SSS2007の影響
やっぱり宿での食事が良すぎたと思うのです。元に戻さなくては。\

鈴鹿(というか正確には菰野だが)で行なわれた SSS2007 が終了した。今回は私も発表をさせていただいたのだが, その場になってみると頭が真っ白になってあたふたあたふた。 まとめとして直前の講演に絡めた話をしたかったのだが, 時間がなかったのと,頭が混乱していたのとで断念。 でも終わってから休憩時間やナイトセッションで 何人かの方にコメントや助言をいただけたのでよしとする。
ブログとかでのつきあいのある人と直接顔合わせができたこととか, ナイトセッションで熱く話ができたこととか, いろいろあるんだけど疲れたので今日はとにかく寝る。
来年は韓国か…外国って行ったことないからなあ。
せっかく注文したThinkPad X60のリカバリディスクは ブルースクリーン吐いてうまくいかないし, 仕方ないから普通にVistaとDebianをインストールしたけど,
をインストールしても文字が豆腐になる…というか,どうしてipamonaなんてのが
にあるんだ? よくわからないので寝る。
しばらく前に買ったまま放置してあった 「マンガでわかる統計学」(高橋信著,オーム社,
)を読む。マンガで話を進めてる分,読みやすくはなっているけど, わかりやすくはなってないという印象を受けた。 でもきっと著者は承知の上でこういう表現をしているのだろうと思う。 というのは, たとえば「検定の結論の表現」で「有意で(ある|ない)」という表現をわざと使わなかった ことをこう説明しているからだ:
「有意である」の意味するところが分からないということはつまり, 確固たる帰無仮説と対立仮説を立てぬまま「検定」をその人はおこなっていると考えられます。 たしかにpが0.05より大きいかどうかで帰無仮説と対立仮説のどちらかが正しいと 言いきってしまえれば話は単純になるし,読んだ人も満足感を得やすいだろう。 しかしそれは間違いなのだ。 適当にごまかしてわかったような気にさせることもできるのに, それをしなかったという点でこの本を評価したい。
先日帰省したときに, アマゾンの古本で買った 市川亀久彌先生の「創造性の科学」(日本放送出版協会)を持っていった。 というのも,この図版に見覚えがあるような気がしたからだ。 親父とか兄貴がこういった本を好きだったから, ひょっとしたら実家に昔あったんじゃないかと思ったのだ。 で,兄貴に聞いてみたところ, 見覚えはあるが,家じゃなくて小学校の図書室じゃないかとのこと。 なるほど,あの図書室ならそれは十分ありえる話だ。
部屋の東側の本棚が9(文学),西側がそれ以外という区分けになっていて, 私はいつも西側にしか寄り付かなかった。 そこで読んだ本が電子工作や天体や理系分野への後押しをしてくれていたのだけど, 単純に「理系」というだけではなかったということか。 何もない田舎で,特別に得たものは何もないと思っていたけれど, 確かに私はあの地で育まれたのだった。
杉真理が昔のCDをリマスタリングして再発したので, カセットでしか聴いていなかったmistoneを買った。 何度か聴いているが,やっぱりこれ好きだわ。 自分の好きなポップスの原型の一つがここにあるんだと思う。 たとえば「二人には時間がない」…「Backstage Dreamer」…
ああ,僕はいったい何をなくしてきたんだろう。
思いたって「C++によるXML開発技法」(Fabio Arciniegas著,高橋秀和訳,
)を買って勉強。 最初のexpatのサンプルプログラムを打ち込んでみたが…動かない。 printfデバグしてみたら,プログラムソースに書いてあることとXMLのDTDが違うことが判明。 ありもしないattributeを読み込もうとしてエラー出してたというか, 要素の中身を読み出すという一番肝心なところがソースにない… 後のページに方法だけ書いてあったので,それを見て解決はしたが。 だいたいのイメージはつかめたように思えるので, インタフェースを調べて実装の計画に入ろう。