不定期戯言2

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2013/07/01(Mon)

研文書院が廃業

2日ほど前に飛び込んできたニュース。 「大学への数学」(雑誌の方じゃなくて黒い表紙のやつ)の研文書院が8月いっぱいで廃業するとのこと。 私は高校生のときにはお世話になっていない。 東京出版から出てる雑誌の「大学への数学」と河合塾の「名大数学のすべて」で力をつけた。 黒表紙の方は教員になってから勉強のために買った。 数学的な知識のためではなく,教え方のヒントを得るために。

この時期を境に廃業ということは, 新課程に対応するつもりはないということなのだろう。 スラッシュドットの ストーリ へのコメントで,そのことに言及してる人は現時点ではいないようだ。

2013/06/30(Sun)

日本情報科教育学会第6回全国大会2日目

データベースとか,モデル化とシミュレーションについて面白い発表があったな。 シミュレーションはゲームをやってみるというもの。 イスカンダルのトーフ屋さんを思い出した。 やっぱりこういう題材でないと意味がない。 モンテカルロ法で円周率の近似値を,ってやつが教科書にも載ってたりするけど, あれはむしろ有害なんじゃないかと思っている(ビュッフォンの針や モンティホールジレンマの検証ならいいんだけど)。

データベースは設計の部分だけを紙の上でやるというもの。 正規化の説明をしたあとだと, 何人かはうまいテーブル設計をするらしい。 もちろんいい設計ができるようになるためには, 巨大な1枚テーブルを作って不便な思いをしないとそのメリットがわからないのだから, 理想通りのものができることは期待してはいけないだろう。 2,3枚にでも分割できれば上等じゃないかな。

最後はパネルディスカッション。 正直にいえばぐだぐたになってしまった。 情報教育一般に求められることと, 高校の教科「情報」に求められることの切り分けがうまくできていなかったということはある。 しかし,どんなカリキュラムを作っても,現場の教員は「もっと○○が必要だ」と考えて 独自実践をやってしまうんだよな。 だから全国の高校で共通の内容の授業をやってる様子なんて想像できない。 「ぐだぐだ」と書いたが,それは我々の立ち位置のぐだぐださを確認するということだったのだろう。

2013/06/29(Sat)

日本情報科教育学会第6回全国大会

というわけで東海大学高輪キャンパスへ。 午前中はふらふらと研究発表を聞いて,ちょこちょこ質問してみたり。 このあたりの内容は帰ってからまとめるとして, 午後の講演も含めて少し勇気が出た気がする。 自分がやっていることはきっと必要なことなんだ,と。

今日の予定は確定してなかったので, 私にしては珍しく懇親会を申し込まなかった。 品川とか五反田とかこのあたりは全然今まで歩いたことがなかったので, 少しふらふらしてみることにする。

2013/06/28(Fri)

発想力ワークショップ

情報処理学会から案内があった「発想力ワークショップ」に行ってみた。 講師は國藤進氏。 冒頭の講演では川喜田二郎氏の移動大学の話も出てきて, こないだ『創造性とは何か』を読んであってよかったな,とか思ったり。 三浦元喜先生の話も出てきたのでびっくりした。

後半のワークショップはブレインストーミング, ブレインライティングからKJ法の最初のステップまで。 ブレインライティングや635法は知識としては知っていても 自分でやったことはなかった(一人じゃできないし)。 ノルマに追い立てられて書いていくと, 頭を使ってるとき特有の反応が起きていることを肉体的に感じる。 KJ法については, 今まで自分がやってきたやり方が, 少なくとも大きく間違ってはいないのだろうという感触を得た。

2013/06/27(Thu)

spam対策

blosxomのfeedbackでコメント欄をつけているわけだが, 偽ブランド業者からのspamがしつこい。 akismetを使ってみたいのだが,さくらのライトでは勝手にモジュール入れられない 可能性があっていまいち。 そんなわけで,spamにありがちなパターンを手打ちでspam判定に加えてみた。 これで漏れるのもいくつかあるけど,半分以上は落とせるはず。

