シンキングツール
黒上晴夫先生(関西大学)のサイトで公開されているシンキングツールの解説本が話題になっている。「考えることと制約条件」の項に書かれている内容は,こういったツールを常用する者の実感だ。「自由に考える」というのはお題目としてはとても美しいが,実はとても難しいことなのだから。何もない平原に放り出されて途方にくれて時間を無駄にするよりも,用意されたコースという「制約」に沿って動くことで「考え癖」をつけるのがいい。
氏のサイトを久しぶりにみて,NHKの番組「テストの花道」の監修をされているということを知った。よくシンキングツールが取り上げられていて,スタッフがよく勉強しているのだろうなあと思っていたのだが,バックに黒上先生がいるのなら至極当然のことだ。
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