三色ボールペン
自転車に乗っていたら歩道に coleto が落ちていた。インクは赤青緑だった…齋藤孝氏が提唱する三色ボールペンの配色だ。 私もこの組み合わせで使っているが, coletoの青は暗すぎるのでライトブルーの方がいいような気がしている。 近いうちに試してみよう。
DebianのexperimentalからKDE4.1を中途半端に入れてぐちゃぐちゃになったことがあった。 それ以来しばらくKDE3.5でおとなしくしていたのだが, VirtualBox内の環境でしっかり動くことを確認できたものだからついメイン環境でも やってしまった。 いやー,かっこいいわ,これ。もちろん細部ではいろいろ不満がある…たとえば
壁紙のスライドショーでは表示の詳細を 選べないので画像が引き伸ばされてしまうとか(スクリーンセーバでは選べるのに)。 Vistaみたいなメニューが気に入らないと思っていたけど,「お気に入り」 をうまく使えばいいことがわかって少し楽になった。 まぁ,いつかなんとかなるんだろう…あるいは先に自分が慣れてしまうか。
車検が終わった車を取りにいくついでに雑用を済ませてから職場に戻って仕事をし, さあ帰ろうと走り出すと…妙に振動が大きい。 車検が終わったばかりだから本体に異常はあるまい, それにこの振動は…と思って駐車場にたどりついて確認すると, やはりパンクしていた。 ジャッキで持ち上げるのも初体験,ホイール外すのも初体験,タイヤ外すのも… というわけで今日はスペアタイヤに替えたところで作業終了。 さて,どこで直してもらおうかな。 携帯で近所の修理屋さんをさがして,今日やるべきことはここまで。
IRCで, Kenji Rikitake氏の はてなダイアリー の記事 「情報系学会の研究会で『情報系学会の研究会が危ない』理由を話してきた」 を紹介された。 私には学会の様子はわからないが, 思うにそれは「情報系」にも限らないし「学会」にも限らないことだろう。 私は彼の嘆きを,職場での私の嘆きに重ねている。
先日の職員会議で,学内WebサーバをMoodleで運用することを宣言した。 LDAPが使えるからアカウントが一本化できるとか, 投稿がメールで配信されるからわざわざ見にいかなくていいとか, そういったシステム上の利点も説明したが,私が本当に言いたかったのはそのことではない。 職場内で資料やそれにまつわる意見や思いが共有されずに垂れ流しになっていることを なんとかしたいのだ。
そのためにはまず,現状が良くないことに気づいてもらわないといけないのだが…これが 難しい。日々のルーティンワークをこなし,各年度,各学年をこなしていくだけなら 前と同じことを繰り返せば形にはなるからだ。 しかし仕事をゼロから構築できない者をプロと呼べるだろうか。 もちろん毎回フルスクラッチでやっていたのでは効率が悪いに決まっているが, できないからやらないのと,できるけど必要性と効率を秤にかけてやるかやらないかの 判断をする のとでは全然違う。そして後者のためには資料の解析が必要であり,そのためには資料の 保存が必要であり,そのためにMoodleが活用できると考えている。
たとえば成績資料は表計算のデータが残っていればいいと思っているかもしれないが, 実はその前提となる雑多な情報(たとえばクラス分けの状況,試験の科目や選択問題,学習進度 などは年度によって違うことがある)を踏まえて処理しないとただの数字遊びに 終わってしまう。その「雑多な情報」を記憶だけに頼っている危うさに気がついてほしい。 そうすれば私がMoodleを持ち出した理由がわかるはずだ。
私は仕事のメモを「業務日誌」という形で職場内Webに残しているし, 会議資料や教材,研究会の発表資料や研究資料も同様に公開している。 もちろん自己顕示の思いがないとはいわないが, 他の人たちの「考え」も同じように見てみたいから,その呼び水になりたいとも思っているのだ。 身内びいきかもしれないが,ウチの職場には興味深い面子がそろっている。 それぞれに世界を持っているから会話していておもしろい。 そのおもしろい会話を茶飲み話のまま空中に離散させてしまうのはもったいない…そう 思っている。
車を車検に出した帰りに古本屋に寄ったらいろいろ買い込んでしまった。
Stardust Revue 『Best Wishes』『Secret Face』 浜田省吾 『J.BOY』 尾崎豊 『Last Teenage Appearance』 井上陽水 『陽水ライブ・もどり道』 柳ジョージ&レイニーウッド 『ホット・チューン』 高中正義 『SUPER TAKANAKA LIVE!』 爆風スランプ 『よい』 あとの4枚はレコードなので,来週くらいに取り込みをしよう。 この週末は別のことをやりたい気分なので。
