不定期戯言2

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検索条件:2020年5月10日 

2020/05/10(Sun)

IEよ,さらば

WaPENに手を入れていて, 同じことをPyPENにも実装しようと思っているのだが, canvasのellipseが「例によって」Internet Explorerではサポートされていないことに気がついた。 うまい代替手段も思いつかない。 今までIEのためにいろいろと気を使ってきたが, もうそんなところに苦労するのは馬鹿げているような気がしてきた。 そろそろIEは諦めるときが来たのかも知れない。 Microsoft WindowsにはEdgeがあるのだからもういいじゃないか。 もちろんEdge使用禁止の環境もあるのだろうけど, それを気にするがためにやりたい実装ができなくなることとの損得を考えると, そんな妙な制約を課すほうがどうかしてると言い切っても良いような気がする。

タイトルに「おれはIEサポートをやめるぞ!ジョジョーッ!」と書こうとしたが, それは別のところにとっておくことにしよう。

テキストデータの軽視?

授業に関するエア問答をしていたら, 「教科書ってテキストデータについて全然触れていないな」ということを思い出した。 コンピュータにおける文字の表現のところで符号化文字集合には触れられているが, エンコーディングは何種類かあるというだけで, それが何を意味するものなのかは説明されていない。 テキストファイルやテキストエディタについても記述がない。 大事なものだと思うんだけどなあ。

職場とかで文書のやり取りをしようとすると,大抵は添付ファイルだ。 メールの本文に書いてくれればいいのにといつも思うのだが, そうはしてくれないのだ。 これと上述した「テキストファイルを知らない」がなんとなく通じるような気がしている。 書式情報とかそういったものがない文字の羅列のデータがあるのだということが わかってもらえていない気がしている。

「プログラミング言語の多くはテキストファイルでコードを書く」という説明をすることもあるのだが, 逆に書式情報が意味を持つような言語もあるのかもしれない。 自分では作る気なんかないけど。

vokoscreenNGとLinux-fake-background-webcam

Zoomを使うことが増えたのだが, バーチャル背景が我が家では使いづらい。 白い壁を背景にすると,おでこのテカリまで透過されてしまったりするのだ。 そこでカメラにそういう処理を施すような何かがないかと探していて Linux-Fake-Background-Webcam に行き着いた。これだと前景・背景が指定できるということのようだ。 Zoomのカメラデバイスにこれを指定すれば前述した件は解決される。 まあ体の回りに透過されないオーラっぽいものがつきまとうのが玉に瑕ではあるが。

授業動画でこれを使うつもりはないが, 後学のためにvokoscreenNGでこれを使うことができないかを調べてみた。 そのままだと「Camera is Busy」と表示されるのだが実はエラーで使えなくなっている。 デバッガで追いかけたところ, vokoscreenNGのコードの中にカメラ(のファインダー)の解像度を640x480に設定してるところがあって, それができないでエラーになっている様子。 実際その処理をはずして実行してみたら上下に帯ができる(カメラそのままだと16:9なので)だけで, うまく動くのだった。 逆にFakeカメラの方を640x480にしてやれば, 素のままのvokoscreenNGでも動くことがわかった。