不定期戯言2

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2008/03/28(Fri)

JAEISシンポ

日本情報科教育学会 のシンポジウムということで関西学院大学梅田キャンパスへ。 なんか東京より歩きにくい感じがするんだが…。

雑感:

校長会からの逆風 情報をいやいや担当している教師をさっさと元教科に戻して新任採用をしてほしい あるクラス担任が生徒に「情報2単位はしかたなくやってるものなんだ」と話したという件 といった話があったわけだが, やはり「情報」という教科はまだ理解されていない,あるいは誤解されているのだなぁと つくづく思う。 必履修から外せという要請が校長会からあったということをとりあげて, 敵が管理職なのだと短絡してはいけない。 数学や英語のために情報を削りたいと思っているのはむしろ一般の教員だ。 そしてそのことに憤っていてもしょうがない…理解されるよう, 働きかけることを続けていかなくては。

2008/03/27(Thu)

機器

もうできたとの連絡。明日大阪に行くので助かった。

レコードプレーヤ(DJ用のものだが)とフォノイコライザを買って, レコードを取り込む準備は整った。さすがに明日には間にあわないが, いろいろ楽しみである。

2008/03/19(Wed)

アーサー・C・クラーク氏死去

えええええええええええええええええええええええ。

同僚と話してすこし落ち着いた。 ネットでは 「モノリスはまだ見つからないのに」 「2010年まで生きてほしかった(それを 言いだすとしまいに3001年まで生きなきゃいけなくなるぞ)」 「ロボット三原則の…」 「『夏への扉』好きだったなあ」 「少年よ大志を抱け」 などと人違いも含めていろいろな書き込みが。

追悼で2001年なんかをTVでやるかもしれないな。しばらく気をつけていよう。

2008/03/17(Mon)

アイ・ロボット

古本屋で「アイ・ロボット」(アイザック・アシモフ著,角川書店,

)が目に止まったのでつい手にとってしまった。 「ロボット工学の三原則」でこれだけの話ができてしまうのか。 わりと小気味よい物語だった。 ミステリや数学みたいな面白さを感じた。 最後のエピソードにあるような葛藤というか損得勘定みたいなのは, よく考えることだったりする。 ロボットが高度になるにつれて ブラックボックスが拡大してしまうという進め方が, 普通といってしまえば普通なのだけど。

2008/03/14(Fri)

児ポ法改正の動きに関して

うちのカミさん(9日違いの同い年)は背が小さくて童顔なものだから, その背丈を追いこした次女が「このお母さんと結婚したということは…お父さんってロリコン?」 などと口走ったことがあった。 んがー。 長女が十ン年前,キーボードを打つ私を見て言った 「お父さん,手が早いね」 と同じくらいとんでもないセリフである。

私はたしかに ぷりめ〜らSXさん みたいな「ぷに」な絵とかが好きで, こういうの もかわいいと思ってしまったりする。 でも性的な意味でロリコンではない。 正直いってこの年になると,二十歳くらいでも子供に見えちゃうもんなぁ…。 娘の年齢が上がってきてるからなんだろうけど。

と前振りをしておいて…最近,児童ポルノ法改正の話がずいぶん話題になっている。 もちろん少女が性的な被害を受けることがあってほしくはないので, 写真とかビデオとかについてはどんどん取り締まってもらえればいいと思う。 ただ,マンガとかアニメとかゲームってどうなんだろう…それ自体は 被害者がいないのだし,それで発散する人だっているのだから, それを規制することにどういうメリットがあるのかがわからない。 自分が「キモイ」と思うものにフタをしたいだけなんじゃないかと思ってしまう。 …という具合に規制に待ったをかける方向の発言をするといらん誤解をされそうなので, 関連する記事へのリンクを貼っておく。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080313_child_anime_manga/ \ http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/1139 \ http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0803/17/news010.html \ それにしても,ゾーニングはしっかりしてほしいとは思うが…秋葉原とか大須とかで 天下の往来にエロゲの看板がでかでかと出てる状況ってのはどうかと思うんだよなぁ。 それにコンビニでエロ本を置く必要があるのかと…ああいうのは遠くの本屋でこそこそと 買うのが,思春期の男の子の正しいあり方であると私は強く主張するっ! 大人というか,売る側が節度をなくしているのは事実なんで, これを機会に業界側が襟を正してほしいものではある。

