全国高校校長協会の怪文書
また全国高等学校長協会が中教審に 新指導要領に関する要望書 を出したらしいが,情報に関する部分はあいかわらず支離滅裂だ。 必履修からはずしてほしいとする根拠が
「情報」は生徒間の能力差拡大傾向で,2単位70時間の1/2、1/3以下の時間で 習得できる生徒もかなりいる。日進月歩の分野で,指導教師充足困難の現状があり, 特に小規模校では,教員異動後補充の非常勤講師すら見つけにくい現実がある。 ということらしいのだが, 生徒によってはそんなに簡単に習得できる内容を,教えられる人をどうして確保できないの? 「指導教師充足困難」というが,専門でやってきて情報の免許しか取れなかった人たちを採用しなかったのは誰? 小規模校で時間数の都合で採用が難しいという状況は,情報の標準単位を3か4にすれば解決するのでは? というくらいのツッコミは入れておくとしよう。 しょせん彼らは教育が国つくりだということに頭の回らない馬鹿どもだ。 去年話題になった未履修問題を受けて討議しているということだが,彼らの考えてることは 大学合格実績をあげるためにはルールを破る必要があった。ルールを破らなくて済むように,ルールの方を変えてほしい ということだ。
でも,こんなふざけた文書でも,意味をもってしまうんだよなぁ。

