昨日今日とSSS2020。
昨日はポスター発表で
oVice
というシステムを使った。
自分のアバターをマウスで動かして,画面上で近くにいる人には声が届くという仕組みだ。
前日に試してみたがなかなか難しい。
実際にやってみると,いつものポスターのガヤガヤ感とか反応とかがないので,少しやりにくい。
それでも話し出すとずっと話してしまったりはする。
しかしこのシステムだと話の引き際が難しいな…
普段だったら新しい人が来て,そちらに話が向いてるうちにそっと離れて別の発表を聞きに行くとかできるのだが。
大門氏(東海大学)の自動作問システムの発表の中に,
自分のWaPENToolsに応用すると良さげなアイディアがあったので,
余裕ができたら実装してみようと思う。
ナイトセッションは共通テストの試作問題の話が中心。
その中でプログラム言語をどのようにするといいかが話し合われた。
紙に印刷する上での事情とかいろんなこともあるので話は簡単ではない。
PyPENはそれをいち早く実現したいところだ。
主だった意見は
2次元配列を[,]から[][]にする(併用したいところではあるが)
「表示する()」という関数形式の表示もサポートする
識別子に日本語文字も使えるようにする
インデントの|や└は使わない
IFやWHILEも「実行する」「繰り返す」で終わったほうがいいのかも
といったところか。
ポスター発表のときに,エディタの実装で悩んでいることを話したら
Ace
とか
Monaco Editor
とか
CodeMirror
とかを紹介してもらった。
こういうのを示されたときにスッと試せる力が欲しいものだ。
また,for in の構文についても「《配列》の要素《変数》について繰り返す」を長氏に提案していただいた。
Pythonのrange(a,b)が「a以上b未満」になっていることについては「aからb未満」にするとか,
少し苦しい感じではあるが。
そんなわけで収穫を抱えて54歳に。