日本情報科教育学会第2回研究会
午前中はずっと仕事がつまっていて,それをどうにか片付けて大阪に向かう。お昼はホームできしめんでも食べようと思っていたのだけど,混んでいて無理だった。
少し迷って到着したので,まともに聞けたのは最後のセッションだけ。田崎氏の発表にあった「A 知識の伝達/収集」「B 思考」「C 学習成果の表現」「D フィードバック/発展への支援」のバランスということで自分の授業を振り返ると,明らかに偏りがあるな,と思った。
勝田氏のビッグデータ分析については,生徒が勝手にいろいろな視点を見つけてくることが面白いと思った。アンケートと個人のひもづけに関して質問したかったのだけど時間切れ。隣に共同研究者の稲川氏がいたのでちらっと聞いてみたら,データを人ごとに集約した後はひもづけをはずしているとのこと。「この回答が,誰のものかわかった状態で担任や部活顧問に伝わったらどう思う?」って考えさせると面白いかなと思って,そのようなアプローチをしているか尋ねたかったのだが。
鹿野氏,五月女氏はどちらもApp Inventorを用いた実践。これをストレス無く使うにはそれなりの性能が要求されると思うんだが…。それはそれとして,具体的なモノにつながってるプログラミングは楽しいだろうと想像する。五月女氏は「自宅でもインストールしてみた」という学生が28.3%であることを少ないと感じていたようだが,私の感覚ではすごく多いように思われる。二人とも参考文献に塚田翔也氏の『30分でつくれるAndroidアプリ』をあげていたというのがおもしろい。
懇親会を終えて,帰りの電車では江島氏とずっと話し込んでいた。関係ないことも含めて。
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