界」の話。これを誰かに教えてもらえることは幸福なことだと思う。

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2007.04.19 (Thu)

高校メーカ

・わたやん高校はこんな学校らしい。

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2007.04.15 (Sun)

無印良品バインダー

・ミニ5のシステム手帳でリングが11mmより大きいのが欲しい,ということをmixiで相談したら,無印でずいぶん前に出してたからオークションで探してみたら?と教えてもらったので,さっそく検索してビッダーズに出品されているのを見つけて落札した。で,その現物が届いたわけだが…リングが15mmなのだな。案外大きいが,胸ポケットにはぎりぎり入る。しばらく使って様子をみるとしよう。

左が無印のバインダ。右が今まで使っていた物。

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DTM

・吹奏楽部に所属している長女が,自分のパート譜をMIDI入力してみたいとのこと。Frieve-AさんのMusic Sound Producerを使ってみる。マウスで入力していくのだったら,ピアノロールが楽だな。最初いくつかの音を入力して見せてあげたら,それで勝手がわかったようであとは自分で入力していった。難しいのは5連符のところだったのだが,これも一つめのところで理屈を説明したら,後は自分で計算しながら進めていけたようだ。できあがったパート譜の音を超録のフリーウェア版でWAVに落としてHDウォークマンに入れるとのこと。

・今まで気がつかなかったんだけど,Frieve Editorってなんかおもしろそうだな(DTMとは関係ないけど)。

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2007.04.14 (Sat)

GTD

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校長会の要望書に呆れた

・全国高等学校長協会から「学習指導要領改訂に向けて(お願い)」という要望書が出たらしい。その中に,教科「情報」についての記述がある:

高校入学時の生徒技能差は拡大の一途です。高校での指導者不足と相まって、教科としての存続を疑問視する意見がかなりあります。情報モラル教育は大事ですが、これは「情報」で扱うのが適切か、他教科内指導や生徒指導一般で扱う方がよいのか、今後の検討が必要です。

だいたい,指導者不足だからといって手を引いてしまったら,事態がさらに悪化するという単純な因果に気づいていないのだろうか。

それに今の「指導者」の多くは曲がりなりにも講習を受けてそのための勉強をした上で教壇に立っている(はずだ)。情報モラルの指導を他教科や生徒指導で行なうというなら,その指導を行なう者がそのための勉強をしてくれるという前提が必要なのだが,果して彼らは適切な勉強をする環境を手に入れられるだろうか。いいかげんな情報がまるで常識の顔をして出回っている中で,生徒を指導するに足る知識や考えを作り上げるのは簡単なことではない。

・だいたい,各学校の校長がこの国の将来のことを考えた上でその発言をしたのか?私にはそんな風には思えない。辰己先生の研究雑報へのコメントに書いたように,彼らにとって重要なのは地域内他校と自校の格差であって,他国と自国の格差ではない。なぜならそれは親たちの要望でもある…わが国の心配と,わが子の心配は別物なのだ。彼らはひょっとして日本が情報先進国であるとでも錯覚しているんじゃないか?

新しい世界に対応するためには10年耐えて試行錯誤するという腹の括り方が必要で,そのビジョンを示すことで(腰が引けてしまっている)校長たちを引っ張るのが,国の機関が果たすべき役割だと考えている。

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2007.04.12 (Thu)

んがー

・調子悪い。仕事がたてこんでるというだけで忙しいのならまだいいのだが,どうしたって孤独だというのがつらい。私のポジションが特異に過ぎるのだろうけれど。

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2007.04.08 (Sun)

脳トレ

・昨日,脳年齢20歳をようやくだしたのだが,左画面の川嶋教授に

脳も筋肉モリモリですね!

と言われてしまった。

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Voice Photo

・にしにしのところで作ったVoice Photoが,なにげなくおもしろい。マイク入力できない環境がうらめしいぞ。

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2007.04.07 (Sat)

基礎からわかる情報リテラシー

・奥村先生が書かれた「基礎からわかる情報リテラシー」(奥村晴彦著,技術評論社,ISBN 978-4-7741-3080-4)が4/10に発売されるらしい。中身はまだ見てないからわからないのだけれど,技術評論社のページに書いてある「この本の概要」が気に入った。

「情報リテラシー」とは、情報活用についての基本的な能力を指します。私たちが身につけなければならないのは特定の製品の使い方ではなく、情報社会での「生きる力」(変化に対応できる力)です。目の前にあるコンピュータがなんであれ、「使い方を習っていないので何もできません」では困ります。説明を読めば使い始めることができる力をつけるには、単なる使い方ではなく、基本的な知識が必要です。

ちょうど今,情報の最初の授業で行なうガイダンスのプリントを作っているところなのだが,この文章を使いたいなあと思った。今までのガイダンスでも松浦敏雄先生「よしだともこのルート訪問記」第38回(1998.03)で語っておられた

(略)私はコンピュータ・リテラシ教育の目標を、「新しいソフトウェアに対する適応力」、「自分で問題解決できる能力」、「計算機をどのように利用するか(否か)を判断できる能力」を養うことだと考えています。

現状では、多くの大学や短大が「ワープロ/表計算ソフトウェアの使い方を教える=リテラシ教育」と考えているため、「教えられたソフトウェア以外は使えないし、使おうとしない学生」を生み出してしまっています。本来の大学教育は、概念を理解させて新しいソフトウェアと出合ったときの適応能力を高めるためのものです。

を引用して,この授業が目指しているものが何であるかを説明してきた。どちらの文章も,私が考えてきたこととまったく一致するのだ。どういうことかというとつまり…と説明しようかと思ったが,引用した文章に共通することの繰り返しになってしまうので書いても仕方ない気がする。

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2007.04.04 (Wed)

雑誌廃棄

・新年度ということで,職場の仕事部屋を掃除…したかったのだが,収納スペースがないとどうしようもない状態。しかたないので雑誌を捨てまくることにした。いつか読むだろうと思って置いておいても,今読まないものを読む「いつか」は来ないんだから…と自分に言い聞かせて,片っ端から縛りまくり。

