不定期戯言

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2006.03.31 (Fri)

本出た

・「どう対処する!校長・教頭のための個人情報保護対策」(教育開発研究所,ISBN 4-87380-929-0)が出た。金城学院大学の長谷川元洋先生が編集,安保和幸弁護士が法律監修を行なったもので,私も少しだけ原稿を書かせていただいた。職場についたら献本でいただいたものが届いていて…なんか感激。名古屋の丸善で平積みされていたので店員さんに話して写真を撮らせていただいた。
丸善の教育関係のコーナーで平積みされてた

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2006.03.24 (Fri)

積ん読

・Cマガジンの最終号となる2006年4月号がエイプリルフール仕様になってなくて残念な思いをした。

・読んでない本がまだあるのについ買ってしまう…新書が多いけど。置き場所がなくて,居間の自分の定位置の後ろに積み上げてある。「国家の品格」(藤原正彦著,新潮新書,ISBN 4-10-610141-6),「祖国とは国語」(藤原正彦著,新潮文庫,ISBN 4-10-124808-7),「ただの私」(オノ・ヨーコ著,講談社文庫,ISBN 4-06-184750-3),「わかったつもり」(西林克彦著,光文社新書,ISBN 4-334-03322-9)がまだ手つかず。

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2006.02.26 (Sun)

日本語

・土曜日に映画を見た帰りに「日本語力崩壊」(樋口裕一著,中公新書ラクレ,ISBN 4-12-150022-9)とか買って読みはじめてるのだが,今日ふと買った「はじめてわかる国語」(清水義範著,西原理恵子画,講談社文庫,ISBN 4-06-275272-7)にも共通するテーマが登場していた。その話は最近何度か書いてることと通じるのでおいとくとして,「国語という教科は道徳教育である」みたいなことを言ってたのはなんて本だっけな。

・それはともかく「円周率が3」と堂々と書いてあるのは,あまりにも恥ずかしいです。

追記:掲示板でつっこみがあったので修正。「円周率が3」→「円周率を3と教える」

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2006.02.18 (Sat)

フリーズする脳

・16日の本欄に書いた「フリーズする脳」を読了。日本文教出版が出している「ICT・Education」No.28に黒田卓氏が論説として書いている「教科『情報』で何を教えるか?」に通じる部分がある。「フリーズする脳」は勧めてくれたtss氏によれば「ショートカット症候群の医学的根拠」ということなのだが,「ショートカット症候群」は「考えない症候群」と近いところにあるのだろう。この辺りに,私がずっと抱えてる不満とつながるものがあると思う。本来なら考えるべき事柄であるものを暗記におとしめているのは誰かとか…じっくり考えてみたい問題ではある。

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2006.02.16 (Thu)

積まれてる本

・読みかけの「情報の文明学」(梅棹忠夫著,中公文庫,ISBN 4-12-203398-5)はあと1つだけなんだからさっさと読んでしまいたいのだが,なんか進まない。友人お薦めの「生きて行く私」(宇野千代著,角川文庫,ISBN 4-04-108602-4)は仕事と関係ないところだから楽しみとして読みたいし,今日買った「フリーズする脳」(築山節著,日本放送出版協会,ISBN 4-14-088163-1)は自分に思い当たる節があることはともかくとして,今の中高生が陥っている危険につながりそうな気がしてるから早く読んで考えをまとめたい。楽しみではあるが,体というか頭が1つしかないことがもどかしい。

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2006.01.19 (Thu)

ハッピーになれる算数

・ほぼ日刊イトイ新聞を見てたら気になる引用を見かけたので,「ハッピーになれる算数」(新井紀子著,理論社,ISBN 4-652-07809-9)を買ってみた。ちょっと早めのペースで8割ほど読んだが,この内容は高校生に読ませたいなあと思う。前述した「気になる引用」というのは

(略)数学ができるようになるかは,そんな,数学的センスがあるかどうかにかかっている,というのは迷信です。数学ができるようになるかどうかは,あたりまえのことをバカにせず,省略せずに,順番に書く練習ができるかどうか,にかかっています。

というもので,これは普段から私が高校で数学を教えるときに思っていることそのものだ。普通の大学入試程度の問題くらいまでなら「センス」や「ひらめき」なんてものは不要で,論理と「あたりまえ」を積み重ねて表現する根気があれば十分だと思っているのだが,この本が言っているのもそういうことだと思う。生徒たちが「勉強」というものを勘違いしていないか,あるいは学校がそうさせてはいないか,そんなことを改めて考える。

以前「いかにして問題をとくか」(G.ポリア著,丸善,ISBN 4-621-04593-8)を読んだときにも「数学ができる生徒は『この本には当たり前のことしか書いてない』と思うだろうし,そうでないなら本当に数学ができるとは言えないのではないか」と思った。今の生徒にも読んでほしいと思っていたのだが,「ハッピーに…」の方がずっと読みやすいだろう。

・mixiで友人が推薦していた「生きて行く私」(宇野千代著,角川文庫,ISBN 4-04-108602-7)も一緒に買ったのだが,これは仕事が落ち着いてから読むことにしよう。私はわりと文体の好き嫌いがあるようで,読めないものは字面をいくら追ってもまったく頭に入ってこないのだが,この本はどうやら読めるようだ。

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2005.12.02 (Fri)

至福の超現実数

・Knuthの「超現実数」は絶版になって久しく,もう手に入らないと思って諦めていたのだが,いつのまにか「至福の超現実数─純粋数学に魅せられた男と女の物語」(ISBN 4760126465)なんてのが1年も前に出てたらしい。衝動的にアマゾンで注文してしまった。

・3日追記:11時頃に届いたとの連絡。早。

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2005.10.01 (Sat)

檸檬

・京都の丸善の本の上にレモンを置いていく客が増えたという記事を見て,青空文庫「檸檬」を読んでみた。自分がずっとかかえている重さと,主人公の持つ重さが似てるような気がして,少し怖かった。

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2005.08.09 (Tue)

アイアンマウンテン報告あとがき

・IRCで『アイアンマウンテン報告〜平和の実現可能性とその望ましさに関する調査』を薦められたが,とても買える状態ではないので訳者(山形氏)のあとがきだけ印刷してみる。読める状態になったら読もう。

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2005.06.20 (Mon)

いろいろ買ったが

・出張で外に出たついでに「JSP&JSTLではじめるサーバサイドJava Webアプリ構築」(沖林正紀著,技術評論社,ISBN 4-7741-2235-1),「悪問だらけの大学入試」(丹羽健夫著,集英社新書,ISBN 4-08-720071-X),「ネットワークセキュリティExpert 2」(技術評論社,ISBN 4-7741-2393-5)などを購入。「世にも美しい数学入門」(藤原正彦・小川洋子著,ちくまプリマー新書,ISBN 4-480-68711-4)は帰りの電車の中で読んだ。ビュッフォンの針の問題をコンピュータで試した人の話があって,

1億回やったときと比べて,10億回やると1/πとの誤差が√10分の1になる。

というのだが,これに近いことは本校の情報の授業でやっている。

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