不定期戯言2

戻る

検索条件:154ページ

2012/01/03(Tue)

だらだら

三が日はひたすらだらだらした。 年末に行った 第二回科学技術教育フォーラム のこともまとめたいが,なんだかすっかり休みモードになってしまって 頭が回らない。

久しぶりに会った下の弟がギター始めてたり, マインドマップ描いてたりしてちょっと驚いた。

そういえば年末に,居間の CDタワー を片付けようと,ニトリでラックを買って 収納した のだった。枚数は数えてない。レコードを取り込んだ分は別にしてある。 これであと100枚か200枚は増えても大丈夫かな。

初プログラム

年明け最初にいじったプログラムは, もやしもんのキャラクタがふわふわ漂うプログラム (画像の権利がアレなので配布していない)。 これが姪にわりと好評なので, 今までダブルタップで菌が死ぬようにしてたのを, 小さい子どもを産むように変更したのだ。 何もないところをダブルタップしたらランダムに菌を選んで発生させるようにもした。 これで画面いっぱいにかもされる。

2011/12/25(Sun)

R advent calendar 2011

ふと衝動的に参加した R Advent Calendar 2011 がようやく完結した。ずっと眺めてみると, 私一人がレベルを下げている感が否めない。 そのことは申し訳ないけど,楽しかったからいいや。 他の人の書いたのは理解できないことが多いけど, でも先に何があるかを見せてくれているのがありがたい。

情報学教育推進コンファレンス

23日のことだが,直後は疲れがどっと出ててそれどころじゃなかったので今頃になって書く。 上の方ではいろいろな話もなされていたのだろうとは思うが, 公開会議では時間もなくてほとんど言いっぱなしで終わった (というか,時間ぶっちぎって自説を話しまくる人が多くてすっかり気持ちが萎えたのだが)。 とはいえ今回は発足したということが第一なので, 今後いろいろとぶつけあってくれることに期待したい。

現場では発言するほど考えがまとまってはいなかったので,ここで自分の考えを書いておく。 いつも言ってることだけど,情報とコンピュータは一度切り離さなくてはいけない。 70年頃の日本は情報学の先進国であったのではないか。 そして今の時代になって,情報を扱おうとすれば, 情報カードや付箋紙だけでなくコンピュータが必要になってくる… コンピュータと情報の関わりはただそれだけのことだろう。

そして情報を生み出すために必要なことは何か…そう考えると,ワープロや プレゼンソフトは新しい情報を生み出してはくれない(もちろん表現が大事な要素であることは 否定しない)。 そのための道具として私は統計やプログラミングを用いてきたし, 情報カードやマインドマップなしでは作れなかった情報がたくさんある。 それを次の世代に伝えたい, 私が30代になってようやく気づいたことを10代の若者に伝えたら, 次の世代は私たちを間違いなく越えていける。 私の役目はそういうことなんだと思う。

懇親会や二次会でいろいろ深い話ができた (情報処理学会度が高かったけど)。 VISCUITの原田さんと話せたのは嬉しかったな。

資料

1月初旬までに書かなくてはいけない原稿があるのだけど, 資料とか参考文献を整理しなくちゃいけない。 今日は休みなので鶴舞の図書館で資料をコピーしてきた。 研究報告とか論文は職場に行かないと現物がないので明日… 自炊しておけばこういうときにも困らないんだろうけどなあ。

2011/12/21(Wed)

プログラムを作らせる授業を終えて

2学期はずっとプログラムを作らせる授業ばかりやってきて, 当然期末テストもそういう問題だった。 テスト返しのときにこういう話をした:

3ヶ月間ずっと授業ではプログラムを作る実習をやってきた。 やってみたら,こういうのが性に合ってるという人もいただろうし,合わなかった人もいただろう。 それは必ずしも能力の有無ということではない。 やってみた感触を元に,今後のコンピュータとの付き合い方を考えてくれればいい。

