不定期戯言

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2014.02.16 (Sun)

片っ端からやってみる

・「三角関数って公式がたくさんあって,どれを使っていいのかわからない」なんてセリフをよく聞くけど,でも実は公式なんてそんなに多くない。というか,試してられないほどたくさんの公式なんて覚えきれるもんじゃない。整理すればだいたい数個のグループに収まってしまう。だから片っ端から使えそうなものを試してみればたいていはなんとかなるものなのだが,冒頭のセリフをいう人はつまりそれをやる「気」がないということなのだろう。

・数学が「できる」人はこの「片っ端からやってみる」を意識せずにやっているのだと思う。それを繰り返した結果,枝刈りが速く済むようになったのではないかな(私自身はそうだ)。プログラミングでも「片っ端から」は結構やってる気がするなあ。

コメント(3)

偽わかむ wrote at 2014-02-17 04:41:

高校・大学での参考書類を全て燃えるゴミとして廃棄してしまいました.
今公式なんて殆ど憶えていません.(必要とする機会も無いけど?)
片っ端からやるなんて,言うほど簡単じゃないのでは?(時間がかかる)
でも捨てなきゃ,もっとゴミ屋敷化が進んでいたのかも?
君,今更勉強なんてしないよねえ・・・と掃除ヘルパーとして来てくれた
旧友に言われて「うん」と言ったのは正しかったのだろうか?

わたやん wrote at 2014-02-17 10:22:

確かに時間や手間はかかります。でも,本来それしか手がないと思うんですよ。しょせん高校までで習う公式なんて数にしても知れてますから(無数にあるような錯覚は,完全に思い出せない→いくらでもある,という誤解だと考えています)。攻略本通りにゲームを進めれば,厄介な脇道で時間をつぶすこともなくて短時間でクリアできるのだけど,攻略本なんかない問題の方が現実世界には多いですし。

tss wrote at 2014-02-19 23:15:

「やってみる」気がなくて「わからない」と言っている学生はよくみかけますね。解法が見通せない自分は頭が悪いと思い込んでしまっているようです。そうそう天才はいませんよねぇ。やってみなきゃ人生もったいないですよね。

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