Pink Lady Lemonade
年末のAMT祭りで面白いと思って, そのとき配布されたCDと買ったCDにも収録されていた「Pink Lady Lemonade」について 思ったことがあるので忘れないうちに書いておく。 ギターのアルペジオがベースになっているのだけど, 最初は4拍子。 タッッタッッタッッタッッタッタッのパターンで2小節。 これがしばらく続いたあと,タッッタッッタッタッの5拍子になる。 AMT祭りのときにはステージからそう離れていないところで体を揺らしていて, 数えてなかったから5拍子か7拍子かとか意識してなかったけど「そういうリズム」ということで 順応していた。 そしたらその後でタッッタッッタッタッタッの6拍子になる。 するとそれまで5拍子に順応していた体が違和感を訴える。 この展開がおもしろい。
実は作りかけのまま10年以上ほったらかしてる曲で, このアイディアをやろうと思っていたのだ。 メインテーマは5拍子で, 私の曲だからちょこまか転調してて, それでひと通り進んだあとコーダで6拍子にしたら, 普通なら普通なはずの6拍子の方に違和感を覚えるのではないか…と思って, そのコーダ部分が作れないまま放置してあるものだ (作るだけなら何度かやってみたのだけど, その部分の転調がありきたりでつまらないな,とか思ってボツにしてる)。