たとえば私がiPhoneじゃなくてAndroidのケータイを使っているのは, プログラム作成環境がすぐに手に入るからだ。 でもそれは私の選択基準であって,他の人は他の選択基準を持つだろう。 実際に展示機をさわってみると確かにiPhoneはよくできているという実感もあるので, そういったことを基準にiPhoneを選ぶ人も当然いる。 自分のやりたいことを,プログラムを作ることで実現してもいいし, 誰かの作ったプログラムをうまく使うことで実現してもいいのだ。 どちらが上とか下ということではない。 大事なのは自分には何ができるかということであって, そのためには自分に合った方法が何であるかを知ってないといけない。 だから,プログラミングを体験として君たちにやってもらった。 そういえば私が今までに持ったコンピュータ的なもので, 自分でプログラム作れなかったものってPHS・ガラケーとワープロ専用機とザウルスくらいか。 中3のときに買ったプログラム電卓ではいくつもプログラム作ったし, 就職2年めにパソコン買ったらすぐに開発環境も揃えてたもんな。

自炊代行業者が提訴される

報道によると,自炊代行業者が提訴されているらしい。 個人的には「代行」ということで著作権法第30条に触れる可能性はあるかもしれないと思っているので, そのこと自体は批判しない。 ただ,訴えてる側の人たちの中には,自炊は本をだめにするみたいな言い方をしてる人がいるのが残念。 たとえば私は本に書き込みもすればページも折る。 そういうのが嫌いな人もいることは承知しているが,私にとっては 本をしっかり読みたいからやっていることなのだ。 自炊だって,本を何冊も持ち歩くのが大変だから, 本を溜め込むスペースには限りがあるから「読むために」仕方なくやっていることだ。 そういったことは,本に対する私の愛情なのだがなあ。

電子書籍がないから自炊代行を依頼することについて 「売ってないから盗むのか」 とか言ってる人もいるらしいが,それはただのバカだろうって気はしてる。 大抵の自炊者は自分の持ってる本を自炊しているのでないか。 決して盗んでなどいない。 もちろん裁断の終わった本をオークションで売ったり買ったりとかのことは話が別。 訴えたければブックオフとまとめて訴えてみればいい。

もちろん,現状の本の物理的な形態に対する思いは私にもあるのだ。 本屋さんに並んでる本の並びや帯が乱れていたら勝手に直したりもするし, カバンに本を入れるときに上下反対に入れると頭に血が下がるみたいで気持ち悪いから 向きを直したりするし, 古書の類をさわらせてもらうときには紙を傷めないように気をつけてページをめくる。

2011/12/19(Mon)

授業アンケートと期末テストの関係

二学期の授業はPenでのプログラミングが中心だったが, 途中からPenFlowchartも導入し, 使い方は両方とも説明しておいて, 生徒にはどちらでもいいからやりやすい方で作業するように指示してきた。 最後の授業のときにどちら派であったかのアンケートをとってみた。 「a:Pen,b:PenFlowchart,c:状況に応じて」ということで,結果は次の通り。

> table(enq$Q1) a b c 16 146 65 37 Pen派が過半数。 PenFlowchartを導入したのが授業の数回めからだったから, 最初に覚えたPenでのやり方を変えたくなかったという子もいるし, 最初はPenFlowchartを使っていて構造とかをわかってきたらPenに戻ったという子もいる。 とりあえず派別に点数を見てみるか。 > boxplot(enq$期末2 ~ enq$Q1) IMG /images/20111219a.png 大差はなさげだな。 ついでに平均点。 > mean(enq$期末2) [1] 57.24242 `> by(enq$期末2,enq$Q1,mean)enq$Q1: [1] 56.6875`

enq$Q1: a [1] 55.43151

enq$Q1: b [1] 58.52308

enq$Q1: c [1] 62.37838 ちょっと差があるように見えるかな。試しにt検定でもしてみるか。 Pen派とPenFlowchart派で平均点に差があるか (分散が等しいかどうかわからないときは,それを調べることなく黙ってWelchの方法でやれと 奥村先生のサイト に書いてあったのでそうしてみた): > t.test(enq$期末2[enq$Q1=="a"],enq$期末2[enq$Q1=="b"]) ``

