バカは死ななきゃ直らない
3Dプリンタで銃を作った一件について, テレビのニュースバラエティの解説がひどすぎて呆れる。
金属探知機にひっかからない銃が作れるなんてことは, とっくの昔に知れ渡っていることだと思っていた。 だから実際に作る人がいても,「そりゃいるよね」で済む話だと思っていたのだが, 「規制がー」とか言う話も出てきそうに見える。 だったらどうしてその前に考えておかなかったんだろう。 泥縄の見本だ。
教育におけるITにもそんなところがあるように感じている。 問題の可能性が従前から指摘されているのに, 何かトラブルが起きないと対策は考えないし, その対策はえてしてモグラたたきのつぎはぎパッチだ。 そんな風だから,問題を指摘するには自分が手を汚してでもトラブルを起こすしかないのではないかと 考えてしまうことが私にもある。
「バカは…」というのは,死ななきゃ直らないんだから, 死ぬまで手当せずに放置しようということだ(と私は思っている)。 見てみぬふりをするよりも,もっとうまい方法でバカと共存できないもんだろうか。