不定期戯言2

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検索条件:2011年11月17日 

2011/11/17(Thu)

主よ,タネもしかけもないことをお許しください

Facebookで 「プログラミング教育をすることの良さは何か」 という話があって,

コンピュータは魔法じゃないってことをわかること とコメントしたら,何人かから賛成する意見をもらった。ちょっとうれしい。

でもそれってコンピュータ科学に限ったことじゃないはず。 およそ理系の科目がやってることって, 「不思議」をひとつずつ解きほぐすことだと思う (文系の科目もそうなんだろうけど,それを納得できるような勉強をしていないのでよくわからない)。 それを操れるところまでいかなくていいけど, 人が操れるようになってるんだということの理解, 操っている人への敬意, そんなものができてほしい。

一方で,数学の解答を「呪文」のように暗記して忠実に(正確に,でなく)書き写すことを 勉強だと思っている人にとっては,きっと数学も魔法なんだろう。 「数学というものを,入試の枠組みの中でしか見られない人も,世の中にはいるんだろうなあ」 とつぶやいたのは,そういうことでもある。