不定期戯言2

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検索条件:2010年1月5日 

2010/01/05(Tue)

仕事初め

軽くやって早めに帰るつもりが,結局いつもと同じ時間までやることになった。 写真はサーバ室。 カレンダーに印刷されてるシステックはいつも仕事でお世話になってる印刷屋さん。 ドアノブの上のお札は神田明神のもの。

といっても,時間の大部分はOpenPNEを試すことに費やしていたのだが。 LDAPに認証をまかせることができると聞いて試してみたのだが, LDAPのバージョン違いということに気がつくまでずいぶん遠回りしてしまった。 確かにmixiと似た感じで,能動的に使う人にとっては使いやすいだろうと思う。 しかし職場内のWebで使うとなると, コミュニティに自発的に入ってもらうのは難しそうだとか, 書き込みのメール配信ができないとか, そういった点でmoodleから乗り換えることにはならないな,とも思う。

いや,もちろん普通に仕事もしてきた。たとえば4日に みよし市 ができたので,入試にそなえて郵便番号辞書の更新をしたりとか (でも三好中学校と三吉小学校と三好丘小学校があって ややこしいという状況は変わらないのね)。 ネットワーク図を作り直して(まだ作ってなかったんかい), 入試プログラムのクライアントの設定を直したりとか。

サーバ室のドア   サーバたち

献血

若者が献血してくれないという があるようだ。かくいう私も献血できない身の上になって十年近く経つ。 というのも,薬を毎日飲んでいるからだ。 薬の名前をあげて献血ルームのお医者さんに ダメモトで相談したことがあるが,やはり日数を置かないとだめだとのこと。 大須の商店街でもいつも献血の呼び込みをしていて, その前を通る度に申し訳ない思いがよぎるのだが,こればかりはしょうがない。

JAEIS設立2周年フォーラム

去年の12月23日に行われた日本情報科教育学会設立2周年記念フォーラム のことを書いてなかったのでメモ。 アルカディア市ヶ谷はすごく前に一度来たことがあるような気がする…。

文科省調査官の大倉氏による特別講演「高等学校学習指導要領の改訂について」 では「言語活動」に関する話が気になった。 ただ単にみんなの前で話したり発表したりすることが言語活動なのではない, 言語を操って行なうはずの思考・判断が重要(発表以前に必要なはず)なのだが, それが疎かになっているのではないかという。ごもっとも。

パネル以降で話されたことは頭の中で混然となっているので, いくつか拾い上げてみる。 小泉氏がCECの 高等学校等における情報教育の実態に関する調査 で情報専任教員と兼担教員での差を調査したところ,多くの項目で 有意差がみられたという。 でもそれは決して兼担教員が手を抜いているのではない。 自分だって,数学の授業と半々で担当していたとしたら, 情報 だけ に今ほどの労力を割けるわけがないのだから。 さらに能城氏の発表にもあったように,情報は授業の実践例や教材がまだ多くないし, 日進月歩の分野について勉強しながら教材研究していくのは骨が折れる。 望む限り専任できる状況をもたらすには2単位では難しいし, 「社会と情報」「情報の科学」が名目通り生徒選択になればある程度は解決するのだ ろうけど現実には学校選択になることが目に見えているし, そういったことを突き詰めていくと, 何らかの政治力−といっても学内政治とかいうレベルでなく−が必要 なのだろうと思い至った次第。