不定期戯言2

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2008/11/13(Thu)

UbuntuのUSBブート

最近思うところがあって Ubuntu のUSB起動を試していたのだが, デスクトップでは起動するのにノートでは起動しないとかいった妙な挙動をとるようになった。 Boot ErrorとかDamaged partitionとかいうから fdiskから何度もやり直したのだがうまくいかない。 なんとかUSBメモリを初期状態に戻せないかと思って探してみたところ, HP USB Disk Storage Format Tool でフォーマットするといいという記述をみつけた。 さっそくダウンロードしてフォーマットし, その後で2つのパーティションに区切って,後の方にUbuntuをインストールしたら(一つ目の パーティションを空けておいたのはWindowsでも読み書きできるように), ちゃんと起動できた。これで一安心。

2008/11/10(Mon)

出張考

出張に出にくくなっていることについて昨日書いたけど, それについて職場内MLに投げた文章。職場にグループウェアとしてMoodleを導入した 意図についての説明でもある。

先日,愛知県私学教育工学研究会の総会に出席しましたが, 出席者と委任状を合わせても定足数に満たず総会不成立となりました。 どこの学校も出張について厳しくなってるからなあ,とぼやくことは簡単ですが, それでは何の解決にもなりません。その「厳しさ」について考えていることを以下で述べます。

出張となると学校側はその交通費や日当を負担します。 ではそのコストによって学校は何を得ているでしょうか。 部活の顧問会議などは各大会などの運営がうまくいくことがメリットになります。 上述した研究会も私学協会配下のものですから同様です。

では研究会や勉強会への参加はどうでしょうか。 もちろん個人の技量が上がることが学校の利益になることは言うまでもありません。 しかし一方で

プロなら自己研鑚くらい自分でやれ という論も成り立ちます。したがって,出張で得られた知見を共有することが コストの見返りとして求められていると私は考えています。 今まではその場がないので業務日誌にメモを残してきました。 出張報告書は単に事務手続きのためのものですし, 科会などの場で報告しても概要の「言いっぱなし」になってしまうからです (報告用の資料を配布するわけでもないし)。

で,その報告の場をMoodleに「も」持っていいと思うのですよ。もちろん科会という Face to Faceの場でないと伝わらないこともありますが, 細部までその場で語ることは時間の制約で不可能です。 資料と報告をMoodleに書き込むことはさほど手間ではないですし, 逆にその程度のまとめができない出張のコストを学校に負担させるのはどうかとも思うのです。

知らなかったこと

ActivePerlってCPANでごにょごにょやらなくてもPPMでパッケージ入るのか。

WinCVSのCVSROOTの設定って「…」ボタンを使うものだったのか。

2008/11/09(Sun)

いろいろ

マンガについてはアマゾンへのリンクだけ置いとくことにするけど,特に 『理系の人々』(よしたに著,中経出版)について。 えーと,この本に書いてあるのって,まったく普通の行動やん。

そういえば本じゃないけど 『超SF的社会科見学 DVD BOX』は萌えそうな気がする。 いつか勢いで買ってしまいそうだ。

『ヤバいぜっ!デジタル日本』(高城剛著,集英社)。 最初見たときには「ヤバい」のダブルミーニングが気にいらなくて書棚に戻したのだが, 2年たってみるとなんとか読めそうな気がしたので買ってみた。 2006年に出たこの本も2年たつといくらか古い記述が出てくる (たとえば「映像が見られるiPodがそう簡単に普及するとは思えないが」と 書いてあったり)…おそらくこうやって寝かせて 2年古くすることでようやく私が読めるようになったのではないかと思う。

ただし古くなったのは表層的な部分であって, 根本のところはまだこの本に追いついていない。 たとえば情報収集能力について

その情報収集のポイントは,何でもかんでも集めるのではなく, 限定的な良い情報を集める力に他ならない。 では,限定的な良い情報とは何か? それは簡単に言えば,だれもが入手できるわけではない,例えばインターネットなどに 載っていない情報を指す。すなわち,今日インターネットに載っている情報は, すでにその時点でBクラスな情報と言える。 CITE (同書 23ページ) と言っている。 最近どこの学校でも出張に出にくい状況が続いている。 人によっては「いまどき情報なんてネットで手に入るじゃん」と言うのだが, 必ずしもそうとは言えないという実感がある。 幸い私は出張であるかないかを問わず,研究会などにひょいひょい出かけて行って, 学校の外部に人のつながりを持つことができている。 そしてその人たちに直接会って得られる情報にいろいろ助けられてきた。 もちろんネットで検索すればそのどれかは見つかるのではあるが, それに付随する 温度 が伝わる実感があるかどうかが違う。

