Twitter社会論
最近Twitterに関する本がたくさん出ている。 先日の 週刊ダイヤモンド もその一つと言えるだろう。 「俺は俺なりの使い方をするんだ」という思いがあるから その手の本は敬遠していたのだが, 週刊ダイヤモンドに掲載されていた津田氏と堀江氏との対談がおもしろかったので 「Twitter社会論」(津田大介著,洋泉社)を読んでみた。 心にひっかかったところをねぎま式に抜き書きしてたら12ページにもなってしまった。 1冊の新書でこの量になることはなかったので, やはりこの本には興味引かれたということなのだろうな。 歴史的なこととか創業者の考えてたこととかはまったく知らなかったし。
こういったところに本のまとめを書いてしまうのは まずいぞ という話もあるので,自分が思ったことを中心に書いてみる…って, いつものことか。
ブログだときれいにまとめてしまうことが, twitterだともっと生身なところが出てしまうという。 確かに私自身もそれは感じる。 本文では「他人のむき身の思考の断片」と表現しているのだけど, これはKJ法で「土の匂い」を残したカードを作れと言っていたことに 通じるような気がする。 きれいなフレーズにまとめようとすると何かが欠落してしまうのだ。 まるで携帯の予測変換から「選んだ」言葉でメッセージを記すように。
(5日追記)創業者の一人ジャック・ドーシーは「人間同士のコミュニケーションは 得てして他愛ないことから始まる」と考えてこのサービスを開始したという。 アイディアは会議室よりも喫煙所で生まれるとはよく言われることだが, それと同じことだと思った。 私はタバコの煙に弱いので,喫煙所よりもネットがありがたいのではある。
まだ書きたいことはたくさんあるのだけど,時間が遅いので後日続きを。。