不定期戯言2

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2013/02/06(Wed)

ワークショップ疲れ

一昨日 あんなこと を書いたら, 東大の中原先生のブログに 「ワークショップ疲れという現象の背後にあるもの」 という記事があった。 権威に楯突くはずのロッカーが, いつの間にか権威扱いされてしまうようなものか。 新しい発想を得るはずのワークショップが, ろくなアウトプットも許されず, 結局落とし所を探す(従来通りの)作業の前振りになってしまうのでは, そりゃ「疲れ」もするだろう。

技法や道具は,いろいろなものがどんどん当たり前になっていけばいいと思う。 そして自由な方向に向かえばいい。 それが束縛やつまらなさに向かってしまうのは, アウトプットを本気では求めていないからなんじゃないだろうか。 「俺達よくやったよね」という慰めには確かに快感が伴うのだけど, 本来あるべき目的よりも優先されるものではない。