清聴したら感謝された
ぼちぼち思い出したことを書いていこう。 昨日までの全国大会の各セションでは,半分くらいのスライドが 「ご清聴ありがとうございました」で終わってたんじゃないかな。 何人かの座長は「まとめのスライドに戻してもらえますか」とか気を使ってたということだけど, その意味がわからなかった人もいたんじゃないかという気がする。
後日「これを封じるには清聴しなければいいのだ」というアイディアが公開された。
ぼちぼち思い出したことを書いていこう。 昨日までの全国大会の各セションでは,半分くらいのスライドが 「ご清聴ありがとうございました」で終わってたんじゃないかな。 何人かの座長は「まとめのスライドに戻してもらえますか」とか気を使ってたということだけど, その意味がわからなかった人もいたんじゃないかという気がする。
後日「これを封じるには清聴しなければいいのだ」というアイディアが公開された。
昨日の緊張から解かれて,今日はわりと消化試合的な感じ。 情報教育の一般セションと学生セションを見ていた。 発言したいこともあったような気はするけどまあいいや。 自分なりにやってみたいことのアイディアは得られたから,収穫はあった。
朝のうちに太平洋を見ておこうと思って出かけてみたけど, 公園への道を間違えてずいぶん回り道をしてしまって, 時間切れになってしまった。 海のそばまでは行けたけど, すぐそばに近寄るのはまだ怖い―自分が吸い込まれそうで抑えきれる自信がない。 その公園は港を見下ろせる小高い公園だったのだけど, オフコースの「秋の気配」は横浜らしい。
仙台駅まで帰ってきて,土産を買ったあとで適当な飲み屋でまったり。 店員さんは「ばたばたしててすいません」みたいなこと言ってたけど, 私は十分楽しかった。 さて,10時間かけてバスで帰ったら,日常が待っている。 まずは学年末テストの採点だ。
いよいよイベント企画「できるのか?高大連携情報教育」だ。 私が話したいことは十分には話せなかったな。 シナリオは作ってたんだけど,見てる余裕がなかった。 主張は次の2点:
情報教育がコンピュータ(科学)に偏りすぎている 「何を教えるか」の合意がほしい 他の講演者やパネリストの話の前提をぶち壊すようでどうかとは思ったが, コンピュータという「手段」が目的化しているように思われたので, どうしても一言言っておきたかった。 しかしあせってぐだぐだになってしまったな…。 もちろんコンピュータは必須の手段である,ということは間違いない。
午後は情報教育・教育の情報化のセッションに出たのだけど, 「情報基礎教育」「リテラシ」という言葉がオフィスソフトのことを指しているようで, やはりどうかと思った。 パネルでも しゃべった けど,「オフィスソフトの操作を教えるなんてムダ」という声と 「オフィスソフトくらい使えるようにしてもらわないと」という声の両方があるんだから, こちらはどうしていいのかわからない。 何が「最低限必要な技能」なのかも人によって違ったまま,話がなされていて気持ちが悪い。
会場で,久しぶりな人に会った。 彼の本拠地は別の学会だと思っていたのでびっくりしたが…。 今日は学生さんの発表で,明日が自分の発表らしい。 インタラクションか…私はプログラミング教育のセッションに行くから, 見られないが。
夜はパソコン通信時代からの友人に会った。 直に会うのは初めてなのだが, 普段からネットで話してる分,近い距離で話せたと思う。
これで仙台に来てするべきことは全部できたかな。 明日は気楽にしていよう。
そんなわけで東北大学山内キャンパスに。 午前中はLMSと教育実践のセッションをうろうろ。 昼の講演はパスして,締切のせまった原稿と明日の準備。 空き教室で情報カード並べてごちゃごちゃやってた。
午後は著作権改正に関する講演(ACCSの太田輝仁氏)。 前半は著作権法の解説で, 授業で話してる内容がそんなに間違ってないことを確認。 後半は昨年の改正の話だが,思いのほか誤解が多いらしい。 いろいろ外で話せない内容があったりとかもにょもにょ。
さて,今日は懇親会が終わったらそのままホテルだけど, 明日の準備があるから落ち着いて眠れるかなあ。 数日前から,かみさんに「緊張してる?」と何度も聞かれたのは, 行動にあらわれてたんだろうな,きっと。
