さようなら,nifty
月末に間に合うようにniftyの解約手続きをした。
1992年からの契約だったというから16年半か。
解約理由を問われて「自宅ではADSL接続しているので使わなくなった」と答えたが,
本当のことをいえばフォーラムがなくなった時点で私にとっての
Nifty Serve
は終わっていたのだ。
音楽の打ち込みをやりたくてパソコンに手を出して,
TeXが気になってパソコン通信に手を出して,
Nifty Serveのフォーラム(FGALATから始まって,FGALAV,FGALRAY,FC,FPROG…)で
音楽やプログラミングについていろいろなことを吸収したし,
いろいろな人にも会った(オンライン,オフラインともに)。
当時は
GCC03567というIDについて「gccってのがかっこいいじゃん」と言われても
何のことかわからなかったもんなあ。
長い間ありがとう>nifty。
パソコン通信に手を出したのはTeXが欲しかったからで, なぜTeXが欲しくなったかというと奥村晴彦先生が雑誌でTeXの紹介をしていたから。 だから「普通に数学教員として生きていくはずだったのに, 奥村先生の影響で人生が変わった」とあちこちで(冗談として)言ってるのだが, 本当はそれが単なるきっかけであっただけなのだと思う。 結果的におもしろいことをやっているから, 奥村先生には感謝をしているわけだが。
それはそうと,手続きについて気になった点がいくつか。
手続きは電話で行なったが,いくらフリーダイヤルとはいえ20分以上も待たされるのはつらい。 本人確認のためにいくらかの個人情報を伝えたが,あれだけの情報で解約ができてしまっていいんだろうか。