三色ボールペンで読む日本語
ようやく「三色ボールペンで読む日本語」(齋藤孝著,角川書店,ISBN 4-04-378601-8)を見つけたのでさっそく読んだ。もちろんボールペンを片手にである。三色ボールペンの使い方は同著者の「原稿用紙10枚を書く力」に触れられていたのでそれ以来ちょくちょくやっているのだが,やはり言い出しっぺのやり方はきちんと知っておくべきだと思っていたのだ(ブザンの方法からはずれた「マインドマップ」の解説が非常に多いことに閉口していることも,そう思わせる一因であった)。
やはりこの本は読むべきであったと思う。自分の線の引き方は今までかなり「ひねくれた」ものであったことを自覚できた。そのひねくれた部分を緑線でカバーしておけば,正直な気持ちで青や赤の線がひけるということだ。そう考えるとずいぶん楽になった。
あとがきで,著者自身も最初は4色ボールペンを使っていたと言っている。やっぱり赤青緑の三色って一般的じゃないよね。
追記:さっき「〜書く力」を見直したら,線の引き方を誤解していた理由がわかった。この本には後で引用できる部分など重要な部分は赤,次いでまあまあ重要な部分を青
とあるのだが,これでは青の気軽さとか赤の重みがわからない。また,主観(緑)・客観(赤青)という点についても述べられてない。
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