不定期戯言2

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2008/08/25(Mon)

古本

18日の夜,難波の近くをうろうろしていたときに立ち寄った古本屋で 『続考える技術・書く技術』 (板坂元著,講談社)を100円で購入。 アメリカ人の文章力が低下しているという記事が 「ニューズウィーク」に掲載されたことから話が始まっている。 記事では

テレビが原因

読み書きの時間が減少 自分で何かを作り出そうとする習慣を失う 学校で書くことを教えなくなった といったことを原因としてあげているというが,これは30年近く前のことで, 最近の本でもこういう論調を見かける(その原因がテレビから別のものに変わっているだけで)。

教育は,本来人間を保守的にするものだ。保守的というのは政治上の保守主義を 意味するのではない。生活や文化の諸方面で, 外からの刺戟に感覚的に反応しないのが保守的なのだ。 そのためには,まず書くことだと。