本棚が2段空いたので,本とかファイルとか詰め放題だ。この際だから,整理できずに散らかってる書類も捨てるか…。

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ディスプレイ廃棄

・で,前のディスプレイを捨てなくてはいかんわけで。三菱製品なので情報機器リサイクルセンターに連絡。なんと,自分で梱包しなくちゃいけないのか。自宅にそんな箱があるはずがないので,職場のプリンタの箱を転用。

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2007.04.03 (Tue)

液晶ディスプレイ

・自宅デスクトップのCRTがだめになったので新しいのを調達しに大須へ。いまどきCRTなんて珍しいようで,並んでるのは液晶ディスプレイばかり。そんなわけで店頭展示品のL1952Tを購入。うーん,19インチってでかいわ。職場にもほしくなるな。

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2007.03.30 (Fri)

梅沢教授

・梅沢女流棋聖が東邦大の客員教授になるらしい。で,囲碁を教えるだけじゃなくて,数理知能的な観点から情報科学の研究にもあたってもらう予定だとか。それはうまくいけばおもしろそうだなあ。

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2007.03.28 (Wed)

TeXClip

・奥村晴彦先生のブログTeXclipが紹介されていた。きれいな数式ができるし,しかも高速。これを使わない手はないなあ。授業プレゼンで数式を出すときなんか,TeXに慣れた身ではOOo Mathの数式には満足できないので。

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2007.03.25 (Sun)

ギター買った

・衝動的にエレキギターが欲しくなったので大須に。ヘッドフォン端子がついてるやつがいいな,ということでPignoseのPGG-200を購入。スピーカ付きのショートスケールなんだけど,どんなやつにせよエレキギターを持つのは生まれて初めてだったりする。で,帰ってきてからちょっと遊んでみたのだが…やっぱり指が動かなくなってるわ。ぼちぼちならしてくかな。

ギターの写真

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2007.03.23 (Fri)

ドラッグ&ドロップ

・世間ではタミフルいじめがはやってるようだが,飲まなくても飛び降りる人はいるようで。

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2007.03.22 (Thu)

畑村式「わかる」技術

・「畑村式『わかる』技術」(畑村洋太郎著,講談社,ISBN 4-06-149809-6)を読み終えた。なんだか前に一度読んだような気もするのだが,畑村氏の別の本とつながってる内容は確かに多いので気にしないことにする。「わかり方」について基本的な方向はそんなに遠くないと思ったが,いくつか特に注意をひかれたことがあった。

・記録のとり方については,この本を参考にしてみるのもいいと思った。手帳を白いままにしておくのもつまらないし。

・対象を論理的に理解することなく,経験や記憶だけでさばこうとする人がいる。本文中で「経験主義の誤り」といって批判していることであり,私も職場でそういう仕事のやりかたに苛立つことが多い。氏も工場見学をして気がついたことを指摘すると

ところが,管理主義に陥っている会社の場合は,単に第三者がどう評価しているかということばかりが気になるようです。(中略)単なる欠点の指摘と受け止めるにとどまっているのが残念です。

ということがあるというのだが…その体験は私も何度かしている。

以下,愚痴。私は一部の人には「恐い人」と思われてるみたいで,怒らせないようにという感じで指示をあおいでくる人がいるのだが…違うだろ。お互いその仕事で飯を食ってるプロなんだから,それぞれの立場で言うべきことがあるだろ。どうして上司でもない私がそちらの仕事の指示を出さなくちゃいけないんだ?それは自分の側の怠慢だということに早く気づいてくれ。

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2007.03.21 (Wed)

飲みとか芸術とかマインドマップとか

・20日は修了式ということで飲み。数年前に,新入生の芸術選択を第二希望に変更するのは最低限にしてほしいということを会議で発言したことがあって,美術の先生がそれに同意してくださったのだが,彼が停年を迎えるということで少し話をさせていただく。「文化」が大事にされなさすぎると彼は嘆く。内田樹の「下流指向」に,経済格差以上に文化格差の問題があってそれはひたすら拡大され続ける(なぜなら下の階層にいる者は自分たちと別の世界があることにさえ気がつかないから)というようなことが書いてあったことを思い出したので,その話をしたらうなずいていただけた。

・司書の方とマインドマップのことで話す。図書館にマインドマップ関係の本を入れてから,実際に描いてる生徒を何人か見たというし,彼女自身も描いてみたことがあるとのこと。私も一度その生徒から話を聞いてみたいものだ。

で,今日100円ショップで色ボールペンを買ってきて,久しぶりに紙にマインドマップを描いてみた(普段はfreemindを使っている)。うん,やっぱり色があった方が楽しい。娘が興味深そうに見ていたので基本的なルールを説明したら,自分も描いてみるという。姉妹でお互いのイメージから描いてみたというのだが,そこそこ広がっていけたようだ。職場に置きっぱなしのマインドマップ関係の本を持ってきて読ませてみようか。

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2007.03.20 (Tue)

掲示板変更

・なんか勝手に広告とか入ってるけどまあいいや。

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鴨志田穣さん死去

・ふとニュースを見たら,鴨志田穣さんがなくなったらしい。西原さんと復縁したということで,今度は落ち着くのかなと思ってほっとしてたのに。知りもしない人の訃報が,こんなにせつない。

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2007.03.19 (Mon)

手帳

・東急ハンズから電話。ミニ5で13ミリのリングは売ってないか調べてもらっていたのだが,11が最大であるとのこと。今使ってるのがそれだから,結局どうしようもないということか。

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2007.03.13 (Tue)

手帳

・そんなわけで名古屋のあちこちの店を回ってFILOFAXの小さいやつを探す。LOFTでChinoを見つけたのだが,やはり札入れ兼用なので胸ポケットに入れるには大きすぎる。収穫なしではつまらないので,東急ハンズでミニ5用の13ミリリングが製品として存在するのかどうか調べてもらうことにした。一週間ほどかかるとのこと。

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2007.03.11 (Sun)

東京散策

・雨の中を銀座へ。文房具フェチのはしくれとして,伊東屋に行ってみたいとずっと思っていたのだ。10時半開店ということなのでマックで時間をつぶす。こんなとき,qgoで遊べるのがありがたい。

