PenFlowchartをエゴサーチ
といっても,名前やハンドルを検索するのは飽きたので, PenFlowchartを検索してみた。
先日ePubにしたいと思った文書があって,作り方を探していたら
ReVIEW
というのが見つかったのだけど,検索するのに困ってしまったことがあった。
これは
review kmutoで探すのが正しいということらしいのだが,同じことは
R
や
PEN
についてもいえる。一般的な名前すぎて,検索を絞り込めないのだ。
その点PenFlowchartは検索しやすい。
一番多くひっかかるのは私のブログで, それ以外には使っていただいた方のいろいろな投稿が見つかる。 しばらく眺めていたら,PENとPenFlowchartのことを取り上げている卒論(九州工業大学)を見つけた。 DNCLの処理系をRubyで作ったらしい。 PENがDNCLを拡張してしまっているのでそのままセンター試験の問題が実行できないとか,
PenFlowchartが「|」を省略してしまっているというのは誤認だ。 (私が見落としているところをのぞけば)PenFlowchartが生成する プログラムは「|」でインデントされているし, これがなくてもプログラムが動いてしまうのは実はPENがそうなっているからだ。
それはともかくとして, あえて言語を拡張せず,仕様の通りに実装するというストイックな試みは 評価されて然るべきだと思う。 初学者のための配慮もいくつかの点でなされており, 実物に興味がもたれる。
たとえばPENは変数宣言を省略できるけど(定義ファイルを編集すればいい), PenFlowchartでは省略できないというのは私の考えによるものだ (1ファイルで実行できるようにしたかったから定義ファイルを置きたくなかった)。 ソースは公開しているのだから,変えたい人は自由に変えられるのだけど, 一般の人にそれを望むのは酷だろう。