職場のWebサイト
職場のWebサイトを刷新する話だが, 業者さんに依頼してまともに仕事してもらうには時間が足りなすぎるということで その件はポシャった。 でも管理職としては急いで公開したいらしい…ということで「だったら俺が作る」と 啖呵を切ってしまった。
といってもWordPressは 全然さわったことがないので,本くらいないと辛い。 職場の予算で『WordPress導入&カスタマイズ実践ガイド』 (吉村正晴著,秀和システム)と『WordPressレッスンブック』(エビスコム著, ソシム)を購入。空っぽの状態からテーマを作ってみた。 テーマなら出来合いのものがたくさんあるけど, 一度は自分で作ってみないと改造さえできないだろうと考えたからだ。 いくつものプラグインの助けを借りて,とりあえず雛形を作ってみた。 そして実感したこと…俺にデザインは無理だ。 美的な感覚がまるでないのは言うまでもないが, デザインに関する理論をまったく持ち合わせていないのが致命的。 同時に,業者さんに提案を依頼するときにはサイトの構成を 煮詰めておかないと向こうさんはどうしようもないわな,ということも実感。
この話があるまでずっとPloneで作ることを考えていたのだけど, それだとデザインの発注を受けてもらいにくいような気がする (tkamada氏によれば 株式会社ダーツ ならそれくらい普通にやるとのこと)。 WordPressにという踏ん切りがついたのはそれも理由の一つだけど, OSC 2009 Nagoyaのブースで話を聞いて安心感を持ったというのも 私の中では大きい理由だ。 もっとも, スピーチ は聞いてないのだけど,作ったテーマとKtai Styleが合わないから気にしない。
職場で運用するにあたっては,投稿者と公開承認者を分けなくてはいけないのだけど, 公開権限のない投稿者がスラッグを変更しようとしても保存されない。 WordPress日本語サイト のフォーラムで相談してみたら, そのためのコードがわざわざ書かれているとの コメント をいただいた。URLを決定するのは公開決定者であるという思想なのだろうな。 それはそれで納得できる。 もちろんその部分に手を入れるかどうかはこちらの判断だが。