・で,伊東屋へ。システム手帳のフロアで探し回ったのだけど…ミニ5で13mmリングというと,Filofaxの札入れ兼用のしかないし,それをはずすと11mmしかなくて現状と変わりない。あきらめて万年筆のフロアでインクを物色…ペリカンの短いインクって製造中止なの?いろんな色があって面白いと思ってたのに…出してくれた色見本を見つつ,ロットリングの緑インクを買ってみる。

(3/12追記)後でFilofaxのサイトで商品ラインナップをチェックしてみたが,もうちょっといろんな種類がありそうな感じで,ひょっとしたらChinoなんかいいのかもしれない…とはいっても,サイズが書いてないのでなんともいえない。やはり実物を確認したいものだ。名古屋で扱ってる店は東急ハンズとロフト,丸善,松坂屋か。もう一度探しにいってみるかな。

・昼食をサンボでとろうと秋葉原に行ってみたが,今日は休みだという貼り紙が。残念な思いをかかえつつ,肉の万世で万かつサンドを購入。

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2007.03.10 (Sat)

ワープロ07

・というわけで深夜バスで新宿に着いたのが6時前。例によって時間が余りまくってしまうのが難点だ。国立の駅前から一橋大学までの道がきれいに整備されてることに感心しつつ,ベンチで文庫本を読んで時間をつぶす。

・午前の基調講演を聞いて思ったこと。情報処理学会を外から見てる人の中には同学会はプログラミングを中心にやれと言っているとかプログラミングの体験は数時間だなんて,ずいぶん軟化したじゃないかというような誤解をしている人がいるのだが,プログラミングへの忌避や抵抗感がこういう誤解を拡大しているようにも思える。

・午後の情報分科会では,Computer Science UnpluggedとPENの話。私も「こんなことしかできてません。へろへろ」という発表を手短に行なった。発表の後で某大学の先生が話をしてくれたのだが,彼の授業では代入や順次実行だけで90分使っているとのこと。というのも,その先のことがわからなくなる原因を探っていくと,結局そういった基本の弱さに起因するということらしい。なるほど,私は数学の場合よりもっと「わからない人の考えがわかっていない」のだろうと気づかされた。

それにしても,終わってからの質疑で代入が移動になるような言語を考えることは面白いかもしれないという話が出るあたりはさすがだなと感心した。また,原理に関する話を高等教育でやって初等中等でオフィスソフトを扱うというのは,本当なら逆じゃないのかという意見にはまったく納得させられた。

・懇親会ではUnpluggedの実践を発表された先生方との話が中心になった。私は小さい頃に買ってもらった「チャイクロ」という絵本のことを思い出していた。Unpluggedは確かに効果があると思うのだけど,これが特別なことに思えてしまうほど初等中等教育での情報教育の手持ちカードが少ないことは,実はけっこうまずいことでもある。つまり,そのくらいにまだ歴史が浅いということだ。

上で「初等中等教育でオフィスソフトを扱うのは逆だ」ということを書いたが,だったらなぜそういう状況になっているかといえば,情報教育へのアプローチをそれ以外に知らないからではないだろうか。

・二次会では情報を必履修から外そうとしている勢力のことなどの深刻な話題も出たし,この業界はミュージシャン崩れも多いけど「鉄」属性の人も相当…「いや,俺は鉄じゃない」とか,そんなのんびりした話もあった。

・帰りの電車の中でケータイで検索したら,三鷹に3000円のカプセルホテルがあるということなので,PEN開発者の中村氏と一緒にそこで泊。マンガ喫茶じゃないところで泊まるのって久しぶりかもしれない。

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1000年

・そんなわけで「千年,働いてきました」(野村進著,角川書店,ISBN 4-04-710076-5)と「3001年終局への旅」(アーサー・C・クラーク著,早川書房,ISBN 4-15-011347-5)を読み終えた。「千年〜」の方では,西欧的な合理主義じゃない部分がいくつもクローズアップされていた。そういう共同体的なセーフティネットという感覚は今後どんどん失われていくのだろう。この本で言っているのは「老舗だからいい」ではなく,「こんないい老舗がある」だ。いろいろな無理とか短いスパンでは無駄でしかないことを許す地盤があることは幸せだと思うし,それが許されないために先細りになるのはもったいないとも思う。

「3001年」はなんだかあっけないラストだったのだけど,それ以前のところがおもしろかったのでよしとする。

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2007.03.08 (Thu)

うずらめ

・今日のお昼の会話:

[13:22] <watayan> おおお,よく数学の質問に来てた生徒が名大に受かったと報告に来てくれた
[13:23] <watayan> どうして私のところに質問に来てたのかよくわからんのだが
[13:23] <uzura> つうかもっとまともなところで質問した方がよいと思われ

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2007.03.07 (Wed)

下流志向

・先日待ち合わせの時間つぶしに入った本屋で「下流志向」(内田樹著,講談社,ISBN 978-4-06-213827-7)を見つけた。この本の主題だという「学びからの逃走・労働からの逃走」を現象としては知ってはいるけれど,その理由づけが自分では十分にできないでいたこともあって,つい買ってしまった。で…この本ではある種の「合理性」によってその理由づけができてしまうことを説明している。その「理由」を自分のものとして理解することはできないと思うのだけど,それよりも私はその「理由」の先にある世界を想像してただ悲しくなってしまう。学ばないように「努力」している子供たち…それが怠惰ではなく努力なのだとしたら,私はなんのためにもがいているんだろう。

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2007.03.05 (Mon)

訃報

・知る人ぞ知る「赤十字が吸収合併」ブームに火を付けたukyoさんが突然死されたという話をmixiで聞いた。唐突すぎてなんともいいようがない。

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2007.03.04 (Sun)

SCIM

・ふと思い立ってSCIMを使い始めてみる。設定自体は面倒でもないのだが,未変換の文字列の扱いが少し気になる。UIMを使っていたときには変換の区切りを表示するようにしていたのだが,それが全く表示されないので困ってしまったのだ。気持ち悪いのでOn the spot入力をやめてみた。いったん小さい窓に入力文字列が表示されて,その中で変換されてからアプリケーションに渡されるのだが,これはこれで悪くない。

