slashdot.jpで「ソースコード」を「設計図」,「オペレーションシステム」を「基本ソフト」と言うのは気持悪い。JISで定義でもされたという正当性でもあるのか?という発言があったので,「基本ソフトウェア」はJIS X 0001の01.04.02で定義されているとツッコミをいれてみる。01.04.08に「オペレーションシステム」も定義されているがこちらはハードウェアによる実装も含むので,ソフトウェアにこだわれば「基本ソフトウェア」を使うのも決しておかしくはないと言えよう。さらに言えば「ソースコード」にあたるのはJIS X 0007の07.03.13で定義されている「原始プログラム」だと思う(対応英語は source program)のだが,これなら「設計図」の方がマシではないか(設計図がソースにあたるのか仕様書にあたるのかといった議論はともかくとして)。少なくとも「ソースコード(原始プログラム)」という記述よりも「ソースコード(設計図にあたる)」の方がわかりやすいだろう。
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