不定期戯言2

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2007/12/07(Fri)

三色ボールペンで読む日本語

ようやく「三色ボールペンで読む日本語」(齋藤孝著,角川書店,

)を見つけたのでさっそく読んだ。もちろんボールペンを片手にである。 三色ボールペンの使い方は同著者の 「原稿用紙10枚を書く力」 に触れられていたのでそれ以来ちょくちょくやっているのだが, やはり言い出しっぺのやり方はきちんと知っておくべきだと思っていたのだ (ブザンの方法からはずれた「マインドマップ」の解説が非常に多い ことに閉口していることも,そう思わせる一因であった)。

やはりこの本は読むべきであったと思う。 自分の線の引き方は今までかなり「ひねくれた」ものであったことを自覚できた。 そのひねくれた部分を緑線でカバーしておけば, 正直な気持ちで青や赤の線がひけるということだ。 そう考えるとずいぶん楽になった。

あとがきで,著者自身も最初は4色ボールペンを使っていたと言っている。 やっぱり赤青緑の三色って一般的じゃないよね。

追記:さっき「〜書く力」を見直したら,線の引き方を誤解していた理由がわかった。 この本には

後で引用できる部分など重要な部分は赤,次いでまあまあ重要な部分を青 とあるのだが,これでは青の気軽さとか赤の重みがわからない。 また,主観(緑)・客観(赤青)という点についても述べられてない。

2007/12/02(Sun)

ルポ最底辺

ちと時間ができたので「ルポ最底辺](生田武志著,筑摩書房,

)を読む。ホームレスに対する攻撃があることは知識としては知っていたが, これを読んで状況の一片はわかったような気がする。 逆にいえば,これまでそれを私が理解していなかったということでもある。 事態は 以前 に書いたことの相似形ではあるかもしれないが, 倍率はずっと大きいように思われる。

わかりやすいのは227ページの「カフカの階段」だろう。 ホームレスに落ちるまでにはいくつかの段階(セーフティネット)があるのに, それがぼろぼろになっている今では, そこから戻ろうとするには一気に数段飛ばしをしなくてはならないということ(それは無理)だ。 たとえば生活保護を受けるには定住所が必要だと役所は言うが, 定住所が持てるなら彼らはとっくにホームレスでなくなっているのだ。 役所が紙に書かれたルールにしたがってママゴトをしている間に, 「網」からこぼれた彼らはどうしようもなくなっていく。

正直いって,この状況にやりきれない思いは感じるものの, 具体的にどうしていいのかわからない。 著者のように具体的な行動を起こすには今の生活が重すぎる。 それ以前に,自分の中の彼らに対する評価をまだ修正できないでいる。 とりあえず今は,この現実を自分の胸に置いておくことにしよう。 そうすればこのさき自分の目に飛び込んでくるニュースを, 今までと違った視点で見られるだろう。

ちょうど降り立った駅で「The Big Issue」を売っていたので, 読んでみることにするか。

2007/12/01(Sat)

忘年会シーズンを控えて

これではまずいな。

グラフ

2007/11/22(Thu)

熊本県の謎

どうして熊本県だけ グラコロ の導入が一週間遅いんだろう。

2007/11/20(Tue)

階乗の計算

1から100までの整数の総和を求めるプログラムを改造して,10の階乗を求めるプログラム を作成せよ,という課題を出した。

整数 s,k s ← 1 kを1から10まで1ずつ増やしながら | s ← s*k を実行する となるわけだが,生徒から 1から10じゃなくて,2から10でいいんじゃないですか と質問があった。 ほほぉ,なかなかおもしろいツッコミをするじゃないか。

2007/11/19(Mon)

VirtualBox

いろいろ思うところあって, メインマシンのThinkPad X60が今までLinux+Vistaのデュアルブートだったのをやめて, Linuxの上で VirtualBox を使ってXPを動かすことにした。 最初はDebianにあるose版を使ってみたのだが,USBが使えない。

ちゃんとdebパッケージも用意されているのでそちらに乗り換える。 しかしダメっぽいなあ…と思ってよく見てみると,ユーザーズマニュアルの117ページ (Troubleshooting→USB not working)に,

CODE /proc/bus/usb への書き込みができるようにしとけ。 と書いてあった。こんな大事なことはもっと見えやすいところに書いといてくれ…。 Debianでは /etc/init.d/mountkernfs.shでマウントしてるので, domountの該当行のオプションに devgid=(vboxusersのグループID),devmode=664を追加すればいいらしい。これでリブートすると,確かにゲストからUSB機器が見える… 残念ながら手持ちのスキャナ(canoscan lide 60)は認識されるだけで,使えなかったが。

2007/11/16(Fri)

OpenOffice.orgとVBA

Go-oo 版ではVBAへの対応が進められていると聞いたので職場PCに入れて試してみた…のだが, 当然手元にはVBAマクロを含むExcelデータなんてないので検証できない。 試しにマクロに Cells(1,1)=1とか書いてみてもエラー扱いされる。

これではつまらないのでぐぐってみたら,

Option VBASupport 1 をマクロの先頭に書けばいいという 記事 を見つけた。おお,ほんとにできるじゃん。 しかも,DebianのOOoはVBA互換機能を搭載してるだと? 試してみたら確かにできるんだな,これが。 知らなくてすごく損をしてた気がする。 せっかくだから少しVBAに手を出してみるか。

走ることについて語るときに僕の語ること

東大中原氏の ブログ に,村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」を 読んで氏が考えたことが書かれている。 中原氏の次の一節を読んで,これが文庫になったら買おうと思った:

氏も文中で述べていることだが、「創造すること」「創作すること」は、 自分をヴァルネラブルな立場に追いやる行為であり、ある種、不健康で、破壊的な行動である。 根回しをして地固めをして動ける空間を確保して, それから何かを作り出せる人もいるのかもしれない。 でも私には政治的な能力が無い。

2007/11/14(Wed)

大人が知らない携帯サイトの世界

途中まで読んでた本を自宅に忘れてきたので,病院の待ち時間に 「大人が知らない携帯サイトの世界」(佐野正弘著,毎日コミュニケーションズ,

)を読んだ。私は純然たるPC派で,携帯派の実状を知らないので, ちょっとでも入り口をながめておきたいなということで。 両派がそれぞれの世界で閉じているというのはなんとなくわかった気がする。 IT戦士もインタビューで携帯の世界に入っていけなかった(いかなかった)ことを ストレートに語っている。

今でもPCにしかできないことがあるという考えに変わりはない。 だけど,何かまだ両方がたどり着いてないところがあると思うんだよな。

というわけで,試しに携帯サイトの世界に浸かってみようかと思ってデータ定額とか あどえすとかのカタログを見たのだが…なんとなく踏みきれない。

2007/11/11(Sun)

Grass

ワロタ wwwwwwWhitespace もGrassもスタック操作が主なのかな。