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2007.03.02 (Fri)

近況

・ダイエットしとらんだろ,これ。
グラフ

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2007.02.28 (Wed)

梅沢五段が女流棋聖に

・挑戦手合の第三局の放映が今日だったのに,見損ねてしまった。

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2007.02.26 (Mon)

ワープロ07に向けて

・ワープロ07に行くために,交通手段の確保。行きは深夜バス,一泊して帰りは「ぷらっとこだまエコノミープラン」というパターンにする予定。いつも使ってる深夜バスはもう満席みたいなので,別会社で予約。クレジットカードの番号を入力したら…Tomcatがエラー返しやがりましたが(例外はちゃんと受け止めてください)。電話して照合してもらったところ,ちゃんとクレジットカードの決済はできている(後ほど確認メールが届く)とのことで一安心。新幹線の方も無事に手続き完了…って,こちらは郵送されるまで詳細がわからないけど。

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2007.02.24 (Sat)

Thinking Tools

・関西大学の黒上先生が,シンキングツールをどのように授業に取り入れるかを考えるワークショップを行なうというので,早退して高槻市まで。名古屋〜京都って新幹線だと半時間程度なのね。

セミナーは黒上先生の挨拶のあと,大学院生の方が中心になって進んでいった。参加者は30人くらいかな。同じテーブルの人どうしで発表するスタイルなのだが,わりとみなさん積極的でいい感じ。関西弁でなごやかに話が進み,その中に刺激もある。今までKJ法やマインドマップは自分でも使ってきていたけど,そこまで大仰なものじゃなくても書いてみるとけっこう役に立つものなのだということを実感した。どこかでこういうのを使って,直線的なノートから生徒を解放させたいと思うのだが…。

そのとき紹介された本「The Big Book of Reproducible Graphic Organizers」(Jennifer Jacobson, Dottie Raymer著,Scholastic Prof Book Div,ISBN 0-590-3788408),「50 Graphic Organizers for Reading, Writing &amp; More: Reproducible Templates, Student Samples, and Easy Strategies to Support Every Learner」(Karen Bromley, Linda Irwin Devitis, Marcia Modlo, Linda Irwin-Devitis, Marcia Modio著,Scholastic Prof Book Div,ISBN 0-590-00484-0)はさっそくアマゾンで注文した。

・帰り道,商店街の手前に一発屋が。せっかくなので,ちょっと早い夕食に地獄ラーメンの一丁目をいただいた。このくらいだと全然辛くないのね。二丁目で体脂肪を減らしてみてもよかったかも。うん,おいしい。壁ににしにしの写真が貼ってあるので,親父さんと少し話した。

一丁目

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2007.02.23 (Fri)

教科「情報」の向かう方向

・必修教科「情報」の内容は今後どうなるべきかということについて,MTさんの「情報AとCを中心に必修科目を再構成し,B(あるいはその延長)を選択科目とする」案に賛同する意見をいくつか目にした(aromatic Kamさんとか)が,私の考えは少し違う。

・まず,MTさんがまとめた情報教育の流れ

情報教育観の流れを考えて見るとプログラミング教育を主体とした第一世代の情報教育観、アプリケーションの使い方を主体とした第二世代の情報教育観、単なるツールの使い方を教えるのではなく、情報そのもの、情報の処理の仕方、情報の収集や発信の方法、問題の発見計画と解決方法の検討、情報モラルの育成などを主にした第三世代の情報教育観と流れてきたわけで、この流れは必然的だったと思うわけです。

については異論なし。情報の授業で何をやっているかという話でアプリケーションの名前だけが出てくるのを聞くと,いつまで「第二世代」にとどまるつもりなのかともどかしく思う。多くの大人が「第二世代」しか知らないために,教科「情報」はそういうものだと矮小化されてしまっている(それゆえに立場が弱い)ことについても同様だ。だから全体的な流れが「第三世代」に向かうことについては異をとなえるものではない。

しかし,第一世代あるいはそれ以前の電子機器としてのコンピュータのイメージを持たないまま,それを使っていくことには疑問を感じる。コンピュータやネットワークが魔法なんかではなく,現実的な技術の上にあることを実感することは,能動的な利用者になるためには必須ではないかと思うのだ。たしかに「プログラミングが使えるようになる」レベルを全員に求めることはかなり無理があると思うが,そんなことまで私は望んでいない。プログラミングなんかできなくても,十分に情報機器の恩恵を受けることはできる。しかし「プログラミングを体験」することはそんなに重荷だろうか。ほんの数行のプログラムでいい,少し数値や文字列を書き換えて遊んでみる程度でもいい,自分が書いた通りに動作するという体験を持つだけで,目の前の機械との主従関係は違ってくるのではないだろうか。

・そういう意味では,現在の情報Bで扱われているのが「アルゴリズム」であって「プログラミング」でないのは疑問だ。逆にすべきじゃないのか?むしろアルゴリズムは数学で扱った方がいいと思うし,ついでにいえば文章の構造化も国語科でもっとうまくやってほしい。数学や国語がいつまでも紙の上だけをフィールドにしている怠慢にも目を向けてもらいたい(誰が?)。

・学年末試験の問題作りが進まないので,つらつらと考えを垂れ流してみた。

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2007.02.22 (Thu)

gnugoがどっかいった

・qgoを使ってgnugoと対局していたのだけど,いきなり通信が切れたのか,進まなくなってしまった。そこそこ優勢だと思ったのにー。のにー。
ここで止まった。

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2007.02.20 (Tue)

日本語はなぜ美しいのか

・「早期英語教育は危険!!」と書かれたオビに目をひかれて「日本語はなぜ美しいのか」(黒川伊保子著,集英社,ISBN 978-4-08-720374-5)を読んでいる。なるほど,この人が「怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか」の著者だったのだな。語感というか,音のイメージをすごく大事にしている。そのあたりの感性をオープンにして読まないと,おもしろさが半減してしまう。

・面白いのはこないだ読んだ「14歳の子を持つ親たちへ」も別のアプローチで,母語の形成がうまくなされないことの危機について言及していたことだ。

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2007.02.19 (Mon)

