ウィルスが来てから縄をなう
職場でKlezに感染したマシンがでた様子。ゲートウェイのログでクライアントを特定できたので,ただちにネットワークから切り離して対策するよう持ち主に忠告しておいた。
ウィルス対策というとそれ用の製品を入れて定期的にパターンファイルを更新するのが第一,という考えの人も多いようだが,それは泥棒が来てから縄をなっているようにしか見えない。前に中京大学の鈴木氏が話していたことで私も同意したことだが,ウィルス対策ベンダが本気で被害をなくそうと考えているのだったらウィルスパターンファイルの更新で事たりるとするのでなく,しかるべきパッチを適用させる手助けをするのが筋だ。その意味では現状のベンダがとっている対応は消極的なマッチポンプと言えなくもない…といったら言いすぎなんだろうけど。
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