せっかくなので万博公園に寄って民博に入ってみる。
中の様子に一部見覚えがあるのは,テレビか何かで見たからかな。
オセアニアからアメリカ,ヨーロッパ,アジア,朝鮮半島,アイヌ,日本と見て回った。
こうやって見てみると,自分が住んできたところのことは全然知らないということに気付かされた。
たとえば沖縄のことは修学旅行関係で少しは勉強してるからいくらかわかる部分もある。
でも今住んでる名古屋とか,昔住んでた玉城町とかのことはそのレベルのことさえ知らない。
音楽のコーナーには随分興味を引かれた。
ギター系だと,音程の違う弦をあわせて張ってあるのってけっこう多いんだな。
マンドリンみたいなやつで3弦あわせてるのもあった。
音出してみたいなあ。
帰りに
一発屋
に寄って,ついに地獄ラーメンの四丁目を完食。
辛いだけじゃなくて旨みもあるのだけど,さすがにきつかった。
次からは普通のメニューを頼もう。
電車では,民博の売店で買った『夜はまだあけぬか』を読む。
私が梅棹氏を本で知った頃にはすでに彼は失明していたわけだが,
まったく諦めてなかったのだということがわかった。
いつか見えるようになると思っていたし,
それまでとにかく今できることをやろうとしていた。
中央公論社社長の「見えるようになったらどうせ忙しくするんだから,
いまのうちに著作集をかたづけておけ」というセリフもなかなか。