不定期戯言

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2007.10.21 (Sun)

最高学府はバカだらけ

・「最高学府はバカだらけ」(石渡嶺司著,光文社新書,ISBN 978-4-334-03419-1)。帯のマンガで学生に「つーか,教授,レポートの答え,ネットにないっスよ」と言わせているのがおもしろくて気になっていたのだが,オブジェクト脳@kcgでも話題になっていたので読んでみなきゃいかんなと。前半に書かれているいろんなことがダメダメだという話はまあいいとして(あんまり目新しい話はないし),気になったのは最後にかかれている「化学反応(在学中に学生が急成長する)」だ。かなり前に金沢工大で学生の面倒を細かく見ている話を聞いて,そのときは「なんでもういい年になった大学生の面倒をそこまでみてやらなきゃいかんのだ」と思ったのだが,今はそれが必要な状況があることを認めなくてはいけないのだと。そしてそれは,あきらめていない意志の表現なのだろう。

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