別のWordPressで管理してるブログにもコメントspamがしつこく来るようになった。 これこそakismet使いたいところなんだけど, なぜかキーを入力できない…。

2013/06/26(Wed)

ブログ用スクリプト

職場ではWordPressでブログを用意しているのだが, やはりログインして書くのはめんどくさい。 そこで,XML::RPCを使ってオフラインで書いたのをアップロードできるように スクリプトを書いてみた。 これで少しは職場ブログも更新頻度が上がるかな。

だいたいこんなコード。ぐぐるとPHPのコードは見つかるんだけど, Perlのがなかなか見つからなかった。

use RPC::XML; use RPC::XML::Client; my ($host,$user,$pass,$blogid,$client); sub register_bloginfo($$$) { local ($url,$userid,$password) = @_; $host = $url;

get_blogid(); } sub get_blogid() {

foreach $v (@$result) { while(($a,$b) = each %$v) {

} } return $blogid; } sub post($$$$$$$$$$) { # category と tag は配列のリファレンス local ($title,$content,$year,$month,$day,$hour,$min,$sec,$category,$tag) = @_; die "No blogid" if $blogid < 1;

sprintf("%04d%02d%02dT%02d:%02d:%02d", $year,$month,$day,$hour,$min,$sec));

'wp.newPost',

post_title => $title, post_content => $content, post_date_gmt => $date,

category => $categories, post_tag => $tags ) ) );

return 1; } 1;

2013/06/25(Tue)

書類仕事

昨日から書類仕事やら片づけものやらに追われていた。 油断するとすぐ紙に埋もれてしまう。 どうにも苦手だ。 全部スキャンしてしまえばすっきりするのだろうけど, そこまで思い切ることは難しいし, 紙としてぺらぺらめくれるメリットは失いたくない。 インデックス的なものは日誌でなんとかできるのだけどなあ。

2013/06/24(Mon)

Wordでお仕事

Wordで原稿を書き上げた。 数式混じりなのでとても面倒だった。 本当はもっと楽なやり方があるんだろうけど, たまのことだと思うと覚えていられるような気がしない。 実際のところ,ちょっとしたコツを思い出せばそんなに悪いものでもない。 でもなぁ,自分の思うベストじゃないと思っちゃうとつい…。 いまだにEmacsに手を出せないのもそういうことなんだろうなあ。 たぶん楽器と同じように,慣れてしまえば道具に合わせて手が動くようになるんだろうけど (マンドリンとギターを持ち替えても混乱しないし), そうなるまでのストレスに耐えられるかというと辛い。 楽器だったら持ち替えないと望む音が出せないけど, エディタだったら今までの環境で一通りのことはできちゃうから, 我慢して慣れない環境でとどまる意味があるのか疑問に思ってしまいそう。

2013/06/23(Sun)

なぜ掛け算を先にするのか

知恵袋でよくみかける質問。回答の一つは「そう決めたから」ではあるが, そう答えると「どうしてそう決めたかが知りたいのだ」と返ってくる。 だったら最初からそう質問しろ。

実際,自分が何をわかっていないのか,何を知りたいのかわからないまま, そこら辺にころがってるよくある文言をコピペすることで「質問」をした気になる者がそれなりの人数いる。 自分が何を知れば満足するかがわかっていないのだろう。 そういう者の質問は,単に不満を訴えているにすぎない。 だからそのまま真正面に答えても満足はしない。

2013/06/22(Sat)

アセンブラ短歌

今日は試合の引率だったのだが, 早く終わったのでOpen Source Conference Nagoyaに顔を出した。 といっても,展示はほぼ終わりだったので,あちこち回って挨拶をしただけだが。

せっかくなので最後のLTを聞いていた。 その中ですごいネタがでてきた。 アセンブラ短歌。 5・7・5・7・7(バイト)で意味のあるプログラムを作るのだという。 実例やら,どのアーキテクチャが向いているという情報やら, そんな話を聞いて笑い転げてしまった。

IRCでその話をしたら,別のところでの発表動画があって, そこではQuineが最もやりやすいのはアセンブラだ(単にダンプすればいい)とも言っていた。