spamよけ
しばらく更新しないでおくと, 偽ブランド屋とかのコメントspamがやたらと飛んでくる。 ああいうやつら,さっさと死ねばいいのに。 でもまあ,仕方ないから更新してみる。
WordPressもownCloudも1行パッチを当てて運用している (前者は実は2行だが,ある処理をコメントアウトしてるだけだ)。 バージョンアップしても適当に探せば該当場所は見つかるから, 困らないといえば困らないのだけど, これでいいのかなあと思わないこともない。 でもWordPressのそれは開発者側がそれをよしとしているポリシーを曲げるような変更だし, ownCloudは職場に特化した変更だから,本家に反映されるわけがない。
しかしこんないい加減な運用ができるのも, オープンソースであるからこそだ。
ELECOMの無線ルータを買ってしばらく経つが,どうも調子が悪い。 2.4GHz帯が混み合ってるのはしょうがないんだけど,よく切れる。 その切れたときにケータイのWifi analizerで見ると,2.4GHzの電波が見当たらない (5GHzはある。チャンネルを固定にしても同様)。 ひょっとしたら初期不良かな…。
マンションでは多くの部屋でWifiが使われていて, チャンネルがぶつかりまくってる。 5GHzに移行できればすっきりするんだけど, 対応してない端末が多くてどうにもならない。 悩ましいなあ。
『ロボットは東大に入れるか』(新井紀子著)は東京にいる間に読んだ。 これがうまくいったらどうなるんだろう,とつい考えてしまう。 いわゆる「知的労働」がコンピュータに取って代わられたとして, 人間に残されるのはコンピュータが苦手な「犬・猫の区別」のような技能, 学校で教えられる内容でない技能だけになってしまうのではないか。 そうなると「学校」は何をすればいいんだろう。
いや,残るのはそれだけじゃない。 何らかの問題解決は人間がやらざるを得ないのではないか。 たとえば将棋における問題解決は「勝つ」ということだから, コンピュータ将棋はそれだけを目指せばいい。 ルールの中で勝つ手を探すことはコンピュータにかなわないかもしれないけど, ルールをはみ出すことは人間に残された可能性と言えないだろうか。 新しいルールが作れないために閉塞している場面は現状でもあちらこちらにある。 そこまでコンピュータに面倒をみてもらうことにはならないと期待したい。
全国高等学校情報教育研究会第7回埼玉大会ということで,東洋大学川越キャンパスへ。 初日は前刀氏の基調講演とLT,ポスター発表がメイン。 ポスターはいくつか面白いものがあった。 定点観測系もあり,情報模試の勧めもあり,協同学習システムの開発もあり。
2日目は分科会がメイン。私も来年は何か発表できる内容を持ってこられればいいのだけど。
親元に行くということで,三重県の伊勢のあたりまでドライブ。 しかし台風11号の影響で三重県の天気は大荒れ。 運転中に何度もケータイが鳴り, マナーモードなのに何かと思えば避難指示が出たとか特別警報が出たとかそういう通知。 視界は悪いし,となり車線から水をまき上げられると何も見えなくなるし, よく無事で往復できたものだ。
情報処理学会が実施する教員免許更新講習に参加(東大駒場キャンパス)。 といっても,自分の免許更新ではなく講師として(担当日以外はSSRの方で参加)。 担当したのは2日目の「プログラミング教育の考え方」。 といっても,講義そのものは久野先生が進めていかれたので, やったのは会場を巡回して受講者のフォローをして回ったのと, 演習問題の解説。それだけなのだけど,予習したとおりにはいかなくて若干不完全燃焼。 しかし,Macは初めてという受講者も多いし, エディタでプログラム書いてCUIで実行なんてやったことがない人もいただろうけど, なんのかんのいってみんなちゃんと作業できていたというのはすごいものだと思った。
3日目のICトレーナ実習は私自身がとても楽しんでしまった。 ここまで本格的なものじゃなくても, ICをブレッドボードに差し込んで生徒に作業させるなんてことは可能かもしれないと思った。 回路図の上で0,1って書き込んでるだけじゃ,本当にはわからないものだしね。