子どもたちのインターネット事件(KIDS版)

・7月に書籍として発行された「子どもたちのインターネット事件」から,事例を12個にしぼって小学生高学年向けに書き直したKIDS版がネットで公開されたとのこと。私が担当した事例は一つ。自分なりにはかなり気を遣って子ども向けにしたつもり。

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2007.02.18 (Sun)

14歳の子を持つ親たちへ

・その待ち時間とかを利用して「14歳の子を持つ親たちへ」(内田樹・名越康文著,新潮社,ISBN 4-10-610112-2)を読んでいた。最近読んでいたいろんな本とつながるのが不思議…って,選んでるのが同じ人間だからしょうがないか。フロイトが「トラウマというものは実在しないのだけど,そういう話を作っておくことは治療法としては有効だから,上手に嘘をつくといい」と言ってたのは知らなかったとか,「somethingについてeverythingを知っていると同時に,everythingについてsomethingを知っているということが教養である」という定義は面白い(知らないことに出会ったときに推測を巡らす楽しさを知らないのは不幸だと思う)とか,「システムの成り立ちを知るには,それが破綻したところをちらっと見ないとダメだ」というのはすごく心あたりがあるとか,いろいろ面白かった部分はあるのだが,そればかりを書くと本の引き写しになってしまって面白くないのでこの辺にしておく。

・と言いつつ,もう一つ頭に残ったことを自分の考えも交えて整理してみる:言語による表現には訓練が必要だ。だから情緒や身体のメッセージを表現しようとしても,言語能力が追い付いてこないことはよくある。そんな状態で無理に言葉を要求されたら,どこかからストックフレーズを拾ってくるしかない。しかしそれに頼ってばかりいると,「表現できないものは最初からなかったことにする」というフィルタリングが身についてしまう。そんな風にして感度が鈍ってしまうことを是とすることに恐怖を感じる。解ける問題だけを選んで解くことにどれだけの意味があるのか。

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授業改革フェスティバル

・ということで出かける。私は授業で使った教材プリントを展示して,それらを収めたCD-Rを持ち帰り用に準備しておいた。終わって片付けるとき,CD-Rは25枚くらい減っていたかな。残りは職場でばらまくとしよう。他教科の教師は「情報」という教科を知らないから,いまだに「パソコンの授業」というでたらめを言う。だったら数学は「紙と鉛筆の授業」か?

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2007.02.17 (Sat)

システム手帳の極意

・名古屋駅まで出たついでに東急ハンズで文具を物色。普段使ってる情報カードは8mm罫のものなのだが,6mmのものを試してみようかと思って購入。システム手帳の売り場を覗くと…ミニ5穴関係の品揃えの碓さにいつもがっかりさせられる。13mm径のリング使ってるやつで胸ポケットに入るやつがあれば高くても買うんだが…。

・「システム手帳の極意」(館神龍彦著,技術評論社,ISBN 4-7741-2779-5)が置いてあったので手にとってみる。システム手帳の使い方は自分流である程度かたまってきているのだから,軽く立ち読みでもしてみるかと思ったのだが…買ってしまった。実際いくつかのアイディアは適用してみたいと思った。それに,How-Toものにときどきあるような,頭でっかちな思想や実現困難な理想の押しつけがまったく感じられない。書いてあることが何もかも現実的に実現可能なことばかりだ。さっさと買っておけばよかった。

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「自分」と「会社」の関係は?

・東大の中原先生のブログ「自分」と「会社」の関係を「○」などの図形を使って、描いてみるとどうなりますか?というエクササイズが紹介されていたのでやってみた。えーと,距離を置きすぎてますかね,私。どちらかがどちらかに属するという感覚はないんです。たぶん同じことを,自分と社会,自分と国との間にも感じてるような気がします。
私と職場の関係

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2007.02.16 (Fri)

ISBN-13

・上に書いたISBNもそうなのだけど,年があけて13桁のISBN番号の本がいくつか出てきた。この日記のスクリプトではISBNをamazonへのリンクにしているんだけど,チェックディジットを計算しなおさないとだめっぽい感じ。これは時間があるときにやり直そう…。(というか,ちゃんとamazonのサービスを使うべきだという気もする)

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大好き!

・フライング発売のような気がするが,「大好き!」(水沢めぐみ著,集英社,ISBN 978-4-08-856727-3)が出てたので購入。相変わらずこっぱずかしいお話で…休み休みしながら読む。展開はいつものパターンと言ってしまえばそれまでなのだけど。

・一緒に買ってきた本のことは読んでから書くつもりなのだけど,裏表紙に内田樹氏の顔写真が…あのー,すごく普通の人に見えるんですが。「子どもはわかってくれない」の表紙の顔をイメージしてたのでちょっとびっくり。

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2007.02.13 (Tue)

へろへろ

・なんか疲れている。仕事中は気づかなかったけど,夕飯の後で横になってみるとすごくほっとする。

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ウェブ人間論

・ちょっと前から「『狂い』のすすめ」(ひろさちや著,集英社,ISBN 978-4-08-720377-6)を読んでいたのだが,どうにも老人の屁理屈や愚痴が見苦しく思えて読んでられない。無理して読んでも意味がないので捨て。

・そんなわけで口直しに「ウェブ人間論」(梅田望夫・平野啓一郎著,新潮社,ISBN 4-10-610193-9)を読んでいた。「ネットで生きる」ということ,ブログの双方向度(たとえば私のこのサイトは発言にコメントがつけられるようになっていないなどの点で,平野氏の言う「独り語り型」だ),リアルとの関係,(スターウォーズで言うところの)ダークサイド…これはカード片手に読み返して,自分の中のネタにしなくちゃもったいないと感じた。

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2007.02.12 (Mon)

新しい眼鏡

・しあがったという連絡を受けて取りにいった。ようやく人心地ついた気分。うん,世界はきれいだ。特に最近右目の視力低下が気になっていたので,それにあわせてもらった分だけ見やすい。

・友人からZoffというメガネショップを教えてもらった。かなり安い値段で作れるようなので,今度機会があったら試してみてもいいかな。

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2007.02.11 (Sun)