明日から情報処理学会の全国大会なので,仙台へ。 費用節約のために夜行バスで行くわけだが,10時間ちょっとあるんだよなあ。 3列シートだから普段のバスより快適だとは思うんだけど, これだけの長時間は初めてなので不安だ。 私はホテルよりもバスの方が目を覚ます回数が少ないこともあるくらいなのだが, 21:30なんて早い時間には眠れないよ。
昨夜の夜行バスで東京から戻ってきたわけだが, 明日の夜にはまた夜行バスで今度は仙台へ。 情報処理学会全国大会の イベント企画 に出席するため。 その準備とか,別件の原稿とか,締切に追われている。 でも一つずつこなしていけるめどはたった。 1日に二つ仕上げるというのは絶対無理だけど, 明日原稿の仕上げをしてからパネルで話す内容の準備をして, 明後日そいつを仕上げればいいかな,と。 バスの中でどうせ時間があるから, 何かしておきたいな。
情報入試フォーラムということで筑波大学の文京校舎へ。 模擬試験をどうするかは,4月すぐのところで考えたい。 いざとなれば団体受験を考えてもいいかもしれない。 生徒の反応を見てみたいところだ。
個別試験の話とかパネルディスカッションを聞いてつらつらと考えていた。 情報の受験勉強ってどんなものになるんだろう。 個別試験ではある程度,独自性というか逸脱というかそういうものが許されているところがある。 「音大の試験が高校の音楽の教科書で間に合うなんてことはないだろう」と誰かがたとえていたが, そういう面が情報にもあるのは否定しない。 自分で勝手に勉強してるのが当たり前で,そうでなければ土俵にものぼれないという世界。 それはそれでいいんだけど,でものぼりたくなった人が道を探せるということではあってほしい。
一方で,センター試験がどうなるかというと, おそらく指導要領なんかでガチガチに縛られるんじゃないのかなと思ったりする。 それはそれでアリなのかな…かえって誤解を生むことにならないのかな。 だんだんわからなくなってきた。
twitterでそれなりに呟いたので,誰かがまとめてくれるだろう。
夜行バスで疲れた体をマンガ喫茶で休めて,9時から行動開始。 まず神社に参ろうと思ったのだけど,ちょっと足を伸ばして文京区立湯島図書館に行ってみた。 どんな本があるかふらふら歩き回っていたら,金子みすゞのコーナがあった。 手にとってパラパラ見ていると「私と小鳥と鈴と」があった。みんなちがって,みんないい。 実は昨日荷造りしていて,平田オリザの「わかりあえないことから」をカバンに入れていたのだ。 みんなちがって,たいへんだ。こういうのをシンクロニシティとでも言うんだろうか。 おそらく,自分がそういうことにアンテナをあげているときだから反応したということなんだろうけど。
そのあと,湯島天満宮へ。梅まつりというのをやっているらしい。 境内に屋台が並んでいる。梅はまだつぼみのものも多いが, 一週間後まで続くらしいからもうちょっとなんとかなるかな (七味唐辛子を売っている女性とそんな話をした。 何年か前に缶入りのを買ったので,今回は中身だけ。 風が強くて作業しにくいとぼやいてた)。 建物の中ではどうやら結婚式をやってるようだった。
続いて神田明神へ。こちらは結婚式が終わって記念写真を撮っているタイミングだった。 今日はそういう日なのかな。
伊東屋に行っておきたいと思って,歩いて銀座へ。 途中で丸善が見えたので,こないだから気になっていた 「反教育論」(泉谷閑示著)を購入。万年筆のイベントをやっていたようなのだが, 高いものには手が届かないので遠目に通りすぎておく。
伊東屋は建て替えということで仮店舗での営業らしい。 なんかすごく人が多い気がする。せまい。 何をしに来たかというと,私の思う使いやすい手帳って,システム手帳で間に合うんじゃないかなと 思ったので,安いミニ6があればということで探しに来たのだった。 まあ安いものを伊東屋で探そうというのが間違いだった。うん。
そんなわけでとりあえず百均に何かないかなと思ってダイソーを探すと, 一番近いのが霞が関らしい。歩いて行ってみると…土日は休み。 まあ霞が関だからしょうがないよな。 歩き回っているうちに,無印に何かありそうな気がしたのでとりあえず秋葉原に戻る。 さすがに疲れたのでメトロ。なんかメトロが私の歩いたコースを逆走してるぞ。
無印にはいいものがなく,ヨドバシに安いのがあったのでとりあえず買っておいた。 1000円未満で買えるとは思ってなかったのでラッキー。 休日一日使ってやったことはこれだけ。 でもいいよね,休日なんだし。 一杯ひっかけて,カプセルホテルでテレビ見ながらこれを書いてる。