数学のテストで配られる白紙は計算用紙ではなく,下書き用紙
いつだったか教室の後ろの黒板に
式を書かなければ×にするんなら,計算用紙なんか配るな と落書きがしてあった。 ああ,やっぱり勘違いしてるんだな,と思った。 あれは計算用紙じゃなくて下書き用紙なのに。
数学の授業で,うまくいかない(とわかってる)解答を行き詰まらせてそれを消したり, 試行錯誤をしたりするのを生徒が嫌がるのも, 下書き段階でやることをわかってないからなのだろうと思う。 今年は久しぶりに夏休みの数学の講座を担当したので, 下書きの仕方とかを話したのだけど,わかってもらえたかというと自信はない。 やっぱり普段の授業でそれに慣れていかないと。