不定期戯言2

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2015/11/05(Thu)

ジョーシン秋を終えて

10/31は早稲田大学で ジョーシン秋 に参加してきた。それぞれ講演は面白かったが,それらを聞きながら考えてたこと。

プログラミング教育は何のためにやるのかと言われれば, 私の立場では専門家を育てるためではなく, 一般人として必要な素養を身につけるためということになる。 だったらそれは具体的にはどういうものなのか。

たとえば先日もちょっとした集計の依頼があって, 職場ではみんなPC使ってるのにこの程度の処理ができないのも普通なんだなあと実感する。 実際学校でやっている校務処理なんてのは基本的に縦横の計算ができればいいので, 二重ループが適切に処理できればたいていのことはできてしまう。 昔はPCのパワーがアレだったからいろいろな工夫をしたのだが, 今なら頭を使わずにループを回してしまっても差し支えない。 そう思うと,生徒たちにできてほしいことの到達点としては, なにか独立したアプリケーションをつくり上げることじゃなくて, 二次元配列が適切に処理できることでいいんじゃないかとも考えられる (そう考えるとExcel VBAを教材に使ってる実教の教科書はいい線いってるんじゃないかな)。 その程度の処理はできて当たり前だというのが「リテラシー」の一部になれば, 仕事のあり方も大きく変わるんじゃないかな。 手元でやれる分析の幅がずっと広がるだろうし。

2015/10/30(Fri)

臨時免許とか免許外教科担任とか

情報の免許を持っておらず,臨時免許や免許外教科担任で授業を行なっている教員が 相当数いるという 記事 が話題になっている。 今月10,11日に行なわれたCE研131回研究会で中山氏らが発表した研究報告から つながる流れなのだろう。 このことが問題になって,情報での採用が進むことになればいいのだが。

愛知県は臨時免許が0で,免許外教科担任が20くらいか。 全国総数では,2003年に比べて2013年の方が明らかに悪化している。

2015/10/28(Wed)

手計算のための絶妙な調整

「2015年センター試験数学IAを全てプログラム(Python)で解く」という 記事 が話題になっている。解いた過程についてはお疲れ様の一言だが, 最後の考察は私が常々考えていることと重なる。

試験の問題というのは手で解けるような絶妙な調整がなされている のはセンター試験に限らず,高校までの物理や数学のテスト全般に言えること。 数字が中途半端だから電卓を使おうなんて話には決してならない。 でもね…現実の値ってそんな「絶妙な調整」はされてないから電卓が必須で, それで数値が合ったときは本当に気持ちがいい。 きれいな値になるよう仕組まれた問題で予定通りの答えを出す能力はそれはそれで必要なのだけど, 「現実」はそんなお膳立てなんかしてくれないこともどこかでわかってほしい。

昨日,同僚が作ったプリントを見せてもらった。 「彼らの多くは30°,45°,60°の間にも三角関数の値があることをわかっていない。 ラジアンで表される角度にはπが必ずついてると思ってる」 ということで,10°か5°刻みの0°から360°までの値をラジアンになおして三角関数の 値を出して,それをグラフにしたり,(sinθ)^2+(cosθ)^2の値を計算させてみたりする 作業を表計算ソフトでやらせようということらしい (私は0.01ラジアン刻みで0〜6.28でもいいと思うが)。 惜しむらくは,それが情報の授業であって数学の授業ではないということだ。

2015/10/26(Mon)

SSL対応

今作っているソフトをSSL対応にするべく作業。 サーバ側はopensslを使って… 適当に鍵を作って… telnetでは接続実験できないので,opensslを使ってテスト。だいたい

こんな感じ。

なんとかできたと思ったら,ヘルプに「SSLは過去のもの」みたいなことが書いてあったので, やっぱりTLSにした。読み書きのクラスだけ書き換えればいいので楽だ。

2015/10/24(Sat)

相変わらずVisual Studio

相変わらずごちゃごちゃやってる。 リソースの使い方を覚えたり, 『プログラミングC#』を読んで勉強したり。

C#でいろんなことが簡単に書けるのはありがたい。 ひょっとしたらBASICでも良かったのかもしれないと思わないでもないが, BASICだと自分がストレスを感じてしまうことが目に見えてるので, このままC#で開発を続けることにする。 とりあえずSSLStremで何ができるか調べてみたいな。

2015/10/18(Sun)

県教研

ということで市邨高校へ。 分科会は情報教育でなく今年からICT教育ということになったのだけど, おかげで情報科以外の先生からも話を聴くことができて新鮮だった。 でもICT教育は教科の壁なくやってほしいし, 情報科は教科に閉じた話もしたいし,と考えると, 独立した情報科の分科会が欲しかった気はする。

2015/10/17(Sat)

Visual Studioを使っていて

Qtでしばらく開発をしていたが, 外字が使えないことがわかって頓挫。 そんなわけでVisual Studioを使っている。

当然ヘルプのお世話になるわけだが, F1を押すとMSDNのサイトから情報を探してくる。 しばらくは 「あー,最新情報が必要だからネットからさがしてくるのね」(ぼうよみ)と思って 我慢していたが, 実はヘルプをローカルにダウンロードしてなかっただけのことだったのね。 ダウンロードして使うと一瞬でヘルプが開くので快適(だいぶディスク容量は食うようだけど)。 もっと早くこうすればよかった。

そんなわけでいろいろ快適に作業している。 Gitも簡単に使えるし。

2015/10/10(Sat)

ケータイがつながらない

昨夜ケータイ(SHL23)のソフトウェアのアップデートがあった。 機内モード関係らしい。 で,今朝になって電車の中でネットにアクセスしようと思ったら繋がらない。 繋がりにくいんじゃなくて,そもそも繋ぐ気がないといった状況。 いろいろ設定をさぐってみると,モバイルネットワークの使用がOFFになっていた。 自分でそんな設定にするわけがないから, おそらく昨夜のアップデートに関わってのことだろう。 家ではWiFiを使っているから気が付かなかった。

2日間家を空けるので,その間ネットに繋がらないかと思ったらぞっとしたが, これで一安心。

2015/10/03(Sat)

日本情報科教育学会第5回研究会

ということで浜松へ。 今回私も「canvas対応版PenFlowchart for JavaScriptの開発」について 発表を行なった。質疑や懇親会での会話をまとめると

何の能力を高めようとしているのかを明確にした方がいい PenFlowchartのマニュアルは必要 ほしいテキストは待っていても作られない。自分で作るしかない といったところだろうか。これから急いでマニュアルとテキスト作りをしなくちゃ。

仕事用の資料ということで「プログラミングC#」を買って帰る。 浜松駅の上階にはある程度大きい本屋があるのがありがたい。

2015/10/01(Thu)

Visual Studio

プログラムの開発やってたら,ある致命的なことに気づいてショックを受けている。 そんなわけでVisual Studioでの開発に本腰を入れることになる。 Gitが使えるようにしたりとかいろいろ。 でもまあ,コード書いてるのは楽しいわ。 他のこと何も考えずにひたすら書いていられたら幸せだと思う。 そう思うのは,いろいろ行き詰まってることがあるからなんだろうけど。

何がショックだったのかは,落ち着いたら書くかもしれない。