朝日のホームページ講座について昨日少し書いた。私の主張は全部スラッシュドットジャパンに書いてしまっているが,話が発散してしまっているのでここにきちんと書いておく。
すべての人がvalidなHTMLを書く必要があるとは思わない。ある程度正しければあとはブラウザの賢さがなんとかしてくれるという現状があるので,それに甘えておくことは悪くはない。特に私的なものに関しては(その意味で私は【謎】マークアップを許容するわけだが)。ただ,わざわざ間違いを教える(単純化するために敢えて現段階では間違いを許容するというものならともかく,今回の朝日のソレでは何も単純になっていない)のはどうかと思う。たとえば学校で教えたことを全員が100%覚えて正しく使うわけではないが,だからといって教師が間違った内容を教えてはいけない。話を単純にするために適用範囲をあいまいにしておくとかいったことはよくあるが,それでも後で何かを補えば正しくなるといったものでなくてはならない。間違った方法でしか実現できないことなら仕方ないが,正しい方法で実現できることを間違った方法で実現するよう指導することに意味があるとは思えないのだ(相手が正しい方法を知っている場合は別)。
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