ネトラン新創刊に寄せて
張碁聖が名人に返り咲いた最終局に感動しつつ,辛辣インターフェース評議会の「ネトラン新創刊に寄せて」を読んだ。かなりの部分で賛成だ。著者は少し自信なさげに,でも敢えてモラルの欠如よりも,無知の方が問題である
と言っている。無菌室で育ったかのような行儀の良いインターネッター
でいることはおもしろさを知らないだけでなく,本人は安全なところを歩いているつもりになってしまう分だけ余計に危険である。パソコンとインターネットでできること,汚い部分があることも含めてその可能性を知ることこそが重要であるというのだ。高校の教科「情報」にも,きっと何かできることがあると思う。
いつだったか,誰かの文章を「身も蓋もなさすぎてすごい」と評したことがあったのだが,インターネットというもの(って何?)は身も蓋もなく身も蓋もないものだと思う。いろんなだらしなさも含めて。
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