余談:

ほりもとあきらさん もどれかのCGのときに「写真も見てないしモデルもいない」と主張してたことがあったっけな。

「日本は児童ポルノの大輸出国である」って,日本人は幼く見えるから 誤解されてるという面はないのだろうか (もちろんほんとに幼いのもそれなりの数あるのだろうけど)。

最近の少女漫画の性描写ってどうなんよ。 かなり激しいと噂には聞いているが,規制という声は聞かれないような気がするのだが。

アグネス・チャンさんが「ひなげしの花」とかヒットさせてた頃, 彼女に対してロリ的な魅力を感じていた人たちがいたのではなかったか。

だんだん論旨がずれてきた。

2008/03/09(Sun)

読みの整理学

「思考の整理学」に続いて「読みの整理学」(ともに外山滋比古著,筑摩書房)を読み終えた。 最初に出てきたテーマを何度も使っておもしろく読まされてしまった。 アルファ読み,ベータ読みという考え方については,私自身苦い思いがある。 たとえば英語の文章にはベータ読みされるべきものが多々あるわけだが, それをずっとアルファに近いところで読もうと努力してきたのだ。 特に高校までの英語のテキストならそれで十分対応できてしまうので, そのために自分は英語が得意だと勘違いしてしまっていた。

しかし同時に,つねづね思ってきた「私の理解の遅さ」についても 納得することができた気がする。 今まで未知の分野について素読に近い読みを繰り返して 「ああ,効率が悪いなあ,俺」と嘆いてばかりいたのだが, それはベータ読みなのだから時間がかかって当然なのであり, 実行して結果が得られていればそれで十分なのだと。

帰り道に「サ・イラ」を聴きながら思った。 洋楽を聴くのって,けっこうベータ読みっぽいんじゃないかなあ。

本屋に「本は10冊同時に読め」という文庫が出ていたので少し立ち読みした。 3色ボールペンに対する批判は少し的をはずしている感はあるが, その主張したいところはわからないでもないのでこだわらない。 数ページしか読んでいないので間違っている可能性は高いが, 何冊もの本を同時並行で読むことによって それらが頭の中で反応を起こすことを期待しているという感じだろうか。 その考え方はすごくわかるのだ。 たとえば同書と3色ボールペンの本と「読みの整理学」はわりと近い時期に読んでいるので, その主張を見比べることができる状態にある。 それらを実行・比較しながら自分のスタイルを作っていけばいいのだろう。

ほったらかし

グラフは1日に作ってあったのだが,なんだかおっくうでほったらかしにしてあった。

体重と体脂肪率 血圧と脈拍

2008/02/27(Wed)

あってはならないけど,ある

フィンローダ氏が裏表に あたごの事故でいろいろ思ったこと という記事を書いている。この中にある

あってはならないのに実際にあるという事実も直視すべきだ は,2006年8月19日に 書いたこと と通じる話だと考える。 今あるシステムが完全ではないということを認めて, それがよりマシなものになればそれはそれで進歩なのだと。 失敗の可能性を認めないということは, 現状が完全であるはずだという前提に立ち,進歩を閉ざすことなのだと。 そう私は考えている。

ほんのわずかな支配者のためだけに消されてゆくのはやりきれないけど\ お前の体に宿した未来への契りと思えば CITE 「オリオン頌歌第二章」作詞:中村治雄 職場で10年以上にわたって主張し続けてきたことがようやく形になろうとしている。 その間,いろいろ不自由な思い,腹立たしい思いもしてきたし, いろいろな意味での損もかぶってきた。 もちろんそれらがすべて解決するという保証もない。 それでも,前進したという事実を私は喜ぶ。 苦々しい記憶は,繰り返してはならないという戒めとして残ればそれで十分だ。

そしてそれを戒めとして残すことは我々の義務でもある。

2008/02/24(Sun)

emacsおそるべし

スラッシュドット・ジャパンの 「あなたの周りの廃れてしまった技術」 というストーリーを読んでいたら, http://www.xkcd.com/378/ を思いだした。

2008/02/19(Tue)

ATOK2008すごすぎ

この 動画 を見て,ATOK2008が欲しくなった。 いや,Windowsはめったに使わないから買わないけど。