KC & The TITE

・大学の先輩くっしーさんがいるバンドKC & the TITEがボトムラインで演奏するということなので出かける。実は昨夜,大学のサークルの人達としこたま飲んだのだが,みんななぜかボトムラインは初めてとのこと。

・nancle five,KC & The TITE,LOVE & Knights+の3バンドが出演。それぞれまったく違うタイプではあったけど,ひさびさに生の音を満喫させてもらった。

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2007.02.10 (Sat)

眼鏡買い替え

・そんなわけで眼鏡を買い替え。前に買ったのは2002年とのこと。だからこの日記に記録が残ってないわけだ。週末なので,メーカへの連絡が間に合うかどうかで仕上りの日がだいぶ違ってくるとのこと。

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2007.02.09 (Fri)

眼鏡が〜

・風呂あがりに眼鏡を落として壊してしまった。フレームが折れた…。瞬間接着剤では応急処置にしかならないし,予備は職場に置きっぱなしだし。画面まで10cmくらいに近付かないと字が読めないのはつらいなあ。

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2007.02.06 (Tue)

入試

・入試だった…会議が22時に終わった…疲れた…よく働いた自分へのごほうびとして,ビールを買ってきた。発泡酒じゃないぞ,ビールだぞ。おつまみも電子レンジであたためたぞ。おー,なんかリッチだ。いい気分になったら,しっかり眠って明日の仕事に備えよう。

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2007.02.05 (Mon)

ぐち

・今日は土曜日にあった中学入試の合格発表で,何年か前からネットでも発表を行なっているのだが…帰宅してからも問い合わせメールに対応する羽目に。

  • 合格発表用サーバのアドレスは入試要項に書いてある通りです。学校のサーバからはリンクしてません(関係ない人が押し寄せると,発表を見たい人が困るから)。
  • アドレスを検索欄に入力しないでください。それをすると何年か前のアクセス状況を示すグラフが見えてしまいます。

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2007.02.03 (Sat)

gnugoとqgo

・仕事の待ち時間にgnugoと対局。私の黒番で始めたのだが…二手目にすごい手を打ってきた。結果は9目半勝ち。
二手目天元終局図

・gnugoの棋譜をqgoに読み込ませることができるというのでやってみた。上の画像はそうやって表示させたもの。しかもqgoでgnugoと対局できるようだ。そこで試しに打ってみたが,今度は30目くらいの差で勝ち。やっぱり見やすい盤だと楽だわ。

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2007.02.01 (Thu)

「普通がいい」という病

・こないだ本屋で買った本を袋からも出さないうちにアマゾンから本が届いたので,「『普通がいい』という病」を読了。引用している文章や詩には非常に興味をひかれる。しかし,書いてあることはわりと容赦ない。頭:身体,欲望:心,そういった区別をしながら話を進めることで,いろんな常識的な思い込みをときほぐしていく。してやられたという感も強いが,爽快だ。

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2007.01.30 (Tue)

くらくら快方へ?

・今日はわりと大丈夫。このまま治っていくといいなあ。

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入試

・職場の入試その一。ここ数年ずっと,集計とか出力とかその手の作業の中心をやってるのでいろいろ気を使う。人数も少ないし,わりと早く終わったかな。

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2007.01.29 (Mon)

公開再開

・年末から記録はしていたのだが…そのときから起き抜けの値を記録するように変更した(以前は夕食前)ので,過去のグラフとの比較は禁止ということで一つ。しかし,微増してるなあ。

グラフグラフその2

なお,二つ目のグラフは,高木浩光氏に捏造と言われないよう修正したもの(って,もちろんジョークですが)。

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2007.01.28 (Sun)

くらくら

・なんのかんの言っても相変わらずなので,ひたすら寝る。調子いい時間が少しあっても,その後でまだへろへろになったり,不安定でよくわからない。

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2007.01.27 (Sat)

たった2000人

・安部知子衆議院議員が自分のサイトで,阪神大震災のときに自衛隊の出動が遅かったことを非難したことが話題になっている。当時の首相は安部氏が所属する政党の村山氏だったことが笑い話になっているわけだが。んで,ある人が某議員とネットで対談してたときに村山氏が即座に命令を出していれば2000人は助かったと言われていると言ったら「たった2000人でしょう。それに平和の為に自衛隊は無くさないといけないんだから,亡くなった方はしょうがなかった。」と返されたらしい。ソースが示されないので真偽は不明。

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2007.01.25 (Thu)

くらくら

・めまいが続く件で病院に行ってきた。とりあえず脳外科でCTとってもらったりしたけど,脳や血圧などには異常がなく,鬱病の影響で自律神経に問題がでているという線が濃厚ではないかとのこと。そういえば2003年の8月に同じことが起きたのも,ちょうど通院から1年たった頃だった。とりあえず様子見だな。

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2007.01.24 (Wed)

くらくら

・明日医者に行きます。

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2007.01.23 (Tue)

・えーと,こういう記事を見て,「どっちが受けだ」とか議論を始めるのはどうかと…。

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くらくら

・昨日からずっとめまいがする。どうやら2003年8月末から数日の間にも,そんな状態が続いてたらしい。 今日は昨日よりだいぶましになったのだが,それでも上を向くとくらっとする。

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2007.01.22 (Mon)

著作権延長論に物申す

・IRCで紹介された「著作権延長論に物申す」を読んだ。この文章の著者である山形浩生氏は,著作権の保護期間を70年に延長する動きに反対している。前半では松本零士氏のそばやうどんと一緒にしてもらっては困る。作家の作品は残るが,そばやうどんは私にも作れるという発言に絡めて,そもそも著作物が手厚い保護を受けることに正当な理由があるのかといったことにも言及しているが,これは松本氏の売り言葉に対する買い言葉に過ぎないと思う。それより重要なのは,2003年に映画の著作権の保護期間が延長された直後に書かれた「著作権の『危機』って何だ」でも主張しているように,保護期間を長く設定することによって多くの作品が死蔵されてしまう危険性だろう。「〜物申す」は

