学校の研究はどうして実践報告になってしまうのか
熊本大学教育学部情報教育研究会のブログの,表題の 記事 がtwitterでRTされていたのでざっと目を通してみた(最近の記事は統計講座になっているので さかのぼって)。
確かに,書いてあることはわかる。 でもそれ以前に,授業やってるうちに研究に「しばられたくない」みたいな気持ちに なってしまうんだなあ。仮説を検証するにはこれを続けて効果を見るべきなんだろうけど, こうした方が反応がよさげだから新しいアイディアを試してみたい, でもそうなると元の仮説の話を離れてしまう…みたいな。 私もPenFlowchartを使わせるにあたって, こういう比較・調査をしたいという思いがあったのだけど, 授業で反応を見るとその比較が成り立たなくなってもいいから軌道修正してしまった。 もちろん最初の計画が甘かったということは否定しないけど, やってみなきゃわからないことは多分にあると思う。