球技大会
学年の球技大会。 生徒が中心になって運営していく…と言っていた通り, 自分たちで役割を分担して指示を出して進行していた。 出る幕なし。 この件に限らず,生徒が思ったよりも頼もしいな,と思う場面は増えた気がするな。
学年の球技大会。 生徒が中心になって運営していく…と言っていた通り, 自分たちで役割を分担して指示を出して進行していた。 出る幕なし。 この件に限らず,生徒が思ったよりも頼もしいな,と思う場面は増えた気がするな。
実に一週間ぶり。 いろいろ仕事が溜まっている。 先週の学会関係の報告とか, もう一人の顧問に行ってもらった試合のまとめとか, 部活関係の資料とか, 情報模試のまとめとか, 学年更新に関するいろいろな雑務とか。 まあ一気に現実に戻ったという感じだ。
ということで愛知大学名古屋キャンパスへ。 総会は滞りなく進んだ。 私も評議員ということで,いろいろ関わっていくことになるだろう。
岡本会長の記念講演。 形式陶冶,実質陶冶の話なんかはとてももどかしい。 一昨日の青木氏のCE研での発表にもあったのだけど, 従来教科が妙に「学問」のポーズを取りたがっていることが気になっている。 そういったことはバランスの問題なのだから, 行き過ぎたところで揺り返しがあるべきなのだけど, 「学校用」の数学とか「学校用」の英語とかが幅を利かせている現状を変えられるかというと, そんなに簡単なことじゃないだろうと思う。
後半はワークショップ。 まず國宗氏(信州大学)「授業運営支援機能を有する初学者向け ビジュアルプログラミング環境AT」から。 デモは何度か見せていただいたけど,実際に触ってみるのは初めて。 少し慣れると操作はわかりやすい。 構文がかなりストイックにできている(複雑な計算も二項演算の繰り返しでしか書けないとか)のは, そういうところでプリミティブな動作をイメージさせようということなんだろうな。
続いて私の「フローチャートによるプログラミング実習」。 PenFlowchart for JavaScriptを使ってみようということだ。 詳しい操作説明はしなかったが,みんな情報教育の人だということで適当に推測してやっていった様子。 これの存在を知ってはいたけど使ったことはなかったという人もいたので, こういう機会が用意されたことをありがたく思う。 最後に少し時間をとって,昨年9月に spamを送った こと, 暫定的にサーバを立てたことを話した。 普通に考えればあのハガキは得体のしれないものなので,生で説明できる場があればそうしたかったのだ。
最後の質疑で,今後の開発方針にヒントをもらえた。 構文解析を作り直していたのは,JavaScriptらしいコードを受け付けるように,ということだったのだけど, 考えてみたらそんなアプローチには意味がないんじゃないか,って。 フローチャートで素直に記述できるものに限っていいんじゃないかとも思えるようになった。
今日は何もなくひっそりと…と思っていたら,最後のセッションの座長をまかされることになった。 講演よりこっちの方が緊張するかも。 急遽プレゼンタイマーのスマホアプリをインストール。 これがけっこういい仕事をしてくれた。
時間は少しオーバーしたが, フロアからの質問がたくさんあったのでなんとか乗りきれた。 講演,座長の初体験で, 一つ二つばかり度胸がついた気がする。
情報処理学会の全国大会は昨日で終わり。 今日と明日は東京学芸大学でCE研。 おおお,PENのOpenBlocks版か(でも実はほとんど独立しているらしい)…と感激したり, やはりプログラミング関係の発表は興味をひかれる。 それはそうと, 吉田智子先生にお会いするのは何年ぶりだろう。
プログラムにはないのだけど, 今日の最後に先日の全国大会での講演を再演することになった。 こちらでもわりと好評でほっとした。
教科書の範囲を逸脱することを求めているわけではない。 結果としてちょっとはみ出すくらいのことはあっても仕方ないよね, って考えようよ,という感じ。
お役目は終わったのでどこをふらふらしようかと思っていたら, 玄関を入ったところで高岡先生に声をかけられたので, そのままふらふらとイベント企画「学会へ行こう!若者の夢を実現できる場所」へ。 私は戸籍年齢的にはあんまり若手っぽくないかもしれないけど, この学会への関わりということでいえば若手というかひよっ子だ。 パネルディスカッションでは たとえば実績を学会のような社外に作っておくことは転職の際に有利だとか, いくつかの提案があった。 研究とか発表というようなしっかりした関わり方もあるのだけど, 私みたいなライトな立ち位置もありだよな,とか思ったりする。
数学の教員として生活していれば,学会というものと関わることはたぶん無かった。 情報の教員として力をつけたいと思ったときに, そこに手を伸ばそうとしている人たちとコンタクトが取れたことはとてもラッキーだったのだけど, それは情報処理学会(あるいはその中のCE研)というベースがなければありえなかったことだろう。
いつものように夜行バスで東京へ。 イベント企画 「大学入試における『情報』入試のあり方と可能性」 で講演とパネリストをすることになっている。 喫茶店で半年以上かけて書きためた情報カードをながめつつ,ノートに書きなぐり。 それを元にスライドを作りつつ,さらにメモを書き足し。 事前に何度か声を出さずにリハーサルしてみたのだけど, やってみると予定時間を少し過ぎてしまった。 内容は…そんなにきついことを言ってるつもりはないのだけど, 「勉強しない教員は去れ」とは言ったつもり。 スライドは いつものところ に置いておく。
そんなこんなで燃え尽きて宿に。 安いところに連泊なのだけど,思ってたよりきれいなところ。 壁は薄くて,隣の人が外国人らしいことはなんとなくわかったけど。
午前のセッションに出るはずだった中野氏は, 事故渋滞で間に合わず,東京に着くとすぐに飛行機で帰ったらしい。 一歩間違えば自分もその立場になっていたのかもしれない。
Windows XPのサポートがもうすぐ切れる。 パソコンを買い換えられない人のために「Linuxどうですか」みたいな話をよく見かけるけど, ディストリビューションのサポートだっていずれ終わることには違いがない。 そういう点では,実はDebianのunstableを使っておくのが 一番安心なんじゃないかと,ふと思った。
いや,もちろん冗談ですよ。