不調
何ヶ月かおきにこのタイトルで書いてるな。 今朝は,読みかけの新書の最後10ページくらいを読もうとしたらダメだった。 文字が記号にしかみえなくて,意味が頭に入ってこない。 日中も半分つぶれてた。 そんなわけで今晩は飲む。 それでたぶんリセットできるだろう。
何ヶ月かおきにこのタイトルで書いてるな。 今朝は,読みかけの新書の最後10ページくらいを読もうとしたらダメだった。 文字が記号にしかみえなくて,意味が頭に入ってこない。 日中も半分つぶれてた。 そんなわけで今晩は飲む。 それでたぶんリセットできるだろう。
ドラマーの青山純がなくなったという話を聞いた。 山下達郎の曲ではリズム隊が青山・伊藤というのが多くて, 自分自身がベース弾きだから伊藤広規を意識することのほうが多かったのだが, それでもこのコンビはいいなと思ってたのだった。
寒いにも関わらず風呂に入ることになったので (いや,かみさんに強制されているので,結婚してからほとんど毎日入っているのだが), せっかくだからということでゆっくり浸かる。 そういえば「ためしてガッテン」か何かで, 10分以上浸かるのが何かにいいとか聞いた気がする。 そんなわけで10分を目指す。
その間,何もできないんだなあ。 ここが風呂でなければ,遊んだり,趣味のことをしたり,仕事したり,本を読んだりできるのに, ここでは何もできない(タブレットをジップロックに入れて持ち込む人も,世間にはたくさんいるけど)。 逆に,ここは「何もしない」をする場所なのだな。 もちろんその間,いろんなことを考えてしまうので, 思いついたアイディアを記録出来なくて困るというのはまた別の話。
というわけで南生涯学習センターへ。 近くのガイシホールでは矢沢永吉のコンサートがあるようだ。 タオルくらい買っておきたい気がするが,ここは我慢。
講師は横山験也氏。 内容について一つ一つは書かないが, いろいろな意味での「実感」が重視されていたように思う。 最後に紹介した『奇跡のソフトで小学校の算数がスッキリわかる』のソフトにしても, 算数が得意な子は等積変形が何の苦もなく頭の中でできるのだけど, それができない子にはその「実感」がない (特に「数学」教師になる人は,それができないことが理解できないことが多いのではないか)。 それは中学や高校にもつながっているだろう。 たとえば こんな図 を描いて気持ち悪いという「感覚」を持てないことが私にはわからないのだけど, 平気で書いてしまう生徒が実際にいるのだ。
『奇跡の〜』はおみやげに一冊いただいた。 算数のソフトだからそのまま私が授業で使うことはないのだが, 情報の授業で彼らが「実感」を持てるような教材を作るためのヒントが得られるだろう。
昨日は高野寛のライブということで,かみさんと一緒にTOKUZOへ。 2年前のライブで知り合った2人がいたので同席させていただいた。
今回はわりと前の方の席だったので,左手をできるだけ見ていた。 やっぱりそこはそのコードでよかったのね,みたいな。 おや,「ドゥリフター」ってカバーだったのね。 全体的にいい具合に力が抜けてて, 気持ちいい2時間半のステージだった。 途中かみさんが気持ち悪そうにしてたのは, 久々にお酒を飲んだのと, 会場が暑くなってたのと, 「Proteus Boogie」のエフェクトなどの浮遊感が合わさってのものだったようだ。
今回のライブツアーはデビュー25周年ということで,MCで 「ポールマッカートニーが70過ぎてあれだけのステージやってるわけだし, 自分もあと25年やらなきゃ」と話していた。 ライブ後のサイン会で「私達夫婦もあと半年で25周年です」と言ったら 「じゃあお互いあと25年」。 50周年ツアーのときにはまた二人で行くかな。
今日は「TOKIO COVERS」を聴いていた。 この人,ほんとに音楽が好きなんだなあという感じがした。
学年通信の当番だったので,こんな文章を書いてみた。
国立情報学研究所などが開発した人工知能「東ロボくん」が センター試験の模試に臨んだ結果についての報告会が先日行われました。 テレビのニュースなどでも取り上げられたので,その話を耳にした人も多いのではないかと思います。 実際のところ, まだ目標とするレベルには到達していませんが, それでも科目によっては平均点以上の成績, 多くの大学でA判定を取る程度の結果は出したそうです。 コンピュータのプログラムに過ぎない人工知能がこのような結果を出したことについて, どのようなことを考えましたか。
以前はコンピュータを使うにあたっては, コンピュータが扱いやすい形に問題を整理することが必要でした (場合によってはそのためのプログラムを開発します)。 それは人間にしかできないことだと従来は考えられていました ―人間が問題を解決するためにコンピュータを下働きに使うのだ, それが逆転するのはSFの世界の話だ,と。 しかし,人間用に書かれた入試問題を一部の人間よりも良い成績で解くことができる, 人間のための指示を平均的な人間よりもうまくこなせる可能性が既に示されました。 それに, 実際に人間がコンピュータの下働きを(非常に安価な報酬,あるいは無報酬で)する現場 はもう既に存在しています。 たとえばAmazon メカニカルタルク,画像や動画サイトなどのタグ付け,…。