このブログへのコメントで追加情報をくれたり, 思いの行き過ぎをいさめてくれたりする人の存在にも感謝。

他にも興味をひかれたところはいくつかある。たとえば かつての日本にあったスピード(日本の30年前は大昔だ)が失われているということ。 その上で

いまの日本人は保守的で遅いから,10年前の他国の成功例で丁度いい (同書100ページ) って…。 一貫して「スタイル」の開発・輸出を提案していること。 マーケティングデータはあくまでも過去のものだということ(これは 『ニワトリを殺すな』にもあったな。私は「資料の統計」にも同じことを感じる ことがあるのだが)。

『ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書』 (7人の特別講義プロジェクト&モーニング編集部編著,講談社)。 私にとっては,今までに得てきた考えの再確認(たとえば英語の講義で語られている 「感覚」については, 数年前にT氏から紹介された『ネイティブの感覚がわかる英文法』を読んで「ああ, 私が学校というところを卒業した で身につけた『感覚での考え方』は間違ってないんだ」と気づいたのと通じる話) やそれとの比較になってしまうのだが, この本によって16歳でこれらの話を手に入れることができるとしたら… その者をうらやましいとも思う一方, 逆にそれを自力で手に入れてきた自分に自信が持てるような気もする。

最後に「心理」を持ってきてるのがうまいと思う。 これはホームルームや授業中の余談で話すことが多いんだけど, どれだけリアルに伝わってるかというと自信がない。 でもすごく伝えたいこと,わかっていてもらいたいことなんだよね。

2008/11/07(Fri)

陰山英男はそこまで馬鹿だったか

てなことを この記事 を見て思った。

2008/10/29(Wed)

マインドマップ

4月に受けた セミナ の修了証が届いた。 確かに受ける前と後ではマップが違うもんなぁ。\ 修了証

NHKのニュースウォッチ9でもマインドマップが取り上げられていた。 マインドマップはここ数年ですっかり定着(少なくとも名称くらいは)したと思っていたんだけど, それは私の目や耳にかなりフィルタがかかっていたということなのかな。

2008/10/28(Tue)

ドリトルV2

お,とうとう ドリトルV2 がリリースされた。

2008/10/27(Mon)

不安定からの発想

昨日BSの番組で児玉清さんが『不安定からの発想』(佐貫亦男著,ダイヤモンド社) を紹介していた。探そうかと思ったのだけど30年前の本なのだな。 アマゾンでは品切れだった。

児玉さんが語った内容は ☆みちこのゴールドボール☆ で述べられている。アタック25の児玉さんというイメージがあるので, 彼は安定感の中にいるとずっと思い込んでいたのだが,人はそんなに単純じゃないということか。 不安定だから操縦で安定させるのだということ, 誰かが安定を用意してくれるなんて妄想には意味がないということ。

2008/10/22(Wed)

DNS

いつまでもbindってのなんだからなー,ということでnsdを試してみる。 ゾーンファイルの書き方は同じはずなのに,データベースをいくらリビルドしても 情報がひけない…と思っていたら,単にリロードしてないだけだった。わはは。

2008/10/18(Sat)

東海スクールネット研究会例会

iPod Touchについて竹中章勝氏。 私はApple製品を持ってなくて今まで事情がわからないでいたことがたくさんあるのだが, 話を聞いていくつかの事柄が解決した。 あのケーブルで何でも出力できるのかと思ったらそうじゃないのね。 動画にしてしまえばだいたいは大丈夫なのだけど, 一番の不満はブラウザ画面をそのまま出せないことだという(なるほど)。

同時に wizpy の紹介もあった。といっても,音楽プレーヤとしてではなく,

これはこれでおもしろいよね(使う機会があるかどうかわからないから, あくまでも保険として持っているのだけど)。値段も手頃だし。

Moodleについて奥村晴彦氏。 私自身は 職場でも使い始めたばかり でもあるし, ユーザとしてはSSSでも使ってはいたのである程度のことは分かっているが, それはあくまでもグループウェア的な使い方だ。 本来(?)の教師と生徒の役割での使い方についてはきちんと考えてこなかった。 うーん,今は授業のレポートを全部メールで提出させてるんだけど, これをMoodleでやってもいいんだよな。 ちょうど後輩が情報教室サーバの設定をやり直していて, アカウント管理をLDAPにしようとしているのでちょうどいい。 次年度に向けて考えてみるか。

MacbookとiPod Touchについてアップル・ジャパンの方から。 だーかーらー,物欲を刺激するなとあれほど(略)。 私は「ヒラギノ買ったらMacがついてきた」というほど印刷の綺麗さにはこだわらないのだが, それでもそそられる。 自転車通勤者としては今のサイズでは不満なのではあるが。