一人ブレスト
生徒に一人ブレストをさせる方法について,風呂に浸かりながら考えていた。この時間自体が一人ブレストみたいなものなんだけど(『人民は弱し,官吏は強し』に描かれていた星一の自分内会議もこんな感じか),記録するものがないとどんどん消えていっちゃうんだよなあ。そんなことを考えつつPCの前に座ると,やまもとさをんさんのブログにアイデア出しについての連続ツイートまとめが。twitterに書くのはひとりごとなんだけど,まったくのひとりごととは違うというのは同感。その点では情報カードに書くのとはやはり違うのかもしれないな。生徒にはどちらがハードル低いんだろう。twitterをそのまま使うわけにはいかないから,何かの環境を用意しようか…moodleだとフォーラムがいいのか,チャットがいいのか…そんなことをつらつら考えている。
連続ツイートの最後,採用されなかったアイデアはムダではなく,採用されたアイデアが出るために必要だった踏み台
というのは生徒にも伝えたいな。
そういえば知恵袋に「積分の,置換積分や部分積分のパターンを教えてほしい」というのがあって,私は「数こなした方が早い」と回答した。「踏み台」を自分で作らないと自力で高いところに手が伸ばせないからだ。積分の計算はよく似た式であっても同じ方法ではうまくいかないということが多々あって,その「失敗」を自分でやっておかないと,それを避ける力がつかない。うまくいく道だけ歩いてたら気持ちはいいかもしれないけど,新しい道を歩く力にはならないよ,と。
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