レモン酒
はっきりいって失敗作。この苦さは皮の処理がだめだめだったんだろう。 しかし漬けたからには消費しなくてはいけない。そんなわけでようやく空にした。 かなりの苦行だった。次はもっと上手にやろう。 娘からはゆず酒のリクエストがきている。
はっきりいって失敗作。この苦さは皮の処理がだめだめだったんだろう。 しかし漬けたからには消費しなくてはいけない。そんなわけでようやく空にした。 かなりの苦行だった。次はもっと上手にやろう。 娘からはゆず酒のリクエストがきている。
「世界で一番美しい元素図鑑」をかみさんが読んでいる。うん,実際「読んで」いるのだ, 水素から順にページを追って(さっき見たらタングステンまで進んでいた)。 彼女は以前にも広辞苑を「読」んだり,誰かの小説の新版が出たということで 2つを同時に開きながら差異を見つけたり,そんなことをしていたことがある。 これは私にはできないことだ。 SSS2011 の立田先生の発表に対する質疑で聞きたかったのはこういう点だったのだ。 かみさんは本といえば小説が主で,だから本をシーケンシャルに読んでいく。 おそらく多くの本読みはそうなのだろう。 森博嗣はよく「私の小説の読者は新書の読者の何十倍もいる」というようなことを言う。 私は後者でかみさんは前者だ。 この読み方の違いは,本や電子書籍の使い勝手の評価を左右すると思う。
物語を読むのであれば,本は前から順に読むのが正しい。 しかしそれ以外の本ではランダムアクセスをしたくなる場面が必ずある。 正直いってKindleではシーケンシャルな読み方以外はする気にならない (一応しおり機能はあるけどね)。 でもそれが「電子書籍」の限界だと思ってはいけないのではないか。 あの場で立田先生に聞きたかったのは,その読み方の違いが電子書籍の使い勝手の評価につながるのでないかということだったのだ。 緊張しててうまく話せなかったけど。
森博嗣がいうように,本を読む人の多くが物語を読む人だとすれば, シーケンシャルな読み方以外しにくいデバイスでもそれほどストレスはないだろう。 しかしそうでない読み方をする者にとっては,ページに「指しおり」をはさまずに読むことはストレスだ。