全高情研全国大会(宮崎大会)
ということで初の宮崎入り。私にしては珍しく飛行機での往復。ホテルは2泊5000円の安いところ。それなりに古いがそれなりに快適。会場は宮崎公立大学。
分科会はあまり動かずに第一分科会を中心に話を聞いていた。翌日のポスターは某所で説明や配布物配りに引っ張りだされたり。こうしてみると,自分もやっぱり発表することに積極的であった方がいいように思えてくる。日々の繰り返しの中で過ごしてるときには,それだけで精一杯な気がしているのだけど,この緊張感は癖になる。
山下氏(山口県立岩国高)が発表で指摘したことは私自身も問題だと考えていた。そこで「物理では『なめらか』といえば摩擦がない,数学では『2つの解』は『異なる』と言わなければ重解でもOK,というような決まり文句がある。一方情報ではそういったものがないから正確な問題を作ろうとすると表現がやたら細かくなってしまう。情報では前者のような決まり文句ができていくことを期待するのか,それとも後者のような正確な言葉遣いにみんなが配慮するのか,どちらを期待するのがいいだろうか」なんて話を振ったりもしたわけで。教科書執筆者の間で調整とかできないものなのかな,ほんとに。
2日目はポスターセッションのあと,西野和典先生(九州工大)と鹿野利春先生(文科省)の講演。うかうかしていられないと尻を叩かれた気持ち。これからも情報にアンテナ張ってないと。
全部終わってから飛行機の時間まで暇だったので,宮崎科学技術館のプラネタリウムを見てきた(できた当時は世界最大だったらしい)。
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