『日本人の美徳』(櫻井よしこ著,宝島社)は一つ一つの話題を短くしてあるので さくさく読めた。 櫻井氏にはなんとなく完璧超人っぽいイメージがあって敬遠していたのだが, 拾い読みしてみると案外そうでもないのかもしれないな…と思ってつい買ってしまったのだ。 書かれている日本観・日本人観は私の持っているものと近いように感じられた。 家族のあり方,親(大人)としての厳しさ,母語としての日本語の重要性, 他文化への寛容さ…これを懐古趣味とは片付けてほしくない。 そしてそういった「日本人の美徳」が薄れ,社会への責任が薄れつつあることに 歯止めをするために自分ができることは何だろうと思う。
昨日たまたまIRCで http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51374928.html の>>131が話題になったのだが, この子供たちを止める要因が今の社会にあるような気がしない。 雑誌の類はろくなゾーニングがされてもいないし, 少女マンガの性描写は問題にさえされないし, 小学生の妊娠を題材にした映画 が好意的に受け止められているみたいだし (初代金八の時代とは違って, 今では中学生の妊娠くらいでは話題作りにさえならない)。 テレビのクイズ番組は芸能人だけを出演させることで 「賢いキャラ」「バカキャラ」の断絶を強調するばかりだ。 私には,それらは前段で触れた美徳を捨てて目先の金に飛びついた結果のように思えてならない。 そして,子供たちはそれを見て,自分の「基準」を作っているのだ。
『図で考えれば文章がうまくなる』(久垣啓一著,PHP研究所) を読みかけたのだが,その「図」を見て Frieve Editor が思い出された。 というか,考えながらこういった図を書くことは誰もがやっていると 思っていたのだけど(他人がそういうのをやってる様子を見たことないからわからない), 実はそうじゃないということなんだろうか。 何度も書いている話だが,小学生時代にこの本にあるように矢印とか使って社会科のノート をとっていたら先生にやめさせられたということがあった。
後述する古本屋(のとなりの古本屋)で『データ解析環境「R」』(舟尾暢男・高浪洋平著, 工学社)を購入。職場で「データを扱うなら最低限の統計の知識がないと話に ならんよ」と発言した手前,自分が勉強しないわけにはいかないので。 Rは簡単にわかる範囲でしか使ってなかったので,この際もう少し知っておきたい。
しばらく前にふらふらっと買ってしまった『楽しい万年筆画入門』(古山浩一著, エイ出版社…のエイは木偏に世の字)をぱらぱらと読む。 なるほど,この人は画家なのだな。 道理で前に読んだ『スケッチは3分』(山田雅夫著,光文社)とはずいぶん違うわけだ (山田氏は都市設計家)。
『スケッチ〜』は,マインドマップのセントラルイメージを描く上での 助けになるんじゃないかと思って買った。 もちろん内容はスケッチについてではあるが, 省略技法や,CAD的な視点が私には新鮮だった。 「絵」ではあるものの,着目点を強調することによって(あるいは適度に省略することによって) 「図」の意味を与えることもできる…でもやっぱり基本は絵なんだな。 この本でも万年筆を使っているし,手書きの線の味を大事にしている。
『楽しい〜』はまず描くことの快感から入っているのが楽しい。 いたずら書きの模様をどんどん広げていく楽しさとかね。 あんまりおもしろそうなんでセーラーの「ふでDEまんねん」を買ってしまった。 絵の具や色鉛筆のちゃんとしたものはこんな値段なのか, いいものを使わないことは実はめちゃくちゃ難しいことだったのか,とかいったことにも驚いた。 自分でそこまでやろうとは思わないけど, 収録されている絵を見ているだけでじゅうぶん楽しい。
OpenOffice.orgを導入している会津若松市が 「導入時に発生した事例」 を公開している。その中に 「外字が公開されない」 というのがある。OpenOffice.orgが使用するOpenSymbolというフォントが 外字よりも優先されてしまうので外字が使えないという話だ。 勤務校ではこの問題のためにOpenSymbolと重なるコードを避けて外字を使っている。 しかしこの報告によると,外字ファイルを別名でコピーすることで解決できているというのだ。 これは明日出勤したら試してみなくては。