不定期戯言2

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検索条件:2008年8月18日 

2008/08/18(Mon)

退屈力

また(略)近鉄の車内で『退屈力』(齋藤孝著,文藝春秋)を読む。 依田九段の 『プロ棋士の思考術』 のところでも書いたこととも通じるけど,この本はタイトルで誤解されそうな気がする。 中を読めばわかるのだけど,タイトルと帯だけ見た人は 退屈に我慢することを「退屈力」と言ってるように誤解することが可能だからだ。 念のため,71ページの説明を引用する:

明らかに退屈に感じることを我慢するのが「退屈力」なのではない。 傍から見れば退屈に見えるようなことの中に, 当人が退屈を感じずに喜びを見出していく力,それが「退屈力」である。 例によって主張するところは私の思うところとおよそ近いが, いくつか改めて気づき直したことがある。 たとえば身体的なものを信じることの重要性もそうだし, 私が今まで集中してやってきたこと−たとえば数学とかMIDIの打ち込みとか プログラミングとか−にあったのは,やはり「退屈力」だったということもそうだ。

SSS前夜

明日からSSS2008ということで韓国に行く。 国際便の飛行機は2時間前に準備しなくてはいけないということなので, 今夜は難波に一泊。\ カプセルインなんば