不定期戯言2

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2009/01/28(Wed)

一冊のノートにまとめなさい

ふと手にとった『読書は一冊のノートにまとめなさい』(奥野宣之著,Nanaブックス)が 気に入った。私も新書とか読むのは好きなのだが,読む端から忘れていく。 それではつまらないとはずっと思っていたからだ。 この本では本の内容を頭(など)に残すための方法を具体的に提案している。 それがあくまでも提案であって押し付けでないのがいい。 さっそく100円ショップでA6ノートを買った。 抜書って,やってみるとそんなに苦じゃないのね。 カードだと収まるようにまとめることに頭を使うが, ノートだとそれをしなくてもいい。

後で『情報は〜』も買ったのだけど,『読書は〜』だけで十分だったようにも思える。 パソコンでのインデックス整理など, 大事なことはそちらでも十分に述べられているので。

たまたま 平行して読んでいた『思考の補助線』(茂木健一郎著,筑摩書房)と共通する主張がある。 茂木氏は,世界のすべてを知り尽くすことは不可能だとしながらも, 「すべて」に背を向けたまま分類された小さい分野に閉じこもって 得られるものは幻想に過ぎないと切り捨てる。 奥野氏が「一冊」を薦める理由は,完全な分類はそもそも不可能であり, 不完全な分類は非効率や漏れをうむ原因となるということだ。 我々が生活する上で「分類」をまったく考えないなんてことはありえないにしても, 分類すること自体にリスクが含まれることを頭のどこかで覚悟しなくてはいけない。

内田樹氏は著書やブログで

経済原理にしたがって勉強する子供たち(そうさせたのは利益誘導で子供たちを学習に導いた大人)は,努力という対価を払うべき対象を厳選する というような主張をしている。厳選とは細かい分類をした上での取捨選択である。 その作業にエネルギーを費やす子供(には限らないか)の姿は私を寂しい思いにさせる。

といいつつ自分を振り返ると,人のことばかり言えたものじゃない。 たとえば私には音楽,プログラミング,数学などいろいろ興味を持つ分野があって, それら全部,あるいはもっと雑多なもの(文具好きとかかわいいCG好きとか酒飲みとか ぐうたらとか ここに書きにくいあれやこれや)まで あわせて私という人間ができている,というのが本当なのに, ずっと忙しさを理由にいろんな部分を休眠させている。 ストレスを感じてまで「分類」することもないのかもしれないと思うと, もったいない。

クオリアの問題に目覚めた日は,私の人生における最大の祝福として今でも脳裏に鮮明である。 研究所からの帰り,夜。私は電車に乗っていた。 無意識のうちにガタンゴトンという音を聴いていた。突然,その音が,周波数で解析しても, スペクトラムを眺めても決して解明しきれぬ生々しい「質感」として私の意識に 到達していることに気がついた。私は感動と畏怖で青ざめた。 CITE 『思考の補助線』茂木健一郎 p.17 法事を終えて親元から帰りの電車の中で,ウォークマンのノイズリダクションの違和感を気に しながらこの部分を読んでいた。なるほど,確かに鼓膜に届くノイズは位相反転した音を かぶせることでキャンセルされているが,そのことが全身が感じる「質感」との ミスマッチを引き起こしているのだろう。

それにしても, 茂木氏の本は自分がわかってることは読者もわかるだろうみたいな突き放しがわりとあって, 意味のわからない喩えなどが多すぎる感がある。 もちろん私が不勉強なのは確かなのだけれど。

2009/01/27(Tue)

イルカさんの身長

「イルカ 身長」でぐぐると水族館にいる方のイルカばかりがひっかかる。 「イルカ フォーク 身長」でも別なものがトップに出てくるのだが… ようやくasahi.comの北京五輪Q&Aの解答に 154cmである との記述を見つけた。 かみさんよりちょっとでかいとは思わなかった…ギターが大きいからその分小さく見えてたんだな。

2009/01/16(Fri)

VMwareはさっさと払い戻しをしてくれ

先月VMware workstation for Linuxを購入したが, 送られてきたのはWindows版のシリアルナンバーだった。 払い戻しを要求しているのだけどまだ実行されていない。 向こうは

I have sent the request to our Finance department for approval to refund your original order. Once I receive approval I will process the refund. と言ってるので待っていればいいのだろうけど,いつになることやら。いらいら。

2009/01/14(Wed)

らき☆すた

唐突に「あなたにとって『らき☆すた』は何なのか」とかみさんに聞かれた。 萌えという要素で読んでいる人もいるのだろうけど, どうも私にとっては違うような気がする。 「あー,そういうのってあるよね」みたいな感じかな…という意味では 『スケッチブック』や『OL進化論』とも通じるのかもしれない。 そう言うと「ある意味『サザエさん』やね」と言われた。 うーむ。

2009/01/13(Tue)

blogで勉強

IRCで紹介されたネタ。 笑わないプログラマ「Spinlockと便器」 を読んだら,なんだかロックの違いが理解できたような気がした。 たぶん気のせいだろうけど。 便器といえば 西脇氏のノリ もよくわからんのだが。

LaTeXユーザなので この記事 にならって身長を伸ばしてみたいのだが,試している暇が無い。 彼女はいらないからBibTeXまでは手をのばすつもりはないが。 それはそうと,Rもそうだけど,検索に困る名前だなあ。

2009/01/08(Thu)

笑ったspam

spamフォルダ掃除してたら,ちとおもしろいのが出てきた。

3年不倫関係だった年上の既婚男性と最近別れました。 実は、ある人(Sさんです)から聞いたのですが、 何でも貴方はワイルドな人だそうですね? 斧が似合う日本人1位と伺いました。

2009/01/04(Sun)

CD取り込み

なんか,職場から持ち帰ったCDドライブもだめっぽい。 んなわけで居間のデスクトップを併用しながら作業を進める。 とはいいつつ,年末に買った38枚のLPのうち処理できたのが7枚って…。 まああと何ヶ月か忙しさが続くからこれでいいんだろうけどさ。

レコードの取り込みをしているわけだが, 渡辺香津美とか松尾一彦のヒゲ面がだきわさんとだぶって見える件について。

2009/01/03(Sat)

CD取り込み

何度もブルースクリーンに落ちてしまう。 だましだまし起動しても,読めないCDがある(居間のデスクトップだと読めるのに)。 ひょっとして原因はドライブか,と思って職場から持ち帰ったCDドライブを使ってみると すんなり動いた。 そんなわけで三が日かけて家にあるCD(レコードを録音したものも含む)を250枚ほど取り込み。 さて,明日からは年末に買ったレコードをCDに焼く作業に入るか。

で,このダメなDVDドライブは,以前リカバリディスクを使っているときも ブルースクリーンに落ちまくってどうにもならなかった(職場の後輩に 借りたドライブでようやく書き戻しができた)ということがあった。 ひょっとして,あのときからもう既にダメだったのかな。

2009/01/02(Fri)

変化がわからない

12月は減ったのか増えたのかよくわからない。

グラフ

2008/12/25(Thu)

ケータイは命より大切

今朝のNHK「おはよう日本」で, 家が火事になって逃げ出したのだけど高1の子が「ケータイを忘れた」と言って燃えている家に 飛び込んで,あげく亡くなったというニュースがあった。 正直いって理解できないのだけど,インタビューなんかで若者が 「命の次に大切」「命よりも大切」 と言っているのは決して誇張ではないのかもしれないと思った。