修行
わけあって,Wordで原稿を書いている。 みんな【誰】これでよく仕事できるなあと感心する。 数学だということを除いても,TeXの方が何倍も効率がいい。 何度かWord様が瞑想のあげく,手の届かない世界に旅立ってしまわれたし。
つまりあれだ,これは修行なのだ。 世間で言う「コンピュータが使える」というのは, この理不尽に耐える修行ができているということに違いない。
それにしても, 「コンピュータを使うことはこういった面倒に対応することなのだ」 と思ってしまうような体験をした人がコンピュータ嫌いになるのは仕方ないことだと思う。 全然「楽しさ」がない。 作業が楽しくないということではなく,「楽しさ」がないのだ。 自分の思ったことよりも優れたことができるとか, 自分の思った通りのことができるなら,そこには「楽しさ」が生まれる可能性がある。 でも出来損ないのWYSIWYGでは…。