不定期戯言2

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2007/04/07(Sat)

基礎からわかる情報リテラシー

奥村先生 が書かれた 「基礎からわかる情報リテラシー」 (奥村晴彦著,技術評論社,

)が4/10に発売されるらしい。中身はまだ見てないからわからないのだけれど, 技術評論社のページ に書いてある「この本の概要」が気に入った。

「情報リテラシー」とは、情報活用についての基本的な能力を指します。私たちが身につけなければならないのは特定の製品の使い方ではなく、情報社会での「生きる力」(変化に対応できる力)です。目の前にあるコンピュータがなんであれ、「使い方を習っていないので何もできません」では困ります。説明を読めば使い始めることができる力をつけるには、単なる使い方ではなく、基本的な知識が必要です。

ちょうど今,情報の最初の授業で行なうガイダンスのプリントを作っているところなのだが,この文章を使いたいなあと思った。今までのガイダンスでも 松浦敏雄先生「よしだともこのルート訪問記」第38回(1998.03) で語っておられた

(略)私はコンピュータ・リテラシ教育の目標を、「新しいソフトウェアに対する適応力」、「自分で問題解決できる能力」、「計算機をどのように利用するか(否か)を判断できる能力」を養うことだと考えています。

現状では、多くの大学や短大が「ワープロ/表計算ソフトウェアの使い方を教える=リテラシ教育」と考えているため、「教えられたソフトウェア以外は使えないし、使おうとしない学生」を生み出してしまっています。本来の大学教育は、概念を理解させて新しいソフトウェアと出合ったときの適応能力を高めるためのものです。

を引用して,この授業が目指しているものが何であるかを説明してきた。どちらの文章も,私が考えてきたこととまったく一致するのだ。どういうことかというとつまり…と説明しようかと思ったが,引用した文章に共通することの繰り返しになってしまうので書いても仕方ない気がする。

2007/04/04(Wed)

雑誌廃棄

新年度ということで,職場の仕事部屋を掃除…したかったのだが,収納スペースがないとどうしようもない状態。しかたないので雑誌を捨てまくることにした。いつか読むだろうと思って置いておいても,今読まないものを読む「いつか」は来ないんだから…と自分に言い聞かせて,片っ端から縛りまくり。

本棚が2段空いたので,本とかファイルとか詰め放題だ。この際だから,整理できずに散らかってる書類も捨てるか…。

ディスプレイ廃棄

で,前のディスプレイを捨てなくてはいかんわけで。三菱製品なので 情報機器リサイクルセンター に連絡。なんと,自分で梱包しなくちゃいけないのか。自宅にそんな箱があるはずがないので,職場のプリンタの箱を転用。

2007/04/03(Tue)

液晶ディスプレイ

自宅デスクトップのCRTがだめになったので新しいのを調達しに大須へ。いまどきCRTなんて珍しいようで,並んでるのは液晶ディスプレイばかり。そんなわけで店頭展示品のL1952Tを購入。うーん,19インチってでかいわ。職場にもほしくなるな。

2007/03/30(Fri)

梅沢教授

梅沢女流棋聖が 東邦大の客員教授になる らしい。で,囲碁を教えるだけじゃなくて,

数理知能的な観点から情報科学の研究にもあたってもらう予定 だとか。それはうまくいけばおもしろそうだなあ。

2007/03/28(Wed)

TeXClip

奥村晴彦先生のブログTeXclip が紹介されていた。きれいな数式ができるし,しかも高速。これを使わない手はないなあ。授業プレゼンで数式を出すときなんか,TeXに慣れた身ではOOo Mathの数式には満足できないので。

2007/03/25(Sun)

ギター買った

ギターの写真

2007/03/23(Fri)

ドラッグ&ドロップ

世間ではタミフルいじめがはやってるようだが, 飲まなくても飛び降りる 人はいるようで。

2007/03/22(Thu)

畑村式「わかる」技術

「畑村式『わかる』技術」(畑村洋太郎著,講談社,

)を読み終えた。なんだか前に一度読んだような気もするのだが,畑村氏の別の本とつながってる内容は確かに多いので気にしないことにする。「わかり方」について基本的な方向はそんなに遠くないと思ったが,いくつか特に注意をひかれたことがあった。

記録のとり方については,この本を参考にしてみるのもいいと思った。手帳を白いままにしておくのもつまらないし。

対象を論理的に理解することなく,経験や記憶だけでさばこうとする人がいる。本文中で「経験主義の誤り」といって批判していることであり,私も職場でそういう仕事のやりかたに苛立つことが多い。氏も工場見学をして気がついたことを指摘すると

ところが,管理主義に陥っている会社の場合は,単に第三者がどう評価しているかということばかりが気になるようです。(中略)単なる欠点の指摘と受け止めるにとどまっているのが残念です。

ということがあるというのだが…その体験は私も何度かしている。

以下,愚痴。私は一部の人には「恐い人」と思われてるみたいで,怒らせないようにという感じで指示をあおいでくる人がいるのだが…違うだろ。お互いその仕事で飯を食ってるプロなんだから,それぞれの立場で言うべきことがあるだろ。どうして上司でもない私がそちらの仕事の指示を出さなくちゃいけないんだ?それは自分の側の怠慢だということに早く気づいてくれ。

2007/03/21(Wed)

飲みとか芸術とかマインドマップとか

20日は修了式ということで飲み。数年前に,新入生の芸術選択を第二希望に変更するのは最低限にしてほしいということを会議で発言したことがあって,美術の先生がそれに同意してくださったのだが,彼が停年を迎えるということで少し話をさせていただく。

「文化」が大事にされなさすぎる と彼は嘆く。内田樹の 「下流指向」 に,経済格差以上に文化格差の問題があってそれはひたすら拡大され続ける(なぜなら下の階層にいる者は自分たちと別の世界があることにさえ気がつかないから)というようなことが書いてあったことを思い出したので,その話をしたらうなずいていただけた。

司書の方とマインドマップのことで話す。図書館にマインドマップ関係の本を入れてから,実際に描いてる生徒を何人か見たというし,彼女自身も描いてみたことがあるとのこと。私も一度その生徒から話を聞いてみたいものだ。

で,今日100円ショップで色ボールペンを買ってきて,久しぶりに紙にマインドマップを描いてみた(普段は freemind を使っている)。うん,やっぱり色があった方が楽しい。娘が興味深そうに見ていたので基本的なルールを説明したら,自分も描いてみるという。姉妹でお互いのイメージから描いてみたというのだが,そこそこ広がっていけたようだ。職場に置きっぱなしのマインドマップ関係の本を持ってきて読ませてみようか。