不定期戯言2

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2012/07/16(Mon)

内向的な私

Facebookで辰己先生が紹介していた 「内向的でも成功するために必要なもの」 を読んでぼそぼそと思ったこと。 私はわりと外向きの活動をしている方だと思うのだけど, これは意識的に作ってるキャラクタではある(今更な話だけど)。 ライフハック系の研究会でよく「こういう場に来ているという点で, 参加者に既に偏りがある(自分も含めて)」ということを言う。 私はそういうキャラクタを演じている,仕事のために。

ちょっとしたワークショップ的なものを計画しているのだけど, そこでも「内向的」な人の考えをスポイルしないために, どういう方法を使うかという悩みが続いている。 ブレインストーミングが声の大きい人に支配されては面白くない。 全員がペンを持って書きまくるというのも,慣れないと難しい。 星一氏も自分内会議を加速させてアイディア出しをしていたというようなことが 『人民は弱し,官吏は強し』に書かれていたけど, フリーハンドでそれがやれる人,やれない人がいる。 私が用いてきた方法,というのも一つの例として使えるとは思う。

ジョブズ伝説

『ジョブズ伝説』(高木利弘著)をようやく読み終えた。 アップル製品のファンが今までいろんな製品に深い思い入れを持っていたのは, こういう背景があってのことなのだろうなあ。 私自身はアップル製品をまったく使っていないのだけど, 自分なりの考えで「テクノロジとリベラルアーツ」を求める考えには行き着いたつもりだ。

iPadはまだ「ダイナブック」になりえていない,という指摘もおもしろい。 といっても,別にAppleをdisっているわけではない。 この世にまだ「ダイナブック」は存在していなくて, iPadはそれに近づいているにもかかわらず…という話なのだから。