コンピュータは人間よりも安い経費で働くことができます。 このことを言い換えると, コンピュータと同程度(あるいはそれ以下)の仕事しかできない者に 高い賃金が与えられることは今後なくなるということです。 そのような仕事を割り振る先は日本のような人件費の高い国でなくてもいいのですし。
「一を聞いて十を知る」のが人間の頭脳の優れた点です。 一方コンピュータによる人工知能は「一兆を聞いて十を知る」アプローチを採用しています。 暗記ばかりで勉強を乗り切るのは後者のアプローチですが, それでは決してコンピュータに勝つことはできません。 人間は一兆を聞くことができませんから。 さあ,どうやってコンピュータに勝てばいいでしょうか。
期末テストを目の前にしている君たちにしてみれば, 少しでも効率よく勉強したい, 余計なことはしないで済ませたいという気持ちが起きるのは, ある意味しかたないことです。 しかしそのことが「劣化した知識」を貯めこむことになってしまうことを危惧します。 点数をとるための最適化はしばしば劣化を伴い, 悪貨が良貨を駆逐するように, 点数をとる以外には役に立たない知識が蓄積されます。
内田樹は橋本治との対談の中で,十代の若者のコミュニケーションについて
今は,傍で聴いていると,ほんとにストックフレーズが行き交っているだけなんです。出来合いの言葉をひたすらハイスピードでやり取りしてる。語彙もわずかだし。そうでなければ,うちの子もそうでしたけど,沈黙している。 と述べています(ちくま文庫『橋本治と内田樹』から引用)。 十代の感情なんてそんな単純に表現できるものじゃないはずだろうとか, 単純な表現ばかりしていると単純な考えや単純な感情しか持てなくなってしまうとか, 言いたいことはいくつかあるのですがここでは割愛します。 確認テストや定期テストに出される問題には 「ストックフレーズ」で処理できてしまうものも少なくありません。 しかし耳あたりのいい言葉を並べただけの歌詞が時間の消費でしかないように, ツルツルしたストックフレーズは何も生み出しません。 無理やり紡いだザラザラの言葉で沈黙を破ることでしか, 新しい考えは生まれません。 「○○を勉強して何の役に立つんですか」というような質問がありますが, それはわざわざ何の役にも立たないように勉強している者の錯覚からくるものでしかないと考えています。
1964年の東京オリンピックの頃に現れた新幹線やテレビの新技術は社会を変化させました。 2020年の東京オリンピックのときにはどんな変化が起きるのでしょう。 「東ロボくん」は2022年までに東大に合格することを目標にしています。 それが実現されるまでに,少なくとも教育は変わっているはずです。
昨日は某定時制高校での情報の授業を見学させていただいた。 生徒は10人くらいで,よく集中して話を聞き,課題に取り組んでいた。
板書の仕方が違うことに気がついた。 たとえば「圧縮」「伸長」という言葉がでてきたとき, 私だったら重要な単語だからということで 意識することなく 板書してしまうのだが,彼はそうしない。 丁寧な説明を続けながら,具体的なワークに進み,そこで初めてチョークを取る。 それを見て,自分の教え方がテストを前提にしたものになってしまっていることに気付かされた。 重要なキーワードを強調することは,逆にその意味を一問一答程度のものに押し込めることにつながる。 大事なことはそれがあることで何ができるかということなのに。 そんなことを考えさせられた。 もちろん生徒が今まで過ごしてきた環境の違いへの対応とかそんなことでもあるのだけど, 逆にいえばそういう配慮を忘れてきたことを思い出させるものであったということだ。
このブログにつくコメントの8割か9割はspamで,そういったのはrejectしてるのだが, 何語かわからないのがちょこちょこ来るようになった。おお,国際的。
Šis raksts tika uzrakstīts precīzu Tomēr, ja jūs vēlaties, lai varētu apskatīt saistītos rakstus, jūs varat apskatīt informāciju šeit これとか,
Այս հոդվածը գրվել է ճիշտ, բայց եթե ուզում եք տեսնել հարակից հոդվածները կարող եք տվյալներ դիտելու համար これもそうだし,
यदि आप यहां जानकारी देख सकते संबंधित लेख देखना चाहते हैं तो यह लेख, हालांकि सटीक लिखा गया था これもすごい。そういえば最近ロシア語のが来なくなったな。
実はmlterm上のvimに貼り付けようとしたらうまくいかなかったので,kwriteを使った。 mltermじゃなくてkonsoleだったら大丈夫っぽい。