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必要性への疑問(1)
黒板に比べて,コストに見合うメリットはあるか?
文部科学省の言い分
- 学習指導要領の決まり文句:
- …必要に応じて,コンピュータや情報通信ネットワークなどを適切に活用し,学習の効果を高める…
- 「IT使って指導できる教員は6割 文科省調ベ」
http://www.asahi.com/edu/it/TKY200407270342.html
- 2005年度末には全員が指導できるようにする目標
- 授業のできる教員の割合が中学、高校と進むにつれて低くなる傾向…文科省は中高の方がITを使った授業を専門的なものととらえている可能性…
ノート:
最後に,このような実践にどれだけの意味があるかといったことを考えてみたい。
文部科学省では「IT」を使った授業をやってほしいのだろう。学習指導要領にはほぼすべての教科に「コンピュータや情報通信ネットワークを活用し」といったことが書かれているし,「ITを使って指導できる教員は6割」なんてアンケート結果を出している。ところが私には,その指導要領や「2005年度末には…」といった文言,アンケートの数値が間違って解釈されてしまいそうな気がしてならないのだ。