著者の死後50年も残る作品は例外的なもの。それらのためにすべての著作物の保護期間を延長してしまうと,他の多くの著作物の利用に枷をはめることになる。例外的なものは例外的に守ればいい。

というような話でしめくくっている。この考えにはまったく同感だ。ミッキーマウスを保護したければ保護期間をどんどん延長するのでなく,ミッキーマウス保護法を作るなり,希望する著作権者には一定の料金と引き換えに権利を存続させるなりすればいい。知財立国の看板を掲げるつもりなら,過剰な保護でコモンズを減らしてしまうことのデメリットも計算に入れて欲しい。新しく産み出されるものがない先細りの社会には未来がないのだから。

・「例外」の人の声がやたらと大きいってことが,議論を平行線にしてるんじゃないのかなあ。

・それにしても70年は長すぎるだろう。たしかに作品が作者より長生きすることもあるかもしれないが,それをいうなら発明だって長く残るものはあるし直接的に人の暮らしを守ることだってあるのに,出願からたったの20年しか保護されない(しかも権利を維持するには費用がかかる)こととのバランスはおかしくないのか。

・ちょうど今は著作権を授業で扱っているところなのだが,自分をニュートラルな立場において話すのは難しい。

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2007.01.21 (Sun)

「普通がいい」という病

・なんとか「Computer Science Unplugged」を読み終えた(図の間違い2箇所見付けた)。7〜9歳以上を対象としたactivityなので,そんなに難しいことをやっているわけではない。でも,こういった「体験」は実際できてないわけで…何かやってみたいなあ。

・で,買ったままカバンにいれっぱなしだった「『普通がいい』という病」(泉谷閑示著,講談社,ISBN 4-06-149862-2)を読みはじめる。「本来あったはずの気持ちを無意識レベルまで抑圧して得られる安定は病的なものであり,それを意識に戻してきちんと悩むという不安定の方が健康的」という話とかに救われた気持ちになる。まだ自分に負荷をかけると危ないという自覚があるのでいろいろセーブしているのだけれど,そろそろもう少しだけ解放してもいいんじゃないかと思ってみたり。

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EPIC2015

・今日のNHKスペシャルは「グーグル革命の衝撃」だった。内容はだいたい予想通り。編集して生徒に見せようかな。そうすればEPIC2014の意味もわかりやすくなるだろう。(長野弘子さんの邦訳

・IRCでEPIC2015もあるということを教えてもらった(とはいっても2005年9月にはできていたようだが)。こちらには字幕がないのでよくわからないのだが,iPodとかの話が追加され,2015年にπPodがgooglezonの携帯端末(WifiPodという話もあったっけ?)になるみたいな話につながっているみたいな感じ。私はNew York Timesが人的システムによるニュースメディアの最後の砦となってgooglezonと戦い,最後にはオフラインになるというEPIC2014のオチが気に入っていたので,追加部分についての判断は日本語訳が見付かるまで保留。

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2007.01.19 (Fri)

gsと矢印

・去年debian-users MLに投稿した「gsを通すと矢印の向きが変わる?」の件はずっと保留(gs 7系を使っていた)にしていたのだが,そろそろけりをつけたいとも思うのでもう少し調べてみようと思う。罫線や矢印を置換して強引に向きを揃えてしまうという対策を考えた人もいるようで,それはそれで確かに有効なのだけど,xdviで見たときと印刷したときで違うというのも気持ち悪い。

・大木敦雄氏のパッチを強引にgs-esp 8.15.3に当ててみてわかったこと:

  • パッチ適用前のgs-espでは「上↑下↓左←右→」が「上←下→左↓右↑」になる。article9.psを表示すると括弧類が横書用になる。
  • gs850-vfont-patchを当てると,矢印の向きは解決しないが,article9.psの括弧は正しい向きになる。
  • gs851-patch-mineを当てると,矢印の向きも解決する。

…あれ,再現してみようと思って前のバージョンに戻してみたのに,正しく表示される…わけがわからなくなった。また改めてやり直そう…。

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2007.01.12 (Fri)

手帳をスキャン

・スケジュールやタスク管理のためにミニ5穴のシステム手帳を使いはじめて3年余りになる。見開きを1日で使うので,過去のリフィルの量もかなりのものになってきた。このまま増え続けるのでは整理が大変だが,ときどき1年前のことを参照するので捨ててしまうわけにもいかない。そんなわけで,これからはリフィルをはずすときにスキャナで取り込んでおくことにした。ためしに去年の8月以降の分をスキャンしてみる…A4に8枚入る大きさなので,1ヶ月で8ページになる。まとめてやるとめんどくさいけど,1ヶ月に1回ならたいしたことないか。取り込んだものはPDFとして保存しておく。

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Pieces of Nine

・引き続きComputer Science Unpluggedを読んでいる。「カードを四角く並べておいて端にパリティ用のカードを追加し,目をつぶって誰かに(パリティ用カード以外の)カードをどれか裏返してもらい,目をあけてどれが裏返されたのかを当てる」というActivityの終わりに次のようなジョークがあった。

Q: What do you call this: "Pieces of nine, pieces of nine" ?

A: Parroty error.

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2007.01.10 (Wed)

腐女子彼女。

・Computer Science Unplugged(最初のActivityまで読んだ)を綴じるバインダを買いに栄に出たついでに,本屋にいって「婦女子彼女。」(ぺんたぶ著,エンターブレイン,ISBN 4-7577-3059-4)を購入。家に持って帰ったら娘に「私が買うつもりだったのに…」と言われた。そもそも腐女子彼女。パート2のブログは娘に教えてもらったのだ。書籍化にあたってブログの古い部分は削除したということなので,その部分を読んでみたくなったということで,一気に通読。うーん,若いですなあ(って,感想それだけかい)。

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2007.01.09 (Tue)

Computer Science Unplugged

・辰己先生のブログにトラックバックしている情報科blogで紹介されていたComputer Science Unpluggedのビデオがおもしろかった(ネタが斬新ということではないのだけど,これをUnpluggedなところで子供たちにやらせるということ自体がいいなあと思った)ので,つい本を購入してしまった…といっても本で買うより安いし早いのでPDF版だが。

昨日自宅のプリンタで打ち出したのを,職場の紙折り機で半分に折って(2ページを1枚に打ち出したので),職場のパンチで穴をあけて…綴じようと思ったら,A5のバインダなんて持ってないことに気づく。そんなわけで製本はまた後日にして,電子辞書を片手にゆっくり読む。Introductionに

We have found that many important concepts can be taught without using a computer − in fact, sometimes the computer is just a distraction from learning.