`data: enq$期末2[enq$Q1 == “a”] and enq$期末2[enq$Q1 == “b”] `

alternative hypothesis: true difference in means is not equal to 0 95 percent confidence interval:

sample estimates: mean of x mean of y 55.43151 58.52308 有意差があるとはいえないな。aとcでもp値は0.0579だ。 平均点だけ見てたら「c(状況に応じて選ぶ)と答えた子はそれだけ意識が高いから, きっと点数も高いだろう」と思っていたのだけど,フィーリングで言いきってはいかんのね。 プログラム→フローチャート,フローチャート→プログラムの書き換えの問題だけとってみて (小問別に点数のデータはとってある) t検定すればp値が0.04くらいにはなるんだけど, ここまでくると多重比較のやりすぎ( data dredging っていうの?)な気がする。

それよりも気になるのがクラスによるPen派とPenFlowchart派の割合の違い。

> barplot(t(t),horiz=T,legend.text=c("","Pen","PenFlowchart","状況に応じて")) IMG /images/20111219b.png 凡例が変なところに表示されちゃってるけど直し方がわからないのでまあいいや。 A,F,G組はPenFlowchart派がいない。 共通点はというと,AとGはともに木曜日だということがある。 PenFlowchartのバージョンアップはなぜか水曜日の夜に行われることが多くて, それがこなれてない状態で授業をしちゃってたのかもしれない (Fは金曜日の午前なのでその次ではあるが,金曜の午後にはBがある)。 そういうバラツキがあったのでは,統計処理しても意味なかったのかもしれないなあ。

2011/12/17(Sat)

名古屋ライフハック研究会

DEL 忘 INS 望 年会ということで,それぞれ「行動」と「もの」に関するハックを一つずつ発表。 20人くらいが順番に話したことはみんな新鮮で, 「自分が普通だと思ってることでも,話してみると他の誰かのプラスになるかもしれない」 みたいなことを やまもとさをんさん が言ってたのを思い出した。

私は「職場にライフハックを持ち込む」話と, 「マインドマップ用に百均のクロッキー帳が安くて便利」という話をした。

学校っていろんなことが古くさいやり方のままで,特に結論を出すための会議が下手, いつまでもそんな風じゃなくて,世の中にあるいろんなメソッドを取り入れてもいいんじゃない?ってこと。 だからマインドマップを人前で描いたりもするし, 会議の資料として提示したりもしている。 そうすると反応してくれる人はいるので, たぶんやってることは無駄ではないと思う。

クロッキー帳は近所のSeriaで見つけた(別の店舗のSeriaにはなかった)。 白紙ノートってあまり品数が多くないし,案外高い。 ていうかL!FEのやつくらいしか知らないんだけど,割高感はある。 紙ばさみに白紙を綴じて持ち歩いてはいるけど,すぐに緩んだりしてあまり具合はよくない。 百均でも自由帳はB5が多いし,スケッチブックは枚数が少ない。 そんな中でたまたま見つけたクロッキー帳は50枚綴じなので,ページ単価2円(税別)という安さ。 取扱いがなくなってもすぐには困らないように数冊買い込んである。

終わってからの懇親会もおもしろい話だったのだけど, 食べすぎて苦しくなったので一次会で帰宅。

2011/12/11(Sun)

RichTextBox

ふと思うところあって,RichTextBoxを使う方法を探してみた。 ワープロみたいに文字の書式をいじるのは,そういうボタンなんかを配置して, 処理を自分で書かなくてはいけないのかな。 文字の大きさや色やフォントを変えたりすることはあんまり難しくない。 印刷はまた面倒が一つあるみたいだけど, サンプルとかみればやれるだろう。 さて問題は,これを本当に使うかどうかだ。

そんな暇があったら, 自作の印刷ライブラリにさっさとグラフィックを追加しろと。