不定期戯言2

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2010/10/22(Fri)

Calendarプラグインに心動く

昨日 あんな風に 書いたのだが,JavaScriptなしでいけた方がいいだろうとも思うのでCalendarプラグインをいじる。 メッセージの日本語化についてはメッセージカタログがあるので,目につくところだけ翻訳。 あとは土曜日をweekendでなくしたり,イベント入力時に時刻が入ってるのが邪魔なので消したり, 関連リンクがあるときとないときの区別をしたり, タイトルの30文字制限が30バイトになってるっぽいのを直したり(同僚の指摘による。 preg_matchにu修飾子をつけておいた)。 日本語対応に難があると思っていたのは,実はデータベースのデフォルト文字コードがUTF8でなかったせいだと判明, ダンプとってデータベース作り直して何とかなった。 カテゴリで色分けできることとかがさりげなくありがたかったりする。

2010/10/20(Wed)

行事予定表

職場のWebサイト(WordPressで作成)に行事予定表を載せてほしいという要望があるらしい。 そんなわけでさっそくプラグインを探す。 VMware上でいくつか試してみた。というか試してみないとわからないことが多すぎ。 たとえば直近の予定をいくつか表示するタイプのものは目的に合わない (保護者は先の予定とか見たくてそういう要望を出しているのだから)。 ウィジットに表示するやつも表示が小さいのでだめ, というか自作テーマがウィジット対応していない。 そんなわけでずいぶん試しては消し試しては消しを繰り返して,結局 Events Calendar がいいかなというのが今の感想。 よく似た名前の Event Calendar 3 はカレンダーにマウスを当ててやらないとその日の予定が表示されないのでいまいち。 Calendar もすっきりしてていいんだけど,日本語対応に難がある感じ。 Events CalendarでもJavaScriptをoffにしてると何も表示されないのはつらいが。

再編集のときに「イベント名」「場所」欄が文字化けするのが気になるが, これは ec_management.class.phpの450行あたりにある htmlentities サポートページに htmlspecialcharsの第3引数に’UTF-8’を指定すべし という話が掲載されていたのを思い出したことで気づいた) とりあえずWordPressのフォーラムにデタラメ英語で報告しておく。

2010/10/17(Sun)

情報処理技術者試験

春の試験の直後 「秋になったら本気出す」「だったら俺は秋になったら願書出す」「申し込みの締切りは夏だぞ」「orz」 という やりとり があったおかげで今回は受験の申し込みができた(願書じゃなくてネット申し込みだったが)。 橋本大臣のときに二種をとったあとはずっとご無沙汰だったということで,応用情報技術者を受験。 3日くらいは勉強したんだから少しくらいはなんとかなるだろう,ということで当日。 2時間半って案外短くて,フルに解き直して見直したら少し余るくらい。

帰って午前の分だけ自己採点。68/80だからだいたい大丈夫かな。 問題は午後だ。「35字でまとめよ」とか想定してなかったので,字数制限に苦労した。 解答欄は全部埋めたので,しばらくは忘れていよう。

2010/10/16(Sat)

ジョーシン2010秋

ということで金城学院大学へ。 講演がいくつかあって,話はパネルディスカッションに集約していったように思う。 たとえば「情報B」と「情報C」のアンバランスが「情報の科学」と「社会と情報」に引き継がれるかという話。 ある程度は傾向を引き継ぐことは予想に難くないが,偏りが拡大されはしないだろうか。 「『情報B』や『情報の科学』は難しくて教えられない」と敬遠する教員もいるようだが, だったら「情報C」や「社会と情報」は易しいとでもいうのだろうか (元教科が理科や数学だという教員が情報科には多いはずなのに)。 それはそれとして「情報B」や「情報の科学」について「これだけやれば形になる」というものがあると いいという話もあった。 多くの大学が入試で取り上げれば標準が収斂していくのかもしれないけど(もちろん功罪両面ある), それを待つのは現実的でない。

生徒のスキルは果たして向上しているのか,という問題提起は興味深い。 ほうっておくとWebを見たりYoutubeを観たり… ケータイも含めて受け手(あるいはtwitterやメールなどの短文作成) としての能力は高いのだけど, まとまったものを作り出す方向には向かわないということだろうか。 コンピュータ方面に寄っていえば hackableという楽しさ というようなことも大切なんだけど, 最終的には梅棹氏のいう「情報科」ができないとどうしようもないんじゃないかなあと思う。

懇親会は全体が見える人数でいい感じだった。 長谷川先生が片付けをしていたので,不肖ながら乾杯の挨拶をさせていただいた。 後から思えばいろいろお礼を述べたりとか形を整えるべきだったのだと思うけど, 唐突に指名されて心の準備がなかったので容赦いただきたい。 そのあとはわいわいと。 何人かを uiro.org に勧誘したりもした。

今回メモのマインドマップを カラー筆ペン で書いてみた。いや,楽だわ。 マインドマップには「枝の力」というのがあると思っているのだが,筆ペンだとそれが労なく描ける。 もちろん「セントラルイメージの力」も重要なのでそれはそれで鍛えなきゃいかんのだが。

2010/10/14(Thu)

お買い物

Ko’s style「筆ペンでマインドマップをかくメリット」 という記事に影響されて, 美阜屋 に行って ZIG CLEAN COLOR Real Brush/6VA を買ってみた。 同じ呉竹の筆日和という製品もあったのだけど,こちらの方が筆が柔らかくて太さが自由っぽかったので。 喫茶店に入って小さいマップを描いてみると…いいわ,これ。 塗りつぶさなくても自然な枝が描ける。 考えてから書くまでの間に余計な作業を入れたくないので,これは助かる。 ブランチ用のペンはこれだけあれば十分な気がする。