とある。えーと,distraction は「気を散らすもの」か,なるほどなあ。情報教室での授業ではsometimesどころじゃないって気がすることもあるもんなあ。

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2007.01.08 (Mon)

Scrap

・ラインやヘッドフォンの出力をパソコンに取り込めるようになったので,大学の頃にScrapというバンドで作ったカセットテープをCDに焼いてみた。で,せっかくなのでMP3に変換して自作曲のページに追加した(「キリストの降誕に寄せる讃歌」「君をさがしている」「Street Meetingのための覚書」の3曲)。ひさびさに聴いてみると懐かしい。あの頃と同じことを,今もまた考えていたりするし。

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2007.01.07 (Sun)

C#のおべんきょ

・早く目が覚めたので,布団の中でC#の本を読んでお勉強。基本的なところはある程度読んだけど,ふに落ちるまでにはやはりコードを書かなくてはいけない。そんなわけで「いんさ〜つ」ライブラリの移植を開始。といっても時間の大部分はSystem.Drawing.Printingをどうやって引っ張ってくるかで悩んでいたのだが…。なんにしてもまだ今はC#に慣れるのが目的なので,きちんとした設計よりもまず動くものを作って試してみるという方針でいくつもり。本番は職場マシンでやることになるだろう。

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2007.01.06 (Sat)

青空文庫が著作権保護期間延長反対署名

・奥村先生のブログで知ったのだが,青空文庫著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名を進めているとのこと。青空文庫に収録されているのは作者の死後50年を経過して著作権保護期間が終了した(あるいは著作権者が許可した)図書なので,保護期間が70年に延長されてしまうと20年も先送りされてしまう本ができてしまうということだ。もちろんその20年の間にも収益が得られる作品はあるのだろうけど,そんな一握りの作品に巻き込まれて他の多くが死蔵されてしまうのはどうかと思う(希望するものについてだけ,特許のように延長料金を支払う制度にすればいいのに)。そんなわけで趣旨に賛同。職場に署名用紙持ち込めるかな…。

・一方,一定の補償金を著作権者に支払うことで,図書などをネットで公開できるようにしようという案が検討されているらしい。これは絶版になった出版物が入手できなくなることを防ぐことが目的のようだが,この制度ができたからといって保護期間を延長していいってことにはならないだろう。確かに裁定手続きをしなきゃいけないとしたらすごく面倒っぽいので,それが楽になればある程度の助けにはなるだろうけど。

著作権保護期間延長反対ロゴ

・メモ:やねうらおさんがまとめたwebで読める本へのリンク集

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2007.01.05 (Fri)

「情報」必修は不適切?

・MSN毎日インタラクティブの記事

(茨城)県教委は単位不足問題が発生して以降,県内の全県立高校の校長にアンケートを実施。その結果,必修教科数が10あることについては半数近い45.9%が適切でないと回答。また「情報」を必修としていることについては61.4%が「適切でない」とするなど,現場から現行制度の矛盾を指摘する回答が得られたという。

とあったことが「辰己丈夫の研究雑報」「情報科作業日誌」や某同業者のmixi日記で話題になっている。

・小学校で英語教育を行なうことの是非についての議論でもよく言われることだが,有限のリソースしかないところに何かを追加すれば何かが削られるのは当然だ。情報も総合学習も小学校の英語も,やらないよりやった方がいいのは確かだろう。しかし問題は何を削ってそれをやるかだ。そういったことを十分に議論する前から「矛盾」とレッテルを貼って新しい教科を削り,古くからの教科だけに絞ってしまえば,変わり映えのしない安定を求めることはできるだろう。でもそのままじゃこの国はこの先どうなっていくんだろう。「『情報』を勉強しても生徒の進路に関係しない」という言葉を聞くたびに「日本の進路には関係しないのか」と言い返したくなる。だって,あまりにも近視眼に過ぎるじゃん。兼宗先生(一橋大学)のブログでは,PISA2003の結果について述べた後

・しかし,不思議と話題になっていませんが,同時に行われた情報機器の活用能力に関する調査「生徒は高度技術社会の準備ができているか?」(Are Students Ready for a Technology-Rich World? What PISA Studies Tell Us)では,15歳の生徒がコンピュータを利用する割合は,日本はOECDの加盟国中で最下位に近いレベルになっています。たとえば,「自宅で学校の勉強のためにコンピュータを使う生徒」は40%台で,40カ国中30位です。韓国やオーストラリアなどの上位10カ国が90%を超えていることに比べると,日本が極端に低いことがわかります。

さらに,「コンピュータをプログラミングのためによく使う」という割合は,米国で33%,OCED平均で23%ですが,日本はわずか3%と最下位になってしまっています。

この事実は,聴衆に大きな衝撃を与えたようです。後でご紹介するように,さまざまな国の参加者から「このままで日本は大丈夫なのか?」という意見や質問が出されました。

と言っている。日本でパソコンが普及したといっても,ユーザの多くは単なる消費者にすぎない。消費ばっかりしててどうするんよ。知的生産技術をやろうよ…。

・酔ってますか,私。

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2007.01.02 (Tue)

新年会

・大学のサークルOBの新年会。名古屋で毎年やっているのだが,今回が初参加。集まったのは7人。いろいろ見た目が変わっていたりいなかったり。みんなそれぞれ背負ってるものが大きくなってきてるんだなあ。

・実家からのドライブで疲れていたのか,二次会で行ったバーの大音量の中で少し居眠りしてしまった。

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へんば餅

・実家から戻る…というわけで,おみやげにへんば餅を買って帰る。

へんば餅

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2007.01.01 (Mon)

元日

・カミさんの実家で新年を迎える。今年は伊勢神宮のお守りが小ぶりになったようだ。

お守り

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