それはそうと, この製品を買おうと思ってる人はぜひ,上記ブログの記事を読んでから美阜屋さんに行ってください。

栄に出たついでに東急ハンズに寄ってみた。 こちらの記事 で見たバッグハンガーでいいのがないか探してみたかったのだ。 さて,耐荷重が気になるからということで自分のいつものカバンを測ってみると…9kg。 店頭にあるやつは2kg〜5kgのものばかりだったのですごすごと帰宅。 結局アマゾンで耐荷重15kgのやつを注文した。

2010/10/09(Sat)

教員免許更新と本籍地

職場内で話題にしたらだいぶ反応があったのでこちらにも書いておく。 教員免許の更新手続きでは所有する免許について,免許状番号・授与年月日・授与権者・当時の氏名・ 当時の本籍地を記入しなくてはいけない。そして氏名や本籍地が変わった場合には,

申請時の「氏名」又は「本籍地」への変更が確認できる戸籍抄本を添付してください とあるのだが,これが問題。免許取得時と今で本籍地が変わっているケースはよくある。 多くの場合免許は大学卒業時に取得し,たいていはその時点では親の戸籍が本籍。 その後結婚すれば当然戸籍は新しくなり,それによって本籍地が変わることもある。 で,何が問題かというと,戸籍抄本では一つ前にしか遡れないので, 私のように三重県で免許をとって結婚して名古屋市北区に戸籍を作り,その後引っ越して 本籍地を移した場合には,戸籍抄本では「三重県の戸籍からの異動」がわからないということだ。 しょうがないから北区役所で除籍抄本をとったのだが…高いのよね (名古屋市では戸籍抄本は450円だが除籍抄本は750円), それに該当区役所に行かないといけないし(名古屋市では戸籍抄本ならどこの区役所でもとれる)。 しかしこれと現在の戸籍抄本があれば全部つながるので文句は出ないだろう。

ただ,戸籍抄本には「従前戸籍」の欄があって,そこには結婚前の戸籍(親の戸籍)が記載されている。 その記述で証明になるのなら,わざわざ除籍抄本まで取らなくても済むのだが, それで済むかどうかは教育委員会に聞かないとわからない。

もちろんそれ以外の理由で戸籍が動いていて(大学卒業から結婚までの間に親の本籍が動いたりとか) 従前戸籍では間に合わないケースもある。

2010/10/06(Wed)

hackable

「コンピュータ入門」 にでてきた「ハッカブル」という単語に思わず手を打った。 ハッカブルであるという自由。 それが楽しくてプログラムを作るんだな。

2010/10/01(Fri)

私は英語が苦手だった

中学・高校時代,英語は得意教科だった。 学校の試験の成績は良かったし, 模試などでも得点源と考えていた。 しかし仕事で英文を読むようになってつくづく思う…俺って英語読めないなあ。

そう思って振り返ってみると,実は中学や高校の頃って英語読めなくても「試験」では点が取れるのね。 というのは,長文で使われる文章はたいてい何の話かがわかれば中身の想像がつくものばかりだったからだ。 だから「わからないことを英語で読んでわかる」必要がなかった。

試験はそれでよかったのだけど,仕事で読むのはわからないことを読む(わかってることだったら わざわざ読む必要がない)のだから,そこでボロが出たということだ。

…というようなことを, 考えるのが好きだった というブログの 読み取りが先か背景知識が先か という記事へのコメントに書いたので, こちらにも同じことを書いておく。

学校の広報と宣伝は違う

友人から i-learn.jp「学校広報ガイド」 なる文書を紹介された。 これはいい。 冒頭で「公立だから宣伝は必要ないのでは」というQに対するAとして 「『広報』と『宣伝』は違う」と説明している。 逆に,私立だって宣伝でない広報は必要であるというも言えるだろう。 たしかに本校でも渉外や入試広報活動はやっているし, そういった情報をWebに出したりもしているけど, 今までに回してきたスケジュールを回してそれに新しいものを追加する,という考えでなく, 広報で何が求められるかという根本から考え直すといいんじゃないか (広報するべきことは入試関係だけじゃないのだし)。 …ということで,職場内で紹介してみる。

2010/09/28(Tue)

数は生きている

小学生のときに読んだ本なのだけど,ふと読みたくなってアマゾンで中古を買った。 『数は生きている』(銀林浩・榊忠男著,岩波科学の本)。 あらためて読んでみるとすごい本だ。本気が伝わってくる。 書かれていることのうち,当時は理解できてなかった内容も多いのだけど, いくつかの内容はそれ以来頭に残っている。 コラッツの予想もこの本で知ったし, 「論点先取の誤り」という言葉や虚数という考え方があることも知った。 そういう先取り的な話ばかりでなく,考え方にも大きい影響を与えてくれた。 たとえば前半の目玉の一つである「分数の割り算はなぜひっくり返してかけるのか」の説明を読んで, こんな風に順を追って説明されたら納得せざるを得ないものなのだということだとか。 この本は今の私を作った本の中の一冊なのだと,はっきりわかる。

こんなことも書いてあったのだけど,これは覚えてなかった:

自然数に0を含めない考え方がある(というか数学者ではそっちが普通) 矛盾